先輩ママパパもおススメ!春からのオムツはずれ、順調に進めるための3つのステップ
暖かくなる春は、オムツはずれを始めるのにぴったりの季節。オムツはずれで大切なのは、おうちでトイレを「楽しい場所」だと思えるようにすることです。子どもの「トイレに行きたい」という気持ちを引き出すために、まずはトイレを楽しく思えるきっかけづくりから始めてみませんか。
先輩ママ・パパの97%が春~夏にオムツはずれを始めている!
「そろそろオムツはずれを始めなくては」と思いつつも、はじめ時がわからないというママやパパも多いのではないでしょうか。3歳から5歳の子どもを持つ先輩ママ・パパに「オムツはずれのはじめ時」を聞いたところ、なんと97%が「春~夏」と回答(※1)。暖かくなる春ごろからスタートし、無理なくオムツ卒業をめざすママ・パパが多いことがわかりました。
オムツはずれは一進一退を繰り返しながら進んでいくため、必要な時間には個人差があり、半年から1年以上かかる場合も。スタートを先送りせずに、春から早めに始めておくことで、時間的にも精神的にも余裕をもって取り組めるようになります。
オムツはずれをスムーズに進める3つのステップとは?
オムツはずれを成功させるコツは、スモールステップで進めていくこと。次の3つのステップを意識して取り組んでいきましょう。最初のうちは失敗がつきものですが、怒ったりガッカリしたりせずに、挑戦しようとした意欲をほめながら進めることが大切です。
【STEP1】トイレに行ってみたくなるきっかけをつくる
便座の大きな穴が怖かったり、暗い場所というイメージがあったりして、トイレに恐怖心を抱いている子は多いもの。トイレが登場するお話を絵本や映像で見るなどして、「トイレは楽しい!」と思えるようなきっかけをつくることが、オムツはずれへの第一歩になります。
【STEP2】自分からトイレに行ってみる
最初はトイレに行ってみるだけ、座ってみるだけでもかまいません。挑戦したことをほめたり、励ましの声かけをしたりして、「自分から座ってみたい!」という気持ちを引き出していきましょう。
【STEP3】繰り返しトイレに行く
オムツはずれは、成功したり失敗したりしながら進んでいくもの。失敗することがあっても、あきらめずに繰り返しトイレに行くことが大切です。トイレに行くたびにシールを貼るなど、がんばりが目に見える工夫をすると、トイレに行くことを習慣化しやすくなります。
子どもが自分からトイレに行きたくなるようにするには、子ども自身のやる気を盛り上げることが大切です。
例えば、ママやパパが楽しそうにトイレに行く様子を見たり、絵本や映像などで自分の好きなキャラクターがトイレに行くお話を見たりすると、「トイレって楽しそう!」「自分も行ってみたい!」という気持ちがかきたてられて、トイレに行くようになる子もいます。
トイレに行きたくなるきっかけづくりに悩んでいるママ・パパは、<こどもちゃれんじ ぽけっと>
を試してみるのもおすすめです。絵本や映像の中のしまじろうが、トイレが列車に変身した「トイレッシャ」に乗る楽しいお話を見ることで、トイレに対して自然と楽しいイメージをもてるようになります。音声タッチペン「おしゃべりしまじろう」を使えば、トイレッシャの楽しい歌でトイレタイムを盛り上げることもできます。
春からのオムツはずれに向けて、子どもの「トイレって楽しそう!」という気持ちを引き出す<こどもちゃれんじ ぽけっと>4月号は、ただ今、受付中です。
園に通っているおうちでは、オムツはずれを園任せにしているケースもあるかもしれません。でも、おうちでもオムツはずれに取り組むと、よりスムーズにオムツはずれを進めることができます。最初は遊び感覚で「トイレに行きたい」と思えるようなしかけやごほうびを用意して、楽しいトイレタイムを演出していきましょう。成功したときはがんばりをほめ、失敗したときも「大丈夫だよ」「次はできるよ」とやさしく声をかけてあげると、子どもは安心してオムツはずれに取り組めるようになります。
※1 2017・2018年生まれの子どもを持つ方200人を対象にした「オムツはずれ」に対する意識調査
取材・文/安永美穂 取材協力/こどもちゃれんじ