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人気イラストレーターが子育て移住を決意。その理由がいかにもユニークだった

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現在、ウィズコロナで移住が注目を浴びるようになっていますが、「たまごクラブ」「ひよこクラブ」で活躍中のイラストレーター、とげとげ。さんも8年前に海と山が近い町、神奈川県葉山町に引っ越した一人。新作漫画『夫ですが会社辞めました』でも、主人公一家が葉山に移住する様子が描かれています。
はたして、とげとげ。さんの実際の暮らしと子育ては? 漫画の舞台を葉山にした理由や自身の葉山での暮らし、子育てについて聞きました。

物語の主人公と同様、葉山に移住

葉山のパン屋さんを訪ね、引っ越しを決める漫画の主人公一家。実はとげとげ。さんも同じ過程をたどった!

ーーとげとげ。さんが葉山に移住したきっかけは何だったのでしょうか?

とげとげ。さん(以下敬称略) もともとは同じ神奈川県の川崎に住んでいて、永住する引っ越し先を探していたタイミングでした。だけど実のところ、候補として葉山を考えていたわけではなくて・・・。
漫画の中でも、主人公一家が葉山にあるおいしいパン屋さんをネットで見かけて、そこを訪ねるために家族で足を運びますが、実はこれ、まんまわが家のエピソード。私たちも最初はテレビで見たパン屋さんをめがけて、葉山にやって来ました。

ーー葉山にちょっと遊びに来たところから、引っ越しまで、どうして?

とげとげ。 ノリですね(笑)。パンを買って海とかを見てみていいところだね、ここに住んじゃおうかとなって。そのまま不動産屋さんに足を運んで。ちょうどいい物件があったので、流れで決めちゃいました。


ーー『夫ですが会社辞めました』という漫画は、会社を休職し、そのまま退職した主人公の俊(とし)と、大黒柱となった妻の沙月(さつき)を中心としたストーリーですね。主人公一家は何かを変えたくて葉山に引っ越しますが、漫画の舞台を葉山にした理由を教えてください。

とげとげ。 自分が住んでいる街にしたほうが生活感や臨場感を再現できると考えたのがいちばんの理由です。とくにこの話は人間関係に疲れたどん底の主人公・俊が、新しい暮らしを通してなんとなく救われていくというもの。その俊の心象風景の変化に、背景の自然描写がとても重要な役割を果たすので、それなら、やっぱりよく知る場所を描くほうがより伝わりやすいかなと思いました。

それにもともとこの漫画を描き始めたのが、コロナ禍でリモートワークが進められ、移住者が全国的に増えていた時期だったんです。コロナは関係ないけど、私も8年前に葉山に移住してきた組なので、そのあるあるを活かすことができるかなと。

自然の音しかしない場所で癒やされる

ーー葉山での暮らしや子育てはいかがですか?

とげとげ。 海も山も行きやすいのがいいですね。人工的な音がしない、自然の音だけが聞こえる場所が身近にあるのは、とてもぜいたくなことだと思います。うちの家のすぐそばに比較的ラクに登れる山があるので、自分がしんどいときはそこに行って景色を見渡して癒やされています。
あと川や海で、いろいろな魚や生き物が見られるのも楽しいです。砂浜に行ったら本格的な砂遊びができますし、子どもと遊ぶのにはぴったりの場所です。

引っ越しした当時はワンオペで大変!

漫画では、登場人物が自然に癒やされる描写も多く描かれている。

ーー葉山に引っ越したことで大変だったことは?

とげとげ。 大変だったのは夫の通勤ですね。私はフリーランスなので、どこでも仕事ができますが、夫は会社員。勤める会社のオフィスが当時、東京の新橋にあり、片道2時間、往復4時間かかっていました。でも、葉山への移住に関しては夫がいちばんノリノリだったんですよ!(笑)。
コロナ禍になった今は、夫もリモートワークが多いので、だいぶラクになったと思います。

ーーとげとげ。さんのほうで大変なことはありましたか?

とげとげ。 夫がそれだけ通勤に時間がかかるので、家にほとんどいなかったことですね。必然的にワンオペでした。現在、娘は小学6年生、息子は小学4年生ですが、引っ越してきたころはまだまだ小さくて・・・。知り合いもいなかったし、最初の半年は2人とも待機児童で、一時預かりを利用していたんですが、お弁当もおやつも必要だし、預かり時間は限られているし・・・。そんな中で仕事も家のことも育児も一人でやらないといけないから、正直、まわっていなかったと思います。

ーー当時の自分にタイムスリップして会えたら、なんて伝えると思いますか?

とげとげ。 「やらないことをちゃんと決めよ!」でしょうか。ワンオペで疲れているのに、休みの日は子どもたちを少しでも楽しませたいと思って、鎌倉まで遊びに行ったりしていましたね。でも、結局、追い詰められるとそのしわよせも家族に行ってしまうし。まあ、あの頑張った時代があったからこそ、今があるのかもしれないけど。

ただ、当時、だれのことも知らない葉山で、毎日がしんどくつらくなったときに、たまたま通りすがった海を見たんです。すると、ふっと心が軽くなる感覚がありました。その感覚は今回の漫画に結構取り入れていますね。

お話/とげとげ。さん 取材・文/江原めぐみ、たまひよONLINE編集部

海にも山にも近く、自然豊かな風景が残る葉山に移住した体験を語ってくれたとげとげ。さん。「漫画に入っている地域の小ネタは、だいたいが実際の体験談です」とのこと。

どことなく懐かしい、牧歌的な葉山の風景に『夫ですが会社辞めました』の主人公の俊が癒やされていくのも納得です!


●記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

とげとげ。さん

元ナースの漫画家&イラストレーター。2人の小学生を育てるママでもある。育児4コマブログ
「ママまっしぐら!昨日と同じな毎日の日常4コマ日記」はスタートして既に10年目で現在も更新中。

レタスクラブWEBで連載中の漫画
「夫ですが会社辞めました」は累計1000万PVを突破し、2022年9月に書籍が発売。

Twitter:@togetogegegege

夫ですが会社辞めました

「夫は3カ月間休職を隠していた」そんな衝撃的エピソードから始まる話題作。レタスクラブWebで累計1000万PVを集め、書籍化。とげとげ。著/1320円(KADOKAWA)

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