上の子の反応は?エコー写真で振り返る第2子妊娠出産体験
4歳長男、2歳長女、夫と4人暮らし。現在30歳で3人目を妊娠中のライターsakuraです。2人目の妊娠は27歳の時、当時はフルタイム勤務をしていました。2歳差を希望して妊活を始め数ヶ月が経過した頃、待望の第2子妊娠となりました。長男は1歳半を過ぎ、たくさん言葉が出始めた頃です。赤ちゃんは男の子だろうか、女の子だろうか、長男は赤ちゃんの存在を受け入れてくれるだろうか、楽しみと不安が入り混じった気持ちで過ごした日々を、エコー写真のアルバムを見ながら振り返ります。
<妊娠初期> つわりで体重3kg減! 前途多難な妊婦生活
第5週 子宮内に胎嚢と卵黄嚢を確認
2人目の妊活を始めて数ヶ月経過した頃、なんとなく体調に違和感があり、直感で妊娠検査薬を試してみると、結果は陽性反応! 妊娠5週を過ぎた頃にドキドキしながら産婦人科を受診し、「赤ちゃんの袋が見えますね、おめでとうございます」と画面にパッと胎嚢と卵黄嚢が映りました。とても小さな袋に、赤ちゃんが頑張って生きようとする力が感じられ、目には自然と涙が浮かびました。
第10週 悩ましいつわりのお供は梅干しのおにぎり
まだほんの3cmですが、頭と体、小さな手足が確認できるほどに成長して予定日が確定しました。初診の数日後から、長男の時と同じく空腹時に吐き気をもよおす食べづわりが始まりました。しかし今回食べられるものが極端に少なく、妊娠前より3kg体重が減ってしまいました。試行錯誤している間、徐々につわりが落ち着きましたが、いつまで続くか分からない不安な日々がとてもつらかったです。
<妊娠中期> エコーで会えるのが楽しみな日々
第16週 安定期に入り、ポコポコと感じ始めた胎動
中期から健診は4週に1回となり、少しずつお腹は膨らみ経腹エコーに変わります。時折お腹の中でポコポコと空気が動くような感覚を感じ、胎動だと気付きました。胎動を感じるとお腹に赤ちゃんがいるという実感が強くなります。長男にエコー写真を見せて「お腹の中に赤ちゃんがいるよ」と話すと、写真とお腹を交互に見ながら不思議そうな顔をするのでした。
第24週 気になる性別は?
左は頭部でこちらを向いて、右には体が写っています。6ヶ月目に入り、気になってくるのは赤ちゃんの性別です。男女どちらでも、元気に生まれてくれるのが一番なのですが、夫婦としては早めに名前を考え始めたい…。「性別が分かれば教えてほしい」と伝えていました。この時のエコーで先生は、「女の子のようですね」と教えてくれました。兄妹で仲良く遊んでくれるといいなと想像しながら一層楽しみになってきます。
第26週 4Dエコーで顔が見えた
推定849gまで大きくなり、毎日グニグニ、ピクピクと動いている赤ちゃん。4Dエコーで初めて顔を見せてくれました。エコーでハッキリと見せてくれた顔は、どうやら長男とはまた違っていて驚きます。2歳の誕生日が近い長男は「あかちゃんしゃしん」と嬉しそうに大事そうにずっと胸に抱えていました。
<妊娠後期> 3人家族の時間を大事にしながら、赤ちゃんを迎える準備を
第32週 名前を考えよう
妊娠後期に入り、エコー写真に収まりきらないほどに成長すると、胎動はお腹を蹴破りそうなほど強くなり、腰痛・むくみ・骨盤の痛みと、マイナートラブルが多くなってきました。特に困ったのが就寝中のこむら返りで、お腹が大きいので足に手を伸ばすのが困難です。夜中に泣き叫んでは夫に助けを求めていました。この頃名付けの候補を決定し、お風呂では長男と一緒に「〇〇ちゃん」と声をかけていました。長男にも発音しやすい愛称にしよう、と考えながら決めた名前です。
第36週 いよいよ臨月、長男とのお出かけを積極的に
4Dエコーではとても気持ちよさそうに寝ているところが見られました。陣痛が始まった時の対応など助産師さんから指導を受け、可能であれば夫と長男の立ち会いで出産したいと伝えました。不安はありましたが、幸いにも早産の兆候は無く、2歳の誕生日を迎えまだまだ甘えたい盛りの長男と積極的にお出かけして、3人家族での思い出作りに励むことができました。
39週のある日、深夜2時にパン!と破水し即入院。5時半頃に体重2956g身長50cmの女の子が誕生しました。夫とともに出産に立ち会った長男は、母が痛みで叫んでいたことを怖がる様子もなく「○○ちゃん、出てきたね!」と嬉しそうに伝えてくれます。この瞬間の喜びは忘れられません。すぐに2歳差育児の大変さという洗礼を受けるわけですが…。過ぎてみればあっという間の妊娠期間、できればもう一度と思ってしまう不思議な力があるように感じます。
[sakura * プロフィール]
4歳長男と2歳長女と夫の4人暮らし。30歳で第三子を妊娠中です。それぞれ主張の強い兄妹育児は毎日がドタバタ、どんな日も就寝前には「大好きだよ、生まれてきてくれてありがとう」の言葉を伝えるようにしています。
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。