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家出をしても、家事ボイコットしても、話し合いの席につかない夫。どうしたら?

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カップルが自宅で引数
monkeybusinessimages/gettyimages

「子どもに甘々な夫。話し合おうとすると『また、その話?』と、逃げます」という声が、口コミサイト「ウィメンズパーク」に寄せられました。ママたちが集うサイトなので擁護の声が寄せられると思いきや、投稿主さんの一言でちょっと違う展開となります。

躾について話し合おうとすると逃げる夫

投稿主さんは結婚20年。高校生の娘と小学生の息子の母です。

「夫は子どもに甘々です。宿題などやることやっていないのにゲーム、動画をやらせ放題、野菜嫌いの息子にファストフードを週1のペースで与える。外食で息子が騒ぐと動画を観せながら食事させる、などなど。
私はオンオフしっかりさせたいので、夫と話し合おうとすると『また、その話か』と、のらりくらりとかわされて、最後はキレます。
子どもたちは夫がいると私の言うことを聞かず、口うるさい家政婦扱い。プチンと切れて先週、家出しました。
しかし家出は何回かしているので家族は『またか』と、探してもくれません。戻ってきてからは家事放棄して部屋にこもっています。夫は出張中で、子どもたちは反省するどころか、部屋に来たのは『宿題終わったからゲーム時間延長して』(息子)、『明日雨だから朝、送ってね』(娘)の時だけ。
私はなんなんでしょうか。どうしても今の状況を変えたいのです。それには夫の理解が必要です。今夜、夫が出張から帰宅します。私と対峙して欲しいのですが、どうしたら良いでしょうか」


実は以前にも同じ相談をしていた投稿主さん。その際は応援コメントが殺到しましたが、「家出を何回かしている」という言葉に、風向きが変わります。

家出と家事ボイコットを繰り返すのは逆効果

「辛口になっちゃいます。変わるべきは夫よりも投稿主さんかもしれません。
これまで家出して何か解決できたのですか? 最初の頃は家族が心配してくれたから、味をしめてしまった? 
幼い行動だと思いますし、繰り返せば耳を貸さなくなるのは当然かと。家族だけでなく、投稿主さんにも問題があるのかなって感じました。
あと、ただでさえ出張帰りで疲れているのに、家はぐちゃぐちゃで『話し合え』と、迫られたら夫の方が家出したくなります。
話し合うタイミングは選んだ方がよさそうです」

「家出や家事ボイコットは最終手段です。こんなに怒っているんだってこと伝えたいのでしょうが、繰り返したら無意味でしょう。
言葉で真剣に、おだやかな口調で伝えたことありますか? 」

「『私が良いと思っていることに従え』『家事をやって欲しければ従え』は、話し合いではありません。
家族とはいえ別人格です。妻や母というだけで無条件で愛されるわけもなく、このままではますます孤立するのでは。
まずは相手の意見も尊重するところから始めないと」

「私も被害者だと思っていました。1年くらいかけて、内側に溜まりに溜まった負の感情を自分で消化させて、他人に依存することをやめたら、私は被害者ではないことに気がつきました。
加害者と思っていた相手は、私が自分の内側にある怒りや悲しみを勝手に投影させているだけでした。
私が被害者意識をなくしたら、周りも変わりましたよ」

「私はそんなに子どもを監視したり管理しません。だって困るのは子ども本人ですから」

歩み寄った投稿主さんに家族も心を開く

「みなさん、ありがとうございます。私は在宅で仕事をしていて、家事は私がやって当たり前、感謝の気持ち0という空気が家庭内にありイライラしていました。
『出張で疲れているのに、話し合いをする気になれない』というコメントを読んでハッとして、夕ご飯に息子の大好きなカレーを作っていたら夫が帰宅。
カレーを食べながらいい雰囲気になったので、気持ちを伝え、子どもたちを含めて家族のルールについて、家事分担について話し合いました。
夫が『娘の弁当は俺が作る』と、言うと『父さんのお弁当はまずいからいや』『じゃあ、夕ご飯の後片付けをやる』と。私の気持ちも夫の気持ちも子どもの気持ちも話せました。
そして『溜まった洗濯物をコインランドリーに出しに行こう』と、夫から誘われて二人で出かけ、さらにいろんな話をしました。
今までは『うるさい、お前が我慢しろ』と、話し合いにならなかったのが嘘のようです。夫も出張先でいろいろ考えてくれたのかな。
そして今朝、いつもと違いました。夫が子どもを諭したり、ニュースを観ながら娘と夫が意見を交わしたり、息子はテキパキ支度したり。いつもは夫と娘はスマホ、息子は動画で下を向いているのに、顔をあげて普通の会話をしていました。
今まで家族でコミュニケーションはほぼとれていなかったのに、何かを感じてくれたようです。
私が変わらなければ! という言葉、突き刺さりました。相手は私の鏡。私が前向きな言葉がけをすれば、周りも変わるのですね。
正直、弱っているところの厳しい言葉はしんどかったけど、私の至らない部分に気付けて良かったです。ありがとうございました」

と、投稿主さんは〆ました。投稿主さんのがんばりと素敵な家族に、たくさんのエールが届きました。


文/和兎 尊美


※文中のコメントは「ウィメンズパーク」の投稿を再編集したものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。



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