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【保育園選び】後悔しないために!「候補から外すべき?」要注意園の見極め方

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熾烈を極める"保活"。
「入れるだけマシ」といった雰囲気すら漂っているように感じますが、本当にそれでいいのでしょうか。
安心してわが子を預け、働くために、保育園選びについて知っておきたいことを、保育や子どもの問題に詳しいジャーナリスト・猪熊弘子先生にお伺いしました。

保育園選び。まずは「保育課」へ行ってみよう!

「大きなおなかの妊娠中や小さな赤ちゃんを連れての保活は、ダンドリが大切! 
まずは、住んでいる地域の保育課へ。保育園のリストなどがもらえるので、徒歩や自転車で通園できる保育園がどこにあるかを調べましょう。

毎日送り迎えをするのに、保育園が無理のない距離にあるのか(雨の日など悪天の場合も大丈夫?)は重要なポイント。送り迎えをパパと分担する場合はとくに、情報を共有しておきましょう」

候補の園に見学へ行こう!

「通える範囲の保育園をピックアップしたら、実際に見学をして自分の目で確認を。

ネットやママ友などからの情報や、外から見るだけではわからないこともあります。送り迎えのシミュレーションをしたり、実際に通うことになったら、わが子がどんなふうに過ごすかを、イメージしたりすることもできます。

その上で、次のような保育園は、たとえ候補にあがっていても注意したほうがいいかもしれません」

要注意①保育園の中にママが入れない

保育園は“全公開”が基本。
「『(ママが入ると)子どもたちの心がかき乱されるので…』などと、あたかも子どもたち本位のようなことを言って見学をさせてくれないのは不自然です」

要注意②給食を見せてくれない

「真夏の暑い時期だと行われていないこともありますが、保育園では給食を展示していることがほとんど。園児が何を食べているか、何に盛りつけているか見ることができるのが普通です」

要注意③保育士さんの表情が暗い、声が聞こえない

「保育士さんが目を合わせてくれなかったり、子どもたちへの声かけが聞こえなかったりするのは、何か問題がある証拠。子どもたちにとっても、いい環境とはいえません」

保育園は、大事なわが子が1日のほとんどを過ごす場所。
親にとってよさそうに感じることが、子どもにとってもいいとは限らないことも。施設の見た目や、準備するものが少ない、送り迎えがラクなど、わかりやすい条件にとらわれず、子どもの安全・安心を第一に考えて選びましょう。また、価値観は人それぞれ。同じものを見ても印象が異なることもあるので、他人の意見に流されないこと。ママが納得できるところを選ぶことが大切なんですね。(取材・文/ひよこクラブ編集部)

Profile●猪熊弘子先生
東京都市大学客員准教授・ジャーナリスト。保育や子どもの問題をテーマに執筆・講演を行っています。4人のお子さんがいて、保育園ママ歴15年。

※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。

●記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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