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鈴木ちなみのシンガポール移住レポート「街から子どもが消えた!?」その納得の理由とは?

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2021年9月に出産、現在11カ月になる赤ちゃんのママであるタレント・モデルの鈴木ちなみさんが、移住先のシンガポールから育児生活をリポート。第2回は、「シンガポールは子育てがしやすいって聞いていたけれど…? 子どもたちは一体どこへ?」をテーマにお届けます。

出会いを期待して、久しぶりにスーパーへ買い出しに

こんにちは! 鈴木ちなみです。2022年6月にシンガポール移住を発表して、海外生活に奮闘の毎日です。勝手のわからないことも多いですが、「3食食べて、しっかり眠れていればとりあえず大丈夫!」の精神で過ごしています(笑)。

さて、今日は私が子育てをする中で、シンガポールのスーパーでびっくりしたことをお話ししたいと思います。移住してすぐは、キッチン用具や掃除道具・食器などをそろえて住環境を整えることで精一杯だったので1週間ほどはデリバリーの食事で済ませていました。

ある日、夫から「そろそろ何か作っ てほしいな~」とのリクエストもあり、生活も落ち着いてきたのでスーパーに買い出しに行くことに。平日の昼間、強い日差しを受けながらやっとの思いでスーパーに到着。シンガポールのママさん はどんな感じで買い物に来ているのかな、とワクワクしながら入店すると…子連れママの姿が全然見当たらない!

日本では、家事がひと段落して子どもの機嫌がいいころにスーパーに出かけると、同じように赤ちゃんを連れたお母さんを見かけることがよくありました。シンガポールで見かけるのは買い出しをしているお手伝いさんや、配達する商品をカゴに詰める店員さんばかり。ごくたまに赤ちゃんを連れたママさんがいるくらいです。

子連れ大歓迎ムードに心が癒やされる

その反面、日中は子どもがいることが珍しいようで、買い物をしていると店員さんやお客さんが 「Hello!」「How are you, baby?」と声をかけてくれます。すれ違いざまに、子どもに手を振ってくれる人が多いので「何かのパレードに参加しちゃったかな?」というのは大げさかもしれないですが、そのくらいの気持ちになります(笑)。

エレベーターに乗るときに扉が閉まらないようドアに手をかけてくれているのはもちろん、セルフレジを使っている間も子どもが飽きないようにあやしてくれる店員さんがいたり、商品のカウンター越しに子どもに声をかけてくれたり…。シンガポールは「子どもに対してすごく優しいから 子育てしやすいよ~」とは聞いていたけど、想像以上のホスピタリティ! 慣れない海外生活に、心も疲れていましたが、子どもを通じて温かい気持ちになりました。話しかけてくれる方も中国系、インド系、欧米系、マレー系と多国籍。シンガポールならではの環境は、子どもにとってもいいのではないかと思います。

街から子どもが消えた!?わけではありませんでした

とはいえ、シンガポールの子どもたちはどこにいるのかな?と不思議に思ったので、銀行に用事があったときに窓口のお姉さんに聞いてみると「働くママが多いから、みんなインファントケア(乳幼児が入る保育園)に預けるのよ~」とのこと。生後2カ月から預かってもらえるそうで、時間も働き方に合わせて希望があれば朝7時~夜7 時までたっぷり見てもらえるとか。「私の娘は4才なんだけど、赤ちゃんのころから預けているわ」とお姉さんが教えてくれました。

長いと12時間も預けることができるなんて働くママの心強い味方。どおりで 平日は赤ちゃん連れのママを見かける機会が少ないわけです。最初は「街から子どもが消えたの!?」と思いましたが、ママをサポートする環境が整っているんだと実感しました。

“歩けば遊具や水遊びできる場所”も子育てしやすいポイント

もう一つ驚いたことは、マンションの敷地やショッピングモールにカラフルな遊具があったり、モールや公園にちょっとした水遊びができる施設が備わっていること。外が暑いのにわざわざ出かけるのがおっくうだな~というときに何かの“ついで”に子どもを遊ばせられるのでとても助かります! 0才のわが子には少し早いので、もう少ししたらドンドン活用したいです。シンガポールは人だけでなく、街の設備も子どもにやさしいと感じました。この街で子育てするのがとても楽しみです。

今月のちなみセレクション

ちなみさんが海外子育て生活で見つけたお気に入り♪を紹介します!

【お気に入り①】いろんなシーンで活躍! シリコーンケース

先輩ママでもある友人から頂いたものと、シンガポールに来てから、自分で買ったもの。
とくに、離乳食やおやつ、子どものカトラリーを入れて持ち歩くのに重宝しています。左の2つはstasher、右の2つはZipTopのシリコーン製の保存容器です。

【お気に入り②】無料のプール施設

お出かけ中に、無料のプール施設を発見! 更衣室もついていてお得すぎると感じた施設。休日に訪れたのでファミリーでにぎわっていました。


文/鈴木ちなみ 構成/ひよこクラブ編集部


●記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

鈴木ちなみ(すずき ちなみ)

©花盛友里

PROFILE
1989年生まれ。2008年モデルデビューし、ファッション雑誌「with」の専属モデルに。フジテレビ『めざましどようび』のリポーターをはじめ、テレビ番組やCM、映画などに出演。20年に結婚。21年9月、第1子出産。

鈴木ちなみインスタグラム

YouTube「ちな日和」

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