感染症対策に欠かせない虫よけ剤。WHOも推奨し、0歳児の赤ちゃんでも使えるのは?
赤ちゃんの肌につける虫よけ剤、みんなはどう選んでいるのでしょうか? 約5000人のママ・パパからのアンケート結果と、赤ちゃんに使える虫よけ剤の見分け方、おすすめのアイテムを紹介します。
そもそも、赤ちゃんに虫よけ剤は必要?いつからつけるべき?
虫よけ剤の目的は「感染症予防」!刺されやすく重症化しやすい赤ちゃんだからこそ、0歳児からの対策を
刺されると痛い・かゆいなど、不快な虫刺され。でも虫よけ剤をつける本当の目的は感染症対策なんです。
虫に刺されることで感染する病気は世界に数多くあり、虫刺されによる感染症で命を落とす例も少なくありません。中でもマラリアの感染者数・死者数は非常に多く、1年間に約2億2000万人が感染し、推計43万5000人が死亡したというデータもあります(出典:World malaria report 2018)。
【虫刺されによる感染症対策に】世界54カ国以上で採用されている、0歳児からOKの虫よけ成分「イカリジン剤」って?
日本国内にもある!虫刺されによる感染症の怖さ
日本国内ではコガタアカイエカが媒介する日本脳炎、ツツガムシ(ダニの一種)が媒介するツツガムシ病が該当します。日本脳炎には予防接種がありますが、接種できるのは基本は3歳以降。未接種の場合、感染した際に重症化するリスクが高いため、赤ちゃんへの虫刺され対策は必須です。ツツガムシ病に至っては現時点で有効なワクチンが開発されておらず、感染すると死に至るケースも。
赤ちゃんは大人に比べて体温が高めで汗をかくため蚊を寄付けやすいと言われており、また自分で蚊を払うことができず、免疫機能が十分でないため、大人以上に注意が必要です。草むらや河川など虫が多い場所にはなるべく近寄らない、近づく場合は肌を露出しない、肌が露出する部分には虫よけ剤をつけるなど、対策を徹底しましょう。
約5000人が回答。ママ・パパが重視するのは対象年齢と効き目、成分
0歳児からつけてあげたい虫よけ剤。でもデリケートな赤ちゃんの肌につけていいのかどうか、迷うところです。妊娠期・育児期のママ・パパのためのアプリ「たまひよ」で行ったアンケート*¹でも、35%近くのママ・パパが虫よけ剤を選ぶときに対象年齢を気にしていることが分かります。次いで、効き目、ディートフリーやオーガニックなどの成分を気にするという声が多く集まりました。
赤ちゃんを虫刺されから守ると同時に、肌へのやさしさにも気を遣いたい、ママ・パパの気持ちが伝わります。
*¹:「まいにちのたまひよ」2021/3/18~3/19実施アンケート 4613名回答
主成分で異なる対象年齢。「イカリジン剤」は0歳児から使える!世界54カ国で感染症対策に使われている実績も
虫よけ剤をつける一番の目的である感染症対策を意識するなら、医薬品・医薬部外品の虫よけ剤を選ぶのがベターです。現在、厚生労働省から医薬品・医薬部外品として使用が認可されている虫よけ成分はディート剤とイカリジン剤の2種。
ディート剤は市販されている虫よけ剤の多くで使われていますが、年齢による使用制限が定められており、6カ月未満の乳児には使えません*²。
一方、イカリジン剤は日本で認可されたのが2015年と比較的最近であることから商品数は少ないものの、肌にやさしく0歳児から使えます。また、ドイツで開発されてから現在まで20年以上にわたり世界54カ国で使用されているなかで、子どもへの健康被害が報告されていない点も安心感があるといえるでしょう。
*²:ディート剤の使用制限(厚生労働省ホームページより)
効き目=効果持続時間は成分濃度でチェック!
イカリジン剤のほうがディート剤より肌にやさしいと聞くと、その分効き目が弱いのでは?と思うかもしれませんが、効果は同等とされています。では虫よけ剤の効き目をどこで確認するかというと、配合されている成分の濃度です。ただ、濃度が違っても忌避効果に違いはありません。濃度によって差が出るのは、効果の持続時間です。
現在、厚生労働省で認可されているイカリジン剤の配合濃度は15%まで。効果持続時間は濃度5%で6時間程度、濃度15%で8時間程度とされています。イカリジン剤の場合、濃度が高いからといって赤ちゃんに使えなくなることもありません。むしろ濃度が高いほうが塗りなおす手間が減るというメリットがあります(汗をかいたり、シャワーをあびたりした後は、つけなおす必要があります)。また、日本脳炎を媒介するコガタアカイエカは夕方~夜間に活動するため、就寝前には、効果持続時間の長い高濃度の虫よけ剤をつけることがおすすめです。
ただし、ディート剤の場合は濃度が高いものは小児への使用制限がより厳しくなるため*²、注意が必要です。
監修:津田良夫先生/レック株式会社技術顧問。元国立感染症研究所昆虫医科学部第一室長。
イカリジン剤を高濃度配合!「スキンバルサン ガードミストウォーター」で赤ちゃんを感染症リスクから守ろう!
デリケートな赤ちゃんの肌を虫刺されによる感染症リスクから守るためにおすすめなのが「スキンバルサン ガードミストウォーター」。イカリジン剤15%配合で効果が最大8時間持続するうえ、肌にやさしい弱酸性、うるおい成分トレハロース配合、清涼成分メントール配合と、使い心地にこだわっています。また、液だれしにくく逆向きでも使える、衣服の上からも使えるなど使い勝手も◎。おうちの中でも外でも、気になったときにサッと使えて便利です。
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イヤーな虫は室内にも!油断しがちなおうちの虫よけにはこのシリーズも!
【吊り下げるタイプ】
玄関・ベランダからの虫の侵入対策に欠かせない虫よけ。「虫こないもん 吊り下げ」は、クマやリース、ランタンの形がかわいらしく、玄関や窓辺に馴染むデザイン。しかもバルサン史上最高濃度の虫よけ成分配合で、虫よけ効果が約270日も持続*³します。
【置くタイプ】
火も電気も使わず、置いておくだけでイヤな虫を駆除する「虫こないもん 置くだけ」は、小さな子どもがいる室内で使うのにぴったり。モーターやファンなども使っていないから音がなく、お昼寝の邪魔にならないのもうれしいポイント。さらに虫よけ効果が約270日持続*³と、機能面でも頼りになります。
*³:使用環境により異なります。
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協力/レック株式会社