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SNSをチェックしては「手作り離乳食・お裁縫…“いいお母さん”になろう」と焦って…『ころんでもポジティブ』の著者・こしいみほさんにインタビュー

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夫と小1の娘、年少の息子と4人暮らしをしている漫画家のこしいみほさん。育児をはじめ、苦手な家事や義両親との同居などさまざまなピンチに直面しながら、ネガティブをポジティブに発想転換するエッセイ漫画が話題を呼んでいます。
今回は『ころんでもポジティブ』の著者・こしいみほさんに、育児や家事、義両親との同居生活や、ポジティブ思考に切り替える秘けつを教えてもらいました。

家族以外の人と交流したくて育児漫画をスタート

こしいみほさんファミリー

――育児漫画を描くようになったきっかけはなんですか?

こしいみほ「イラストを描くことが幼い頃から好きで、第1子の娘を妊娠中は手帳に絵日記を描いていました。出産後も成長記録を描き続け、『家族以外の人と交流したい』と思い、インスタグラムに投稿を始めました。夜、子どもを寝かしつけたあとの自分時間に描いています。

子どもとコミュニケーションできるようになってくると、1枚絵の絵日記よりも複数コマで経緯を描くほうが出来事を表現しやすくなり、だんだんと漫画形式が多くなっていきました」

『花丸スリープ』①

<寝かしつけで一緒に寝てしまう日々>

『花丸スリープ』②

<どんなに対策をしても寝落ちしてしまう!>

――育児の大変なところ、好きなところを教えてください。

こしいみほ「自分がやりたいことをたびたび中断されることが一番辛いと感じます。睡眠も夜泣きで何度も中断されるし、洗濯物を干しているときにあと2枚タオルを干したら終わりでも、子どもが『ママ、トイレ!』と呼べば中断して子どものトイレに付き合うことになります。

それでも、わが子の嬉しそうな顔を間近で見るのは大好きです! 長靴で水溜まりに入った時のワクワクした表情や、初めて補助輪なしの自転車で数メートルこげたときに見せてくれた興奮気味の表情を、特等席で見られるのは育児のご褒美だと感じます」

育児も家事も真面目にやれば「いいお母さん」になれると思っていた

――こしいみほさんは、初めての育児中にインスタをみて「こういう母親にならなきゃ」と手作りの離乳食やお裁縫にチャレンジしたそうですが、そのときにわかったことや気がついたことはありますか?

こしいみほ「初めての育児では、赤ちゃんに良いとされることは全部やるのが“いいお母さん”だという思い込みがありました。

私は高校生まではどの教科も真面目に勉強して、テストで高得点をとっていたタイプ。料理も掃除も知育も裁縫も真面目にやれば、満足できる結果が出ると考えていました。でも、育児や家事にはただひとつの正解があるわけでもなく、100点という上限があるわけでもありませんでした。

SNSで他のお母さんたちと比べて、自分が全然できていないように感じて、焦るようになりました。そんなときに、インスタグラムのフォロワーさんから『子どものために育児絵日記が描けるなんてすごい!私にはできません…』といったコメントをもらうようになりました。

私にとって育児絵日記は趣味で楽しんでやっていたことでした。もしかして、SNSで見るすごいお母さんたちも、“お母さんだから”やっているんじゃなくて、“楽しいから”やっているのかも……?そう気づいてからは、『苦手なことはほどほどでいいや』と気持ちを切り替えられるようになりました」

『難しいことはや〜めっぴ』①

<SNSのママたちを見て、自分も「こういう母親ならなきゃ」と焦るこしいみほさん>

『難しいことはや〜めっぴ』②

<お裁縫も離乳食作りも頑張ってはみたものの、どっと疲れてしまった>

――家事が苦手だというこしいみほさんですが、特に苦手な家事はありますか?

こしいみほ「食器洗いと掃除が苦手です。真っ白な紙に絵を描くような、0から1を創造することは好きですが、汚れたものを元の状態に戻すような、−1を0にすることは楽しさを感じられない性格です。音楽聴いたり動画を見たり、別のことをしながら家事をすませるようにしています」

『乗車率200%』

<気合い(?)を入れながら溜まった食器を洗う!>

ポジティブの秘けつは“他人と比べないこと、他人を変えようとしないこと”

――義両親と同居しているこしいみほさんですが、義両親と良い関係を保つ秘けつはありますか?

こしいみほ「義両親が何をしたら怒るタイプか、何をしたら喜ぶタイプかを見極めて対応しています。義両親は報告・連絡・相談を事前にしてほしいタイプなので、大きな買い物をするときや旅行を計画しているときは前もって知らせています。

とはいえ、自分がやりたいことを我慢するのは嫌なので、“嘘も方便”を行使しつつ、相手が納得できるような伝え方になるよう工夫して、快適に暮らせるようにしています」

『まずはお取引様から』

<義両親への対応は仕事と同じ!報・連・相を忘れずに>

――家事や育児をするなかで、こしいさんが自分で「ポジティブだなぁ」と思うところと、心がけていることなどがあれば教えてください。

こしいみほ「失敗したり思い通りにいかなくても『ま、いっか』とすぐに気持ちを切り替えられるところはポジティブだなと思います。(反省しないので同じ失敗を繰り返すという短所でもありますが……)

“他人と比べないこと、他人を変えようとしないこと”を心がけています。比べるとしたら過去の自分、変えるなら自分の行動や環境。そうすることでストレスは減るし、自分や周囲の人のいいところが見えるようになります」

『怒り寸劇作戦』①

<帰る時間の連絡がない夫にイライラ…怒りを寸劇で伝えることを思いつく!>

『怒り寸劇作戦』②

<寸劇仕様で怒りをぶつけると、その場の雰囲気が悪くなりすぎずにすむ>

――最後にたまひよの読者のみなさんと、これから出産・育児を経験するパパ・ママたちにひと言お願いします。

こしいみほ「私は、出産でも育児でも100点を目指そうとしてしまいしたが、そもそも正解や点数なんて存在していませんでした。大変なことも難しいこともありますが、それを一瞬で吹き飛ばす幸せを子どもがくれるはず。家族や便利な家電や行政の力を借りて、無理せずそのときの自分にできることをやっていきましょう〜。同じ仲間として、心から応援しています!」

育児や家事、仕事、義両親との同居……いろんな悩みがありますが、悪い方に考えるとどんどん気分が落ち込んでしまうこともありますよね。こしいみほさんもこのようなことに悩みながらも“他人と比べないこと、他人を変えようとしないこと”を意識して、なるべくポジティブでいるように心がけているそうです。

著書の『ころんでもポジティブ』の中には「こういう考えもあるんだ」という気づきを与えてくれる思考法が面白く盛り込まれているので、こしいみほさんのポジティブ術を分けてもらいたい人はぜひ読んでみてください!(文・清川優美)

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

こしいみほ

PROFILE
関西出身の2児の母。就職とともに上京し、第1子出産とともに義両親と同居。インスタやWEB連載にエッセイマンガを掲載。書籍『ころんでもポジティブ』が発売中。

『ころんでもポジティブ』

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