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なぜ、子どもを産むんだろう...? ママたちの葛藤と本音

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「なぜ子どもを産むんだろう?」そう考えたことはありませんか? まわりから「赤ちゃんはまだなの?」「早く跡継ぎを...」とプレッシャーをかけられたとき。1人目を出産したあとに家族から「もう1人きょうだいがほしい」「ちがう性別を」とうながされたとき。頭では理解していても、自分の気持ちと折り合いがつかず、そもそも子どもを産むことに疑問を持つママも少なくないようです。育児の悩み、経済面の不安など心の引っかかりがあるなかで、ふと抱いてしまったこの感情に対し、先輩ママたちはどう答えを導き出してきたのでしょうか? ママたちの葛藤と本音に迫ります!

子どもを産む決意をしたきっかけ・理由

「出産前は、自分が子どもを産むなんて想像すらできなかった」という女性が親になったきっかけや、「考えてみれば自分のエゴだったかもしれない」という意外な本音など、先輩ママたちが子どもを産むことに対して感じた正直な思いを語ってくれました。

子どもが孤独感を埋めてくれると思った

昔からいつも孤独を感じていました。子どもを産めば、その孤独がなくなるような気がして、自分のエゴで1人目を産みました。2人目は、もうすぐ産めなくなる年齢が近づいてきて、「産んでおかなければ」なんて、わけのわからない焦燥感に駆りたてられて産みました。でも今となっては、再び子どものいない生活に戻るなど想像できません。

「ママ」になりたかった

仕事も遊びもたくさんして、結婚もしてと、だいたい夢は叶いました。そして、「次はママになりたい!」と思いました。実際に子育てを経験してみて、子どもたちの成長が楽しみですし、存在そのものが支えになっています。

人間の本能かもしれない

私は、昔から子どもを産むということが想像できずにいました。20代半ばまでは、不妊治療する人に対しても、なんでそこまでして子どもが欲しいんだろう、と思っていました。しかし、20代後半になったら突然「子どもが欲しい!」と180度気持ちが変化しました。今でも不思議です。ただただ、欲しくなった。本能とも言えるし、エゴとも言えるかもしれません

大好きな人との子どもが欲しかった

夫とは中学からのつきあいで、高校生くらいから「この人の子どもが欲しい」と思うようになりました。それ以来、街で妊婦さんを見かけると、大好きな人の赤ちゃんをおなかに宿しているなんて、幸せなんだろうな、といつも思っていました。少数派かもしれませんが、子どもが欲しいから結婚するというような感覚でした。ちなみに特別子ども好きというわけではありません。

育児中に気づいた「子どもを産んだ理由」

子育てをする毎日のなかで、ふとその答えがわかった、見つけることができたかもしれない、というママが多いようです。子どもを産んだことで、自分の気持ちの変化に気づいたことや、モヤモヤが晴れた瞬間などを教えてもらいました。今、心に感じているママたちの引っかかりが、ほんの少しとれるかもしれません。

子ども時代の借りを返すような気持ち

社会への恩返しだと思っています。子育ては社会人の義務の一つという認識です。自己責任の負える範囲で子どもも1人という、とても個人的な意見です。わが子をいっぱしの社会人に育てて送り出す、それだけです。子どもって、自立するまで迷惑のかけどおしでしょう。結婚して子どもを産み育てることで、自分の子ども時代の借りを、返すような気持ちでいます

産んでよかった!生きがいの一つに

子育ては思いのほかたいへんで、自分が甘かったと思っています。でも、子どもから教えてもらうことや、愛情をもらうことが多くて、産んでよかったとしか思えないのも事実です。何より、人は生まれながら一人ひとり違うんだと実感できました。それと、社会に次世代を送り出すという、一番やりがいのある仕事をさせてもらっていることだと思います。これが生きがいの一つだと思います。

自分より大切な存在に安心

自分のことよりずっと大切な存在があることで安心できました。自分が老いても子どもは若い、この子がまた子どもを持てば、自分はおばあちゃんとしてまた赤ちゃんに関われると。私は、たぶん子どもを持たずにただ老いて死ぬほうが耐えられない人だと思います。元来世話焼き気質なので、他人の世話をしているうちに自分の老いを忘れられるみたいです。

修行? それとも冒険?

変な言い方だけど修行、かな? 他人の人生の一部を背負うことで、自分がどれだけ豊かになれるかという...冒険のような。現実は怒ってばかりでぼろぼろですが、あんなに小さくて寝返りも打てなかったわが子が、いつの間にかちゃんと立って歩いて、そのうえ、もっともらしいことを言うようになってくるのはすごくおもしろいです。将来2人の娘が子どもを産んでも産まなくても全然かまわないのだけど、もし「どっちがいい?」と聞かれたら、「おもしろいから産んでみな」って言っちゃうかもしれません。

まわりの声にモヤモヤ...。ママたちはこうして乗り切った!

自分では「子どもはもう...」と思っていても、周囲から「産めばなんとかなる」「ひとりっ子はかわいそう」などと言われると、その考えが揺らいでしまうこともあります。「本当にこれでいいの?」と迷ってしまったとき、どう乗りきっていけばいいのでしょうか。同じような悩みを経験してきた先輩ママたちの珠玉のアドバイスが集まりました。

まわりの意見は気にしないこと

まわりは平気で「産め」とか言いますよね。でも気にしないでいきましょう。あの言葉は、他人ごとだからこそ言えるのだと思います。

夫婦の気持ちが何よりも大切

身内の「産んでおけ」という言葉は、「かわいがるおもちゃが欲しい」くらいにしか思いません。だって、実際にお金を稼いで、そのお金や自分の人生の時間を削って、肉体も体力も削って、なんなら命すら削って...。実際に子どもを育てていくのは産んだご夫婦です。だから、まわりの意見なんて気にしない!ご夫婦が育ててみて「1人で十分」と思えたら、それでいいんです。

まずは自分で自分を満たせているかどうか

「きょうだいがいないとかわいそう」とか「どうにかなる」など、私にはずいぶん身勝手な意見だな...と感じます。ご家族や周囲から言われることは、気にしないほうがいいと思います。自分の人生なんだから、子どもを産むor産まないにとらわれず、まず自分で自分を満たせないと...と私は思うのです。

子どもを産む、産まないという選択は人それぞれ。まわりの声に不安になったりプレッシャーを感じてしまう人も多いのですが、最終的には自分の気持ちにしっかり向き合うことが大切なようです。答えが見つからずモヤモヤしてしまったときは、夫婦で一度話し合ってみては? どちらを選んでも、胸を張ってこの先の人生を歩んでいきたいですね。

※文中のコメントは「ウィメンズパーク」からの引用です。
※この記事は「ウィメンズパーク」で過去に公開されたものです。

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