1・2歳の「すき!」「知ってる!」と夢中になれる遊びで、発達に合わせた「できた!」を増やそう
1・2歳の今は、いろんなことが分かるようになり、好奇心旺盛で興味の幅が広がる時期です。少し前までは一人だと難しかった遊びが簡単にできるようになったり、知っているものを見つけて声を出したり、まねっこしたりすることも。
わかることがどんどん増える今だからこそ、子どもの成長に合わせた、遊びの幅を広げられるおもちゃを選んでみませんか。大切にしたいおもちゃ選びには2つのポイントがあります。
1・2歳の成長に合わせた、おもちゃ選びの2つのポイントって?
では、1・2歳のいまだからこそ、ママやパパが押さえておきたいおもちゃ選びの2つのポイントはなんなのでしょうか。
ひとつは、1・2歳は興味の移り変わりが大きいこと。好奇心旺盛で、気になるものがいっぱいです。だからこそ、遊びを広げていけるようなものを選んであげましょう。
もうひとつは、1・2歳の「すき!」にこだわることです。「知っているものを見つける」「まねっこができる」のが嬉しい時期だから、「すき!」なもの触れさせてあげるだけでも幸せな気持ちは大きくなります。
ママやパパたちも、子どもたちの好奇心の強さを感じることがあるようです。
●年長と1歳の子どもがいますが、2人とも図鑑が大好きです。特に1歳のほうは、私が家事をしていると乗り物や生き物の図鑑(よくある分厚いやつ)を引っ張り出して、延々と見ています。
●子どもが興味を示したものを、実際に見せるために連れて行ったこともあります。
中には、国内の動物園で数か所しか飼育していないものもいて、家族旅行は、ちびっこ大好きなテーマパークじゃなく、子どもが興味を示した動物や生物がいる動物園、水族館、植物園へ……なんてこともしょっちゅうでした。
好きなものが目の前にあると、子どもたちが夢中になることが分かるエピソードですね。
子どもの興味のあるおもちゃ選びが「できた!」の成長につながる
1・2歳の「すき!」や「知ってる!」にこだわったプレゼントは、子どもも夢中になります。夢中になって遊ぶ中で、さまざまなことに気がついたり、学んだり、ということができます。
また、発達に合わせて遊びを広げられるおもちゃだと、長く遊べて「できた!」も増やせます。たとえば、バランスを取りながら高く積み上げることができたり、大きいものの中に小さいものをいれられたり、好きな大きさの順番にならべられたり……。
また、「できた!」という達成感を得られることで、手を動かして何かを作ることが楽しいと思えるようになります。
1・2歳の成長に合わせた遊びって?
それでは、具体的にどのようなおもちゃや絵本を贈ると、1・2歳の子どもは喜ぶのでしょうか。
1. 仕掛けがある絵本
シール貼りができたり、仕掛けがある絵本は、子どもの興味を引き出します。
知っているモチーフが登場すると、より楽しく遊んでくれますよ。
2. まねっこがしやすいダンスのDVD
1・2歳がまねっこしやすいダンスや歌が収録された映像に、子どもも大はしゃぎ。映像と同じ動きをしながら楽しく遊べるはず。簡単なダンス映像などで、家族で一緒に踊ってみるのも楽しいかも!
3. カラフルな積み木
いろんな形、大きさ、色の積み木は遊び方が広がります。いろんな形を積み上げてみたり、同じ色のものを集めてみたり、大きい順に並べてみたり……。長く遊べることができます。
1・2歳のころは、目につくいろんなものを楽しむことができます。その中で学べることは無限大です。また、語彙数が増えたり、考える力も養われるなど、成長においても良いことがたくさんあります。そんな成長のきっかけになってくれることを願いつつ、子どもが夢中になれる楽しいプレゼント選びをしてみてくださいね。
取材・文/ふくだりょうこ
取材協力/こどもちゃれんじ
※文中のコメントは口コミサイト「ウィメンズパーク」の投稿からの抜粋です。