庭にエミューがいた、結婚式を1日間違えたetc. 自分史上でとんでも珍事件

口コミサイト「ウィメンズパーク」に「珍事件の体験はありますか?」という声が届きました。本当の珍事件から勘違い事件まで、そしてトイレにまつわるエピソードが意外にも多く集まりました。
こんなことってある!? 頭がまっ白になった珍事件
「庭に出たらエミューがいました。
ポカーンとして、とりあえず室内に戻り警察に電話。
『ダチョウみたいな鳥が庭にいるんですが』と、言ったら信じてもらえました。
私の幻覚ではなく、近所の動物園からの脱走でした。
すぐパトカーがきて、黒山の人だかりができました」
「エミューで思い出しました。
私の時は庭にクジャクがいました。そしてめっちゃ羽を広げたんです。
これって求愛の合図ですよね。
怖くなった私は慌てて室内へ。その後、いなくなってました。
『私! 人間ですねん!』(吉本新喜劇の酒井藍ちゃん風)と、突っ込めばよかった」
「もう30年以上前ですが、オーストラリアでのこと。
夜、ガードレールのない山道をタクシーで走っていました。
タクシーがカーブを曲がりきれず崖の下へ転落。
しかし運良く崖に群生していた野ばらに車体が引っかかりました。
バランスに気をつけながら一人ずつゆっくり崖を登り、5人全員擦り傷程度の怪我ですみました。
不思議なことに崖を登っている記憶が一切ないのです。ものすごい緊張状態だったみたいで。
そして迎えのタクシーがきて、何事もなかったように帰りました」
あぁ、勘違い。穴があったら入りたい赤っ恥な珍事件
「友人の結婚式に出席するため1時間かけてメイクして、1時間電車に揺られて式場に到着。
会場に入ると知らない人の結婚式でした。
パニックになりながらも日時を確認したら、友人の結婚式は翌日でした。
翌日、何事もなかったように参加したことは、言うまでもありません」
「目の調子が悪くて眼科へ行きました。診察券を出して順番きたので診察室に入って『目の調子が悪くて』と、言ったら先生が怪訝な顔に。
そこは耳鼻科でした」
「車の定期点検をしようとディーラーに持ち込みました。
受付で名前を言うと『????』という対応。確認するとマツダのお店でした。私の車は日産です。
猛烈に恥ずかしかったです」
「朝、自転車がないことに気がついて盗難だと大騒ぎ。
近所の交番のお巡りさんが来てくれて、登録番号と最後に乗ったのはいつかと聞かれて、ぱぁっと記憶が蘇りました。昨夜、コンビニまで自転車で行き、ママ友と偶然会ってそのまま歩いて帰宅したことを。
『コ、コンビニに置き忘れたかも』と、ちっさな声で自己申告。お巡りさんも一緒にコンビニへ行ったら、端っこに自転車ありました。
平謝りしたら『見つかってよかったです』と、笑ってもらえたことが救いでしたが、恥ずかしくて恥ずかしくて、穴があったら入りたかったです」
母ならではの出産とんでも珍事件は、絶体絶命&危機一髪
「娘の出産時でのこと。
予定日を1週間過ぎても、子宮口が全開でも、ケロッとしていた私。
普通なら陣痛でもだえ苦しんでいるはずなのに、分娩台で昼食のオムライスを完食した私を見て、先生が『異常だ!』と、気づいて緊急帝王切開に。
娘はかなり危険な状態でした。オムライスが娘を救いました」
「下の子を産んで入院中でのこと。
院内の売店へ買い物へ行きました。大きな病院だったので、売店の品揃えは充実しており、もうワクワク気分。
デザート買おうかなぁなんて、いろいろ物色していたら、私の意思とは関係なく突如、膀胱が全開に。
ジョーーーーーと大量に出て焦りましたが、お産パッドがすべて受け止めてくれました。
お産パッドの性能の良さに感激の珍事件でした」
以下は閲覧注意です。
「誰でも一度は、のたうちまわるほどの痛みをともなう下痢の経験があると思います。
私はそれがお産と重なりました。
陣痛がきつくなっているときに『うわ、きた』と、トイレに駆け込む。しかも最悪の水下痢。
もうなんの波がきているのかわからず、『うぉあがぁぁ〜』と、ゾンビの如く唸り声をあげながらトイレと陣痛室を何往復もしました。
あの状態で、ベッドで漏らしてなるものかという、理性が働いた自分を褒めてあげたいです」
赤っ恥といえばトイレネタ
「子ども3人連れてショッピングモールへ行ったとき、多目的トイレに入りました。
上2人のトイレをすませて、下の子のオムツも取り替えて、さぁ私の番と便器に座ったら。
上の子がドアの開閉ボタンをポーンと押して、外へ飛び出して行きました。ドアは開けっ放し。でも私はパンツ下ろした状態で動けない。そして目の前を通行人がぁぁぁ……」
「高校の通学途中、どうしてもトイレに行きたくてコンビニに入りました。
慌てていたのでドアをノックしないでガチャッと開けたら……。
ヤンキーにいちゃんが和式トイレで、途中まで出している姿がありました。
謝る余裕もなく、猛ダッシュで逃げました。
その後、復讐されると思い込んだ私は、髪型を変え、その道は通らないルートに変え、しかも日によってルートを変え、卒業まで気が気じゃなかったです。
あのときのヤンキーにいちゃんの呆然とした表情、今でも忘れられません」
なかなか強烈な珍事件が集まりました。大賞はやはりエミューでしょう。
冷静に警察へ電話する姿はかなりシュールです。
文/和兎 尊美
■文中のコメントは口コミサイト「ウィメンズパーク」の投稿を抜粋したものです。