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受験シーズン、塾に課金しまくる母の嘆き「あぁ、このお金があったなら」

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ノート パソコンのそばに座って不満の手で頭を保持している女性を混乱させる
fizkes/gettyimages

いよいよ受験シーズン到来です。「中3の子どもがいます。小1から塾に通っているけど偏差値43…偏差値だけがすべてでないとはわかっているけど」という、ため息が聞こえてきそうな母の声が届きました。すると「うちもです〜」と、同じ嘆きをもつ母たちの声が殺到しました。

塾へ行かせなかったらもっとまずかったはず、そう自分に言い聞かせ……

「本人の希望で娘は小1から個別指導の塾に通っています。コマ数は少ないとはいえ、大手の個別なのでそれなりのお値段です。私は塾は中学に入ってからで十分と思いましたが、勉強癖がつけばと思い、夏期講習もちゃんと通わせて今、中3。偏差値43です。
偏差値だけがすべてではないとはいえ、成績のことで何度も親子喧嘩しましたが、『塾はやめない』と、言っていた娘。『塾に行っていなかったら、もっとまずい成績だった』と、思っていた(いや思いたかった)私。
でもでも…全部無駄なんじゃないかということが頭をよぎります。今までの塾代をざっと計算したら本気で虚しくなってきました。
勉強は早々に見切りをつけて、好きなことをさせればよかった、家族旅行へたくさん行けばよかった。時間もお金も戻ってこない」

中学受験を題材にしたテレビドラマの影響で「受験は課金ゲーム」というコメントが多々あります。課金でもクリア(合格)できたらいいのだけど……そうでないと、どうしてもやるせないという声が集まります。

これまでの塾代は怖くて計算できない母の声

「上の子は中1から塾に通い、偏差値50の公立高校落ちて偏差値47の私立高校に通っています。
塾でお金出して高校でも高いお金を出すことに。塾へ行かなかったらもっとひどかった?
そうかもしれない。でも3年間の塾代は計算していません、虚しくなるので。
下の子は行かせるなら中3からかな……」

「我が家も長子にめちゃくちゃお金かけました。どれも身についていません。なので次子は絞りました。
長子も絞るべきだっのか、無駄な課金だったのか、未だに自問自答しています」

「うわー、お気持ちわかります。塾だけでなく習い事、部活、かかった費用を計算する勇気はありません。ほんっと子育てってお金がかかりますよね。
のほほんと生きているように見える我が子を見ながら、“健康ならばすべて良し”と、自分に言い聞かせています」

いやいや無駄な課金ではない。人生はまだまだ長い

「塾へ行かせなかったら、それはそれで成績に不満があり『もっと早く塾へ行かせればよかった』と、なっていたのでは?
本人の希望で通っていたのなら、無駄金ではなかったと思います」

「長子は個別指導の塾に通って公立高校落ちて私立高校へ。
次子は塾なし(本人の希望)で、長子の第一希望だった公立高校に合格しました。このときは長子の塾代は無駄金だったかなって思いました。
でもね本人が『塾へ行きたい』と、言っているのに叶えなかったら、人生で挫折した際に『塾に通わせてくれなかったから』と、言い訳にされそう。それもいやですよね。
ちなみに長子は私立高校で手厚い指導をたっぷり受けて、希望の国立大学にすんなり入学しています。
人生、これからですよ」

「私も塾へ行く意味あるの? と葛藤する日々でした。でも子ども自身が『塾をやめていたら、もっと落ちこぼれていた』と、言っています。
息子は数学は壊滅的でしたが、仕事は無関係なので立派にやっています。塾へ行っていたことは、決して無駄にはならないと思いますよ」

「私は投稿主さんの娘さんみたいでした。親は高校行けるか、本気で心配していました。
しかし高校で目覚めて常に上位をキープ。専門学校へ進んで国家資格を取得しました。今、生活には困っていません。
そういえば高校卒業時、母は泣いていました。私も母になり、あのときの母の涙の意味がやっと理解できました」


文/和兎 尊美


※文中のコメントは「ウィメンズパーク」の投稿を再編集したものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。


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