「乱暴で育てにくい」はホント…?先輩ママにきく、男の子育児体験談
妊娠すると気になることのひとつに性別がありますね。もちろん、女の子も男の子どちらもかわいいですが、口コミサイト『ウィメンズパーク』の妊婦さんからの投稿に「女系家族で育ったから、男の子の育て方がわからない」「反抗期が激しそうで不安…」などといった声もちらほら。そこで、男の子の先輩ママに子育て事情を聞いてみました。
新たなワールドへ連れて行ってくれる
「ただただおもしろくて可愛い。ヒーロー、昆虫、強竜など、母を新たなワールドに連れていってくれます」
「男の子の親になって新幹線や働く車に詳しくなりました。男の子と一緒に暮らすと知らない世界が広がる感じで楽しいですよ」
「なんでこんなこと?どうしてそう考える? そんなことの連続です。息子を育てていく中で『あぁこういう世界があるんだなぁ』と知りました。一方娘の場合は『あー、わかるわかる』って感じです」
言うことなすこと宇宙人!?
「言う事なす事が宇宙人すぎて、毎日飽きないです。そしていつまで経っても少年らしさがどこかしら残ってて、いくつになってもかわいい息子ちゃんです」
「確かに遊び方が乱暴、言うこと聞かない、何回言っても直らない。イライラすることも多いです。でも、ある意味単純で怒っても後腐れなし」
「男の子は甘えん坊。『ママー!』と、離れず、そこがまたかわいい。基本、おバカなのでふざけてばっかいますけど、全然笑って許せます」
「いつも見えない敵と戦っていたり、おバカなところが可愛いです」
「女系家族なので、男の子どう育てたらいい? が、育ててみたら親って子どもに合わせて一緒に育っていきます。気づかぬうちに激しい外遊びに上手く対応してますし、遊び方が乱暴だけど、わーっと集まってわーっと撤収。あっさりしてます。反抗期の頃になると、男子の母にも慣れて、こんなもんと割り切れるようにも」
息子の言葉に胸キュンキュン
「息子二人で、私を取り合ってモテモテです。『お母さんと結婚する』とか、嬉しいことを臆面もなく言ってくれます。異性だからこそ、キュンキュン度合いが違います」
「大学生の2人の息子は、買い物にも付き合ってくれるし、荷物持ってくれるし、映画やカフェにも行って母はデート気分。仕事で悩んでいる時は、全力で助言してくれます。成長と共に頼れる彼氏みたいな存在に」
「好きな女の子はいるの?と聞いたら、『好きな女はママだけや!』って。公園ではまっ先にママに花を摘んでくれる小さい恋人です」
「男の子2人の母です。女の子を熱望していて、男の子と判明した日は正直ショック…。しかーし、今は男の子で良かったと心底思います。助産師さんが言っていましたが、男の子もとにかく母親が好きだそうです。どんなに疲れた顔をしていても、変な服を着てもママが可愛いと思ってくれるのが男の子だと。確かににその通りです」
「男の子は手を焼きますが、いつまでも手が掛かる分、思いが強いです。息子の成長を感じるたび寂しさで泣いてしまいます。先日も、子どもっぽかった中学生の息子が急に男らしくなって、寂しくてガチ泣きです。」
塩対応だけど、実は優しい男の子
「夫は母には塩対応ですが、それでも頼られれば義実家に行って、庭木の剪定やら手伝いに行ってます。個人差あるし、時期によるんだと思うけど基本的に、母親に優しいと思います」
育てやすさは性別に関係なし
「一般的には女の子の方が大人しくて優しくて病気も少ないって言われてますが、1女4男がいますが、娘が一番病気がちで乱暴だったし(笑)。男の子だから大変、女の子だからラクってことはないです」
「男の子だから乱暴で激しい。そんなことないんですよ。乱暴な女の子、激しい女の子も実際います。男の子だから、女の子だから大変ってこともないです。反抗期は言うことを聞かなくて大変なこともたくさんありました。でも、男の子でも女の子でもやっぱり何歳になっても可愛くて仕方がないものです」
おバカな単純さ、小さな頼もしさなどなどいろんな素敵なエピソードがありましたね。男の子でも女の子でも、子育ての大変さやかわいさには変わりはありませんが、まわりの人たちの体験談から、また新たな視点を得られますね。
(文・井上裕紀子)
※文中のコメントは、『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。