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リアルな体験が難しい今、実は子どもの成長に「ペット」がひと役買うって本当?【体験談】

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「ペットとの暮らしは人に癒しを与える」 一般社団法人ペットフード協会の調査によると、2020年に新たに犬を飼い始めた人は前年比114%。猫も同116%と過去5年間で最も高い伸び率を記録。同協会は「コロナ禍の影響で、ペットとの生活から癒やしを求める傾向がうかがえる」と分析しています。

さらに、医師や獣医師などで形成された「人と動物の関係学研究チーム」によると、ペットとの暮らしによって、子どもたちの言語能力が高まる、身体能力がアップする、免疫力の維持につながるといった海外の研究結果もあるとのこと。実際のところはどうなのでしょうか?子供といっしょに犬や猫が暮らしている方に聞いてみました。

愛犬といっしょに工夫して

メロディちゃん(0才/キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル)、瀧くん(4才)、楓花ちゃん(7才)

「娘と息子にとって、愛犬のメロディは年の近い妹のような存在です。いつも3人(2人と1匹)で工夫して、お店やさんごっこなどをして遊んでいます。姉弟だけだと喧嘩が絶えないのですが、メロディが加わると、不思議と互いを思いやる様子が見えます。自然と優しい気持ちになれているようです」

お互いがお互いの面倒を

ルナちゃん(17才/エジプシャンマウ)、はるくん(5才)

「わが家の場合、息子と飼い猫のルナはお互いがお互いの面倒を見てあげているつもりでいます。ルナのほうがずっと年上なんですが、息子はルナに絵本を読んであげたり、工作で段ボールのおうちを作ってあげたり…。ルナを通して思いやりの心を学んでいる姿を嬉しく思っています。悲しい時はルナに話を聞いてもらい、ルナもじっと寄り添って慰めていたりと心が通じ合っているようです。」

命を育てる責任感が生まれました

虎徹くん(柴/0才)、一汰くん(5才)くん、怜夏ちゃん(10才)一翔くん(7才)

「犬を飼いたい!と言った子ども達が、ごはん、散歩からトイレまでひと通り責任をもってやっています。ただ可愛いだけでなく、お世話する大変さ、生き物を育てることの大変さも感じていると思います。話ができないので、表情をみて、気持ちを読みとる力など、将来に活かされるのではないかなと感じています。感受性が豊かな時期に犬と家族になれたこと、本当に良かったと思っています」

子どもの成長に大切な「自己肯定感」にも

かんぴくん(14才)、うなちゃん(13才/ともにウェルシュ・コーギー・ペンブローク)、いとちゃん(5才)
こぐまちゃん(2才)、ミントくん(2才/ともにMIX)、すずちゃん(9才)、いとちゃん(5才)

「犬や猫は子どもたちの優しい心がわかるようで娘たちを信頼し、心を許してすべてをあずけています。そんな犬猫の姿を見て、娘たちも自分に自信が持てているようです。まさにペットは『自己肯定感』を高めてくれる存在、お互いがとてもいい影響を与えていると感じます」

「コロナ禍で小学校の授業も休校やリモート授業になりましたが、猫が見守ってくれているので楽しく勉強ができています。猫がいることで、やらねばいけないことをする、『自ら考える力』も育っている気がします」

子どもの気持ちに寄り添ってくれる「本当の」お姉ちゃん

ステラちゃん(7才/パピヨン)、おいちゃん(9才)

「娘のほうが年上ですが、ママやパパに叱られると、いつも飼い犬のステラが間に入って助けてくれます。なので、たぶんステラがお姉ちゃん。寝る時も歯磨きの時も、娘のことをいつも心配そうに見守ってくれています。娘もステラも、出会うことができて、大好きな『姉妹』になれて、本当に幸せなのだと思います」

日々、赤ちゃんのお世話に追われているママやパパにとっては、ペットと言われてもピンとこないかもしれませんが、ペットとの暮らしはまさに「本物の体験」。そこから得られる「思いやり」や「自己肯定感」「自ら考える力」などは、今後必要とされる力ともいわれています。赤ちゃんが大きくなったとき、ペットとの暮らしを考えてみることは素敵なことかもしれません。

取材・文/たまひよ編集部 取材協力/いぬのきもち・ねこのきもちWeb編集室


『いぬのきもち』『ねこのきもち』では、未来を担う子どもたちに、絵本を通じてもっと犬・猫を好きになってもらえたらという「未来のいぬ好き・ねこ好き 絵本プロジェクト」を実施中。
第一弾の絵本「いぬとねことたからもの」では読み聞かせ動画も無料公開中。

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