「お母さん」か「おばあちゃん」か?園や小学校で気を揉むシーンが続出、令和あるあるというママたちの声
あるママから「言いにくいのだけど…園で声をかけられました。おばあちゃんだと思ったら、お母さんでした。こういう経験ありませんか?」という声が寄せられました。その逆に「私よりちょっと年上のお母さんかなと思ったら、おばあちゃんでした」という、声も。都心を中心に出産年齢があがっていることが、大きな要因のようです。
おかあさんとおばあちゃんが同世代ということが普通の時代に
「子どもが通っている幼稚園は、お預かりが充実しているので共働きの夫婦が多く、祖父母の送り迎えも珍しくありません。
最近、ずっとおばあちゃんだと思っていた方が、実はお母さんだと知りました。
失言する前に気がついてよかったけど以来、微妙な方を見かけるとヒヤヒヤします」
という、投稿主のママ。
どうやら令和のあるある話のようで、たくさんの反響が届きました。
「下の子は幼稚園児です。
同じクラスには48歳のお母さんと、48歳のおばあちゃんがいます。
そして25歳のお母さんと、上のお子さんは25歳というお母さんがいます。
書いていて、訳わからなくなります。
上の子(中学生)の時にはなかったので、時代の新しい流れなのかと思います」
「私も末っ子は高齢出産なので、ときにはママ友のお母さんと年齢が近いことがあり『今話しかけてくれている人、間違ってるな』という感触を経験します。
しかし、そんな私でも『私の母と同世代のおばあちゃんかな』と思っていた方が、実はお母さんだった、という経験があります。
先入観をもっちゃいかんと改めて思いました」
「私なんて、遠目でおじいちゃんと思ったらおばあちゃんで、よくよく聞いたらお母さんだった、という経験あります。
こんなこと言ったらダメなんだろうけど、本音は服装や髪型はもう少し気遣ってほしい。
間違っても仕方ないよ〜」
という辛口も。一方で逆パターンもありました。
「小学校の入学式で隣の方に声をかけられました。
見た目は私よりはちょっと年上のママ(だと思いました)。意気投合したので連絡先を交換し、後日ランチをしました。
ママ友ができたと喜びましたが、よくよく話したらおばあちゃんでした。
今のアラフィフの方はファッションが若々しくてわからない」
ママかおばあちゃんか微妙な時の対処方法の声が届きました。
そもそも判断を見極める必要なし。保護者として話しかければいい
「『◯◯くんのママ』という呼び方をやめました。できるだけ『◯◯さん』と、名前で呼ぶようにしています。
迷った時はお子さんが『お母さん」と呼ぶか『おばあちゃん』と、呼ぶか聞き耳立ててます」
「園や学校で知り合った方々は皆、『保護者』として話しかけます。
単なる立ち話なら『遠足晴れるといいですね』『◯◯の準備終わりましたか?』で、済みますから。
世の中いろんな家庭があっていろんな事情があるから、差し障りのない会話しかしません」
「判断しなきゃいいのでは。
私は他人への興味が薄いせいか、迷っても『どちでもいいや』で、終わらせてます。
いざとなったら、ママさんとして会話していれば問題なし」
「おばあちゃん」と間違われた経験者からの声
「ファッション頑張れという意見がありましたが。
私は老け顔です。高校生のとき、父と歩いていて夫婦に間違われたし、アラフィフの今、70歳代の母と姉妹に間違われます。
高校生の息子を紹介すると驚かれることあるので、孫と思われることもたびたび。
ちなみにシワは少なく白髪はなく、ジムに通っているので体型にもまぁまぁ自信があります。
私は慣れましたが、こういう人もいるって知ってほしいです」
「47歳、末っ子は幼稚園児です。耳が痛い話です。
でも、高齢出産を好んで選ぶ方は少ないんじゃないかなと思います。それなりに理由があり、気にして育児をされている方も多いということです。
そこに『おばあちゃん』と言われたらグサッときます。
経験値が少ない若いお母さんからしたら『見た目がそうなんだから、間違えても仕方ない』と、思うのでしょうが、それはちょっと違うかな、と私は思います」
そしてこんな意見も。
「本当におばあちゃんでも『おばあちゃんと呼ばれると不愉快』という方は一定数いますよね。
最近は介護施設でも『おばあちゃん』『おじいちゃん』を禁止して、名前で呼ぶところが増えているそうです。
そう考えたら、赤の他人がおばあちゃんと呼ぶなんて、めちゃくちゃ失礼な話です」
保護者として、人として話しかける。それがよいのではないかと多くのママがコメントしていました。
文/和兎 尊美
■文中のコメントはベネッセが運営していた口コミサイトの投稿を抜粋したものです。