育児は長距離走!無理なルールは作らず、楽しく自由に【たまひよ みんなの妊娠・育児レポ#1】
ひとりのママの妊娠や育児の軌跡をたどるこの企画。今回は8カ月のお子さんを育てる「たまひよ grammer」のChieさん(@chain.shop_chie)の、妊娠から育児のようすを少し覗かせてもらいましょう。
レポートしてくれたのは……
Chieさん(29歳) 夫と8ヶ月の息子の3人暮らしのジュエリーデザイナー(現在育休中)。
―妊娠発覚―
2018年8月 妊娠発覚
「『来てくれたらいいなぁ』と思って環境を整えていた矢先に発覚! とっても嬉しくて即主人に電話しました」
―妊娠中の悩み―
「妊娠初期のホルモンバランスの乱れです。
第一子なので、はじめてのことだらけで、楽しみな気持ちと不安な気持ちが交差しまくりの毎日でした。ホルモンバランスの乱れのせいとはわかってはいるものの、自分の感情が上手くコントロールできないストレスは相当なもので、まるで思春期のようでした」
36週目のおなか
―安定期に突入―
「安定期に入ってからは体調も、精神面も落ち着いて穏やかな日々をすごしていました。
妊娠後期は座骨神経痛になってしまい身体的なダメージはありましたが、胎動を感じたり、日に日に大きくなるおなかが愛おしくて、赤ちゃんに話しかけるのも習慣化していました。習慣化しすぎて、産んだあともおなかに手を当てて話しかけてしまうこともありました」
―妊娠中にやってよかったこと・買ってよかったモノー
・スタイ作り……「産まれてからはなかなか縫い物をする時間がとれなかったので、妊娠中に作っておいてよかったです。自分で作ったスタイを我が子が着けている姿を見ると愛おしさ倍増です!」
手作りスタイ
・ジェリーキャットのモンキー人形……「産まれてくる赤ちゃんのためのファーストトイとしてお迎えしました。夫が猿顔なので、パパ似の男の子が産まれてくるとかなぁと思いモンキーをチョイスしました。
おなかにいる時から一緒に撮影していたので、産まれてからも今も大きさ比較できて良い記念になります。触り心地が良いからか息子も気に入ってくれて、入眠アイテムとしても活躍しています」
ジェリーキャットのぬいぐるみ
―出産―
2018年8月
「毎日あと◯日で会えるよ、と話しかけていたのを聞いてくれていたのか、予定日ぴったりに産まれてきてくれました。陣痛と出産への恐怖はありましたが『赤ちゃんに会うためには頑張るのみ!』と前向きに挑むことができました。心身ともに妊娠期間中だけでも大分強くなれた気がします。10月10日は赤ちゃんがくれた親になるための準備時間だったのだなぁと思います」
―わが子との対面―
「陣痛が来てから約20時間耐えてのご対面。産まれた瞬間は今までにない達成感と幸福感に満たされました。初めて顔を見た時は、立ち会ってくれていた主人と『かわいい〜!』と涙しました。元気に産まれてきてくれてありがとう!」
ぬいぐるみと一緒にスヤスヤ
―初めての離乳食・おすわり・はいはい―
離乳食:5ヶ月ごろ開始(現在は2回食)
おすわり:7ヶ月ごろ
はいはい:8ヶ月ごろ
はじめての離乳食
―わが子の成長をみて感じること―
「できることもどんどん増えて、好きなものもコロコロ変わって、表情もますます豊かになって、成長スピードに驚く毎日です」
―育児中やってよかったこと・買ってよかったモノ―
・育児系アプリ……「誕生日を入力すると成長にあった育児情報が届いてとても参考になります。ママたちの出会いの場にもなりますし、悩みを垣間見ることで一人じゃないしみんな頑張ってるんだ!と精神的に支えになります」
・こどもちゃれんじベビー ……「毎月月齢にあったおもちゃと育児書が届いてとても便利です。ちゃれんじのおもちゃは毎回食い付きが良くて息子も大好きです」
・積極的なお出かけ……「気分転換を兼ねて1ヶ月健診を終えてからは積極的にお出かけするようにしていました」
8ヶ月の記念フォト
―お気に入りのおもちゃ―
現在8ヶ月
・バナナの歯固め……「下の歯が二本生えてきました。歯茎がむず痒いのか歯固めが大好きです」
・手押しぐるま……「ばあばサンタから届いたカラフルなしかけがたくさん付いている手押しぐるま。お座りが安定してきて座ったまま遊ぶようになりました。指先も器用に使えるようになって、楽しそうに遊んでいます」
手押しぐるまで遊ぶ姿
・はらぺこあおむしの絵本……「カラフルな世界観に釘付け!最初は絵を触ったり口に入れようとしたりしてましたが、最近はページも自分でめくろうとするようになりました!」
―今後の育児について―
「“育児は長距離走!無理なルールは作らずに、楽しく、自由に” をテーマにしています。SNSでキラキラママたちを見ていると得るものも多いですが、そのぶん眩しすぎて負担になることも多々あります。
得意不得意はそれぞれなので、『子どものために良さそう!』と思っても自分自身が大変と感じることはしません。笑顔でゆとりを持って接することが、子どもの笑顔に一番繋がる気がします。そして、わが子の笑顔ほどのご褒美と癒しはありません(^^)」
Chieさん、素敵なレポートをありがとうございました! はじめての出産や育児は不安なことや大変なこともたくさんありますが、Chieさんからのポジティブで前向きなメッセージに勇気をもらえました。たしかに「子どものために…」とずーっとママの目線でいるのは疲れてしまいますよね。マラソンのように呼吸を整えながら地面をしっかりと踏みしめる。自分を知って自分の気持ちと上手に向き合うことは、とても重要なことなのかもしれません。
(取材・清川優美)