ベビー用品の準備はいつからすべき?ベビー用品を選ぶポイントと気になる費用も解説
はじめて赤ちゃんを迎えるママ・パパに向けて、ベビー用品の購入時期、選ぶポイントや注意点について解説します。赤ちゃんが生まれたら、楽しくも慌ただしい日々がはじまります。産後に慌てないためにも、事前にベビー用品の準備を進めておきましょう。必要なベビー用品のリストアップや、購入する時期の参考にしてください。
ベビー用品の準備はいつから?
赤ちゃんのためのベビー用品はあれもこれも揃えたくなるかもしれません。しかし、欲しいものや目についたものを買うのではなく、きちんと計画を立てることが重要です。つわりが落ち着いた妊娠4カ月頃からはじめれば、余裕をもって準備を進められます。
・妊娠4~5カ月
必要なものをリストアップする時期です。パンフレットや商品サンプルを取り寄せたり、ネットの口コミを見たりして、情報収集をおこないます。
・妊娠6~7カ月
安定期に入ったら、実際にお店に商品を見に行くのもよいでしょう。購入するもの以外にレンタルや譲ってもらえるものをピックアップしておきます。
・妊娠8~9カ月
必要なものを揃える時期です。一度にまとめて準備するのは大変です。必要なものは少しずつ準備しましょう。
・妊娠10カ月
買い忘れや追加で必要なものがないか再度チェックします。また、入院の準備も進めておきましょう。
時期に合わせて準備したいベビー用品
ベビー用品は「産前に用意するもの」、「産後に用意するもの」があります。
出産前に準備するベビー用品
赤ちゃんのお世話は、産院を退院したその日からはじまります。すぐに使うアイテムは、妊娠中に購入しておくとスムーズです。妊娠後期に長時間の買い物にでかけると、おなかが張ったり疲れてしまったりします。買い物は、計画を立てて複数回にわけて進めましょう。
レンタル予定のベビーグッズは、妊娠8カ月頃から手配を進めておくと安心です。赤ちゃんは予定日に生まれるとは限りません。臨月には、すぐに育児グッズが使える状態にしておきましょう。
出産後に準備するベビー用品
お宮参りや1カ月健診など、赤ちゃんとの外出にむけて必要なものをリストアップします。その際は、出産準備リストを活用すると見落としを減らせて便利です。産後に用意するものは、ベビーカーやチャイルドシート、抱っこひものなどのおでかけグッズ、産褥期(さんじょくき)後のお風呂グッズなどです。
※退院の際に自家用車を使用する場合は、チャイルドシートは出産前に準備しておく必要があります。
赤ちゃんの成長に応じて、予定外にベビー用品が必要になることもあります。必要に応じて買い足していきましょう。
ベビー服の準備
ベビー服を選ぶときのポイントや注意点について解説します。
ベビー服を選ぶポイント
赤ちゃんのベビー肌着は、短肌着・長肌着・コンビ肌着の3種類があります。短肌着は、長さが腰あたりまでの肌着です。長肌着は、ひざ下まで長さがある肌着です。コンビ肌着は、股部分にスナップボタンが付いていて、赤ちゃんが足をバタバタさせてもはだけるのが防げます。
赤ちゃんは汗をかきやすいうえにミルクの吐き戻しもあるため、着替える回数が多くなります。ベビー服は、必要枚数よりも少し多めに用意しておきましょう。
ベビー服の必要枚数は、赤ちゃんが生まれた時期によって異なります。重ね着で過ごすことが多い冬生まれの赤ちゃんは肌着と長袖ウェアを各5枚くらい準備します。春生まれの赤ちゃんは、肌着と併せて長袖ウェアと半袖ウェアを各3枚くらい準備しましょう。
ベビー服を選ぶときの注意点
ベビー服を選ぶときはサイズや通気性に気をつけましょう。赤ちゃんは成長が早く、ベビー服はあっという間にサイズアウトします。短い期間しか着せられないため、お手頃価格のベビー服を選ぶのもおすすめです。
汗をかきやすい、ねんね期の赤ちゃんには、通気性のいいベビー服を用意します。ベビー服の素材は、生まれる季節に合うものを選びましょう。新生児の肌着は事前に水通しをします。
おうちで使うベビー用品の準備
自宅で使用するベビー用品を選ぶポイントと注意点について解説します。
ベビー用品を選ぶポイント
ベビー用品は、赤ちゃんが生まれる前に買いすぎないことが重要です。せっかく購入したものの、赤ちゃんに合わなかったり、ライフスタイルにマッチしなかったりと、使うタイミングを逃すことも考えられます。必要になったタイミングで購入すれば、迷う時間も短縮できます。
ベビー用品を選ぶときの注意点
ご家庭にペットがいる場合、安全を考えてベビーベッドを設置しましょう。ベビーベッドを選ぶときは、安全性を考えてPSC・SGマークがついたものを選びます。PSCマークは、国の技術基準を満たした製品に着けられる印です。SGマークは一般財団法人製品安全協会の基準を満たすことを示すマークです。
産休中の生活を支援する制度
産休中はさまざまな支援制度が利用できます。自治体などがおこなう支援制度について解説します。
出産応援事業
コロナ禍での出産に対して、出産支援をおこなっている自治体もあります。東京都の「東京都出産応援事業」は、コロナ禍で出産する家庭に10万円分の育児用品や育児支援サービスを提供する制度です。おむつなどのベビー用品やお掃除ロボットの購入から家事代行まで、幅広く利用できます。
出産手当金
産休中のママに支給される出産手当金について解説します。
・もらえる人:勤務先の健康保険に加入していて、出産後は仕事に復帰する予定があるママ
・金額:日給×2/3×産休の日数分
・申請時期:産休が明けて、産後56日以降
・受け取り時期:申請の2週間から2カ月後
・申請先:勤務先の健康保険窓口あるいは、加入している健保組合や協会けんぽ、共済組合の窓口
支給額は、産休の日数により変動します。出産が予定日より前後することにより、産休の日数も増減するためです。
出産前に揃えておきたいおすすめのベビー服
産後すぐに使えるベビー服のなかでおすすめのものを、セット品、単品それぞれ紹介します。
無撚糸パイル出産準備16点セット(日本製)
綿の柔らかさとふわふわした感触が特長の無撚糸(むねんし)を使ったドレスオールやアフガン、綿素材の短肌着などがセットになったベビー服です。短肌着や2ウェイ肌着などのベビー服のほか、入浴ガーゼやキャップなどの小物も揃っています。産後すぐに使えるベビー服がセットになっているため、何度も買い物に行く手間が省けます。
【ベビークルミイ】プレミアムワンタッチコンビ肌着
デリケートな新生児期の赤ちゃんに優しいコンビ肌着です。縫い代や洗濯タグを表に出す、袖と見ごろの縫い合わせを平らになるように縫うなど、赤ちゃんの肌への負担を考えて作られています。面ファスナーで、あっという間に着替えが完了します。紐を結ぶ手間が省けて、着替えの負担も減るでしょう。
おすすめのねんねグッズ
布団やベビーベッド、授乳クッションなどのねんねグッズを紹介します。
ムーミンベビー 体圧分散ごろ寝マット
さっと広げれば、どこでも赤ちゃんのねんねスペースが完成するごろ寝マットです。ベビー布団にも使われている体圧分散仕様で、赤ちゃんの体への負担を減らせます。専用のヒモでクルクルとまとめれば、収納の場所もとりません。ネットに入れて洗濯機ですぐに洗えるのもうれしいポイントです。
【お布団つき】一緒に成長する3WAYベビーベッド(日本製)
成長に合わせて仕様を変更できるベビーベッドとベビー布団10点がセットになった、ねんねグッズです。ベビーベッドは赤ちゃんの月齢や年齢に合わせて、ベビーサークルや収納ラックに変更できます。布団カバーや敷布団など10点がセットになったベビー布団は洗濯機で丸洗いが可能です。
丸洗いできる授乳クッション&授乳時間が記録できるLEDライト
丸洗いできる授乳クッションとライトのセットです。授乳クッションを使うと赤ちゃんとママの姿勢が安定して、体への負担が減らせます。調光可能なライトには授乳時間が記録できるタイマーを内蔵しています。授乳時間の記録を忘れても、後から確認が可能です。内蔵されたオルゴール音のメロディが、赤ちゃんを眠りにいざなってくれるでしょう。
まとめ
ベビー用品はライフスタイルや生まれる時期により、必要なものが異なります。購入前にリストアップをして、つわりが落ち着いた妊娠4カ月ごろから少しずつ準備をはじめましょう。
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文/たまひよONLINE編集部
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