「肉は切る手間なしのコレ!」「ダイソーのあれでみじん切りもラクラク!」ママたちの料理時短テクとは?料理研究家おすすめの便利グッズも
「たまひよ」WEB・アプリユーザーママたちのアンケートに寄せられた時短料理方法と便利アイテムとともに、これさえあれば味が決まる! 時短に役立つ合わせ調味料の作り方について、料理研究家のほりえさちこさんにアドバイスをいただきました。
毎日忙しいママたちの時短テク&時短アイテム まずは、ママたちの実践している時短テクについて聞いてみました。
■煮物で時短
「肉はコマ肉を買って切る手間をなくし、野菜は多めに切って残りを冷凍保存しておき、後日の切る手間を減らしています。煮物は材料と調味料さえ入れてしまえば煮込んでいる間は離れられるので、火加減とタイマーは忘れないようにしています」(モチほっぺ)
■みかんで作った調味料を活用
「たくさんもらったみかんを切って小瓶に入れて、砂糖をみかんが隠れるぐらいと、塩小さじ2を入れて特製だれを作り置き。すぐ使えないですが、肉をつけこんだりして調味料として使っています」(めご)
■麺つゆを多用
「毎日のお弁当のおかずを、電子レンジでできる料理にしました。そして、味つけは、麺つゆを多用するようになりました」(アルパカ)
■丼ものやカレーが定番
「料理は1品で済むような丼物やカレーが増えました。出産前は、3品を作るようにしていましたが、今は作れるものだけになりました」(ちびずき)
■下味冷凍で時短
「肉や魚は、まとめて買って味つけして冷凍。卵は、大量に味玉に。野菜も水分きって、調理したものを、冷凍しています」(ちあき)
■野菜はスチーマーでレンチン
「野菜は適当に切ってまとめてスチーマーでレンチンして、蒸すために使用した水は野菜スープに。全て冷凍保存しています」(ぱん)
■キッチン家電を駆使して調理時間を短縮
「ダイソーのチョッパー!300円でみじん切りがらくらく出来るこの調理器具は神様です!あと、ホットクックとヘルシオを駆使して、キッチンに立つ時間を極力短くしています」(ほー)
■手動のチョッパーが大活躍
「手動のフードプロセッサーを最近ゲット!みじん切りがラクで仕方ないです」(かまきり)
忙しいママたちは、下準備をして冷凍したり、調味料を作っておいたりと工夫しているよう。みじん切りがラクにできるキッチングッズも重宝しそうです。
プロが伝授!これさえあれば味が決まる!合わせ調味料
「これさえあれば味が決まる!」という調味料があれば、毎日の食事づくりの時短につながります。また、「味が決まらない…」という悩みも解決できる合わせ調味料を使った便利なレシピを料理研究家のほりえさちこさんに教えていただきました。
【白だし+酢+ごま油】で水菜ともやしの和えサラダ
(材料)2人分
水菜 100g
もやし 1袋(200g)
A(白だし 大さじ2、酢、ごま油 各大さじ1)
塩、こしょう 適量
お好みでラー油 適量
(作り方)
1.もやしは耐熱容器に入れラップをかけ、レンジで2~3分加熱。
2.Aを混ぜ、ざく切りした水菜を加えて混ぜ合わせる。
3.塩、こしょうで味をととのえ、お好みでラー油をふる。
※レンジは600Wでの使用を基準にしています。
※電子レンジで液体を加熱するとき、沸点に達していても沸騰しない場合がごくまれにあります。この状態の液体がちょっとした刺激で急激に沸騰を起こし、液体が激しく飛び散ることがあります。(=突沸現象)。やけどの原因になりますので、ご注意ください。
【めんつゆ+オリーブ油+おろしにんにく】のイタリアンそうめん
(材料)2人分
そうめん 200g(好きなだけ)
ミニトマト 6個
モッツァレラ 1パック
バジル 8~10枚
A(めんつゆストレート(または希釈したもの) 1カップ、
オリーブ油 大さじ1、 おろしにんにく 少々)
(作り方)
1. そうめんはゆでて水でしめ、器に入れて氷水を注ぐ。
2.Aに半分に切ったミニトマト、1.5㎝に角切りしたモッツァレラ、ちぎったバジルを混ぜて器に注ぐ。
3. そうめんを2のつゆにつけていただく。
ほりえさんのお気に入りキッチングッズ
便利なキッチングッズを使えば料理がはかどり時短になりますよね。ほりえさんお気に入りグッズをご紹介します。
◆カーブキッチンバサミ(KAI)
生のお肉も切りながらボウルに入れたり、チヂミやピザ、揚げたてのとんかつを皿の上でカットしたり、ねぎをカットしながら鍋にいれたりと毎日使わない日がないくらい活躍しています。
◆レンジでらくチン!ゆでたまご4個用(AKEBONO)
電子レンジ用のゆで卵器。朝のお弁当作りや夕飯のときでもレンジで加熱している間にほかの作業ができるのでとても重宝していて10年以上愛用しています。
暑い日に食べたくなる、そうめんも市販のつゆだけだでなくアレンジができると楽しめますね。副菜に水菜ともやしの和えサラダをそえてもいいかも。
(取材・文/酒井範子)
ほりえさちこさん
PROFILE)
料理研究家、栄養士、食育アドバイザーの資格を生かし、離乳食からおべんとうづくりまで幅広いレシピを紹介。著書は、『おいしさ満点!中高生の基本のお弁当』(成美堂出版)『3品15分 超時短 糖質オフ1か月晩ごはん献立』(主婦と生活社)、『おべんとうの教科書』(学研プラス)、新刊『あと1品がすぐできる おいしい副菜』(池田書店)など多数。
※文中のコメントは「たまひよ」WEB・アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。