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1歳の「はじめてできた!」を増やすためにできることは? 時間がなくても心がけたい2つのポイント

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若いアジアの母とリビングルームの赤ちゃん
●写真はイメージです
itakayuki/gettyimages

1歳は、「自分でやってみたい」という気持ちが芽生え始める時期。おうちのかたがちょっとした工夫をすることで、日常生活の中で「はじめてできた!」という体験を増やしていくことができます。時間がなくても押さえておきたいポイントを知り、できることから始めてみませんか。

あえて時間をつくらなくても、新しい体験をするチャンスは増やせる!

1歳をすぎて行動範囲が広がると、子どもは今まで以上に新しいことを見聞きする機会が増えます。そんなときの子どもは、「これは何だろう?」「もっと知りたい!」「やってみたい!」という好奇心でいっぱいの状態。こうした好奇心を新しい体験につなげていくと、子どもは「できた!」「わかった!」という喜びや達成感を味わえるようになります。

でも、おうちのかたにとっては、1歳の子どものお世話は何かと手がかかることが多いもの。「新しい体験をさせてあげたいけれど、時間や気持ちの余裕がない!」と感じている人も多いかもしれません。そんなときは、何か特別な体験をさせようと考えるのではなく、普段の生活の中でやっていることに、子どもの好奇心に応えられるような働きかけを何かひとつプラスしてみることを意識してみましょう。

1歳の「はじめてできた!」を増やすための2つのポイントとは?

日常生活の中で、1歳ならではの「はじめてできた!」を増やしていくには、子どもの発達や興味に合った関わり方をすることが大切です。次の2つのポイントを意識して、おうちのかたが取り組みやすいことから少しずつ始めていきましょう。

【Point1】心身の発達に合わせて、スモールステップで取り組む

1歳は「自分でやりたい!」という気持ちが芽生え始めるものの、心身の発達が追いつかず、できないこともまだたくさんある時期です。いきなり難しいことにチャレンジさせるのではなく、今の時点で無理なくできることから始めて、少しずつできることを増やしていくようにしましょう。

例えば、全身を使ってジャンプすることは、1歳になって間もない子どもにとっては難易度の高い動きです。まずは、おうちのかたの膝の上に乗って体をゆらゆらと揺らすことから始め、慣れてきたら立った姿勢で体を伸ばしたり縮めたりする動きに挑戦し、そのあとでジャンプにチャレンジするというようにスモールステップで進めていきましょう。小さな「できた!」を積み重ねて達成感を味わうと、子どもは「もっとやってみたい!」と思えるようになります。

【Point2】さまざまな分野の物事にふれさせる

身の回りのさまざまな物事に対して「これは何だろう?」と興味を持った時点で、それを新しい体験につなげていくことができると、子どもの可能性はより一層広がっていきます。

「テレビの幼児番組でダンスに興味を示したら、さまざまな曲に合わせて体を動かす遊びをしてみる」、「絵本や映像で見た花を散歩の途中で見かけたら、親子で一緒に観察してみる」、「おうちのかたが歯みがきをする様子を子どもがじっと見ていたら、親子で歯みがきの練習をスタートする」など、子どもの興味・関心に合わせて、生活習慣も含めたさまざまな分野の物事にふれさせてみましょう。

クリスマスやお正月など、季節の行事を取り上げた絵本を読んだり、季節を感じられる童謡を聞いたりすることも、日常生活の中で子どもの好奇心を広げていく方法としておすすめです。

子どもが「はじめてできた!」という体験をしたとき、喜びをおうちのかたと分かち合うことができると、その出来事はより豊かな体験として心に刻まれ、自信へとつながっていきます。もちろん、初めてのチャレンジでは失敗してしまうこともあるかもしれませんが、そんなときもチャレンジした意欲を認める声かけをしながら勇気づけていきましょう。たくさんの「はじめてできた!」を一緒に喜び合いながら、親子の時間を充実させていけるといいですね。

取材・文/安永美穂 取材協力/こどもちゃれんじ

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