出産後「自分の時間」があると答えた人は約50%。どう時間を捻出してる?「動画やゲーム」「1人で買い物」等、みんなの過ごし方
「たまひよ」アプリユーザーに出産後の「自分の時間」についてアンケート調査をしてみると、忙しくても上手に時間を捻出している人が。みんなはどんな「自分の時間」を過ごしているのかと、一児のママである家電女優、奈津子さんに時間の作り方や過ごし方を聞いてみました。
みんなは「自分の時間」に何してる?
出産後、自分の時間が「ある」と答えたのは約50%。みんなは、どんなことをしているのかをご紹介します。
■抱っこしながらできることを
「動画を見ています。抱っこしながらできることを探しています」(そう)
■音楽とゲーム
「赤ちゃんのお世話をしながら、音楽を聴いたり動画(YouTubeや映画など)を観たりゲームをしたりしています」(Berry)
■通勤時間にゲーム
「通勤時間が往復で3時間かかるので、この時間を自分時間にあてています。子どもの前じゃなかなかできないゲームを楽しんでいます」(ひつじ)
■育児記録
「子どもが寝ている間にできる家事を終わらせて、母子手帳の日記や育児記録、自分の日記を書いています」(りな)そう
■フリマをチェック
「スマホでゲームをしたり、最近始めたフリマで出品した商品をチェックしたりしています」(しらゆき)
■スパでのんびり…
「母の日に自分の時間をもらいました。そんな日でもないと自分の時間はありません。スパに行き、6時間くらい入りびたり、温泉に入ったり出たり、うたた寝したり…うたた寝が最高に気持ちよかったです!」(たまひよ)
■読書
「赤ちゃんファーストで、かまってほしそうな時は家事を後回しにして思い切り遊び、眠そうな時は先に寝かしつけていたら、結果的に自分時間が増えました。私の自分時間は読書にあてています。短い時間でちょっとずつ読み進めています」(てつこ)
■夫に家事を教え、1人で買い物へ
「出産前から夫にいろいろ家事などを教えておいたので、出産後も1人で買い物をして自分時間を楽しんでいます!」(ゆっこ)
■家事をまとめて終わらせ、漫画の時間に
「少しでも空いた時間にまとめて家事をやり、残った時間に漫画を読んでいます」(マイマイ)
■朝の1時間を確保
「朝起きてから夫が出勤するまでの1時間ちょっとは私の自由時間として確保。YouTubeやアマプラを見ています」(つん)
■まとめ家事の間にストレッチ&筋トレ
「少しでも空いた時間に、まとめて家事などをやって時間を作り、YouTubeをみながらストレッチと筋トレしています」(みおまま)
■夫にすべてを任せ、カフェで読書
「夫にこの日は1人になりたいと言って、家事も育児も全て夫に任せて、カフェで勉強や読書のほか、ヨガや裁縫をしています」(ここあ)
■家電を活用。義母に子どもを預けることも
「ロボット掃除機や洗濯乾燥機などの家電をフル活用。なんでも母親がと思わず、義母などの預かりたいという提案は子どもが嫌がらない限り頼っています。自分時間は、ゲームをしたり、絵を描いたり、猫と遊んだりしています」(わらびもち)
子育て真っ最中の奈津子さんの自分時間は、仕事の勉強タイムに
1歳半の子のママであり、家電女優として活躍する奈津子さんに、「自分の時間」の過ごし方とその時間を捻出するために役立つ家電について伺いました。
「親業務に携わるすべての皆様、本っ当にお疲れさまです。子どもと関わる時間が至福であることに変わりはなくても、限られた自分時間をできるだけ有効活用したい、そんなお気持ちがよく伝わってきました。
私自身も子育ての真っ最中なので、自分ごとのようにして体験談を読みました。
今、息子は1歳半で、夜泣きもやや落ち着きましたが、昼寝時間を含め、生活リズムが安定したのは1歳ごろで、それまでは本当に大変でした。
生活リズムがまた崩れるのを防ぐためにも、土日も平日の保育園にいるときのスケジュールになるべく合わせてルーティン化しています。
我が家ではうまくいくと子どもが20〜21時ごろには寝てくれるので、それで捻出した時間に、女優としてドラマや映画を見て勉強することが多いです。ほかには美顔器でケアしたり、Netflix『ヘッドスペースの瞑想ガイド』を見たりしながら瞑想しています。
パナソニックが瞑想機能つきの照明を出したり、スマートウォッチに呼吸ガイド機能がついていたり、最近では家電にもマインドフルネスが取り入れられてきています。
呼吸や内省で親としての自分だけでなく“本来の自分を取り戻す”ことも大事だと思っています。
ちなみに、リビングや寝室の照明を、調光機能つきのものにして、18時以降から少しずつ暗くしていくと親子共にスムーズな寝つきに繋がりやすいのでオススメです。
未だに無我夢中で、正直、叫びたくなることもあるんですが(笑)、いつかこんな日のことも、幸せな思い出として蘇るはず、と未来の自分を俯瞰してイメージできると浅かった呼吸が通常通りに戻る気がします。
我が家には家電が150台ほどあるのですが、そのなかでも『食洗機・ドラム式洗濯機・ロボット掃除機』をフル稼働させることで家事がだいぶ時短化されているのを実感しています。全てを取り入れるのはハードルが高いという方でもぜひ一つから取り始めてみてはいかがでしょうか。
また、私は家事や仕事がハード過ぎるときには思い切って、ベビーシッターさんや家事代行の方にも手助けしていただいています。インターネット上だけでもたくさんの求人があるので、どんな能力と経歴の方がいるのかをExcelで一覧にすると、お願いしやすくてよかったです。
ご家庭の状況によって選択肢は異なると思いますが、せっかく便利な世の中に生まれたので、外注できることはどんどん頼ってもいいのではないかと思っています。
あとは料理作り。もう冬の夕飯は鍋に頼りまくっていますね。栄養満点だし味を薄めれば幼児食にもできますし。私は料理が得意ではないので、自分の心の余裕も大切にしたいです」(奈津子さん)
ストレスを溜めないためにも「自分の時間」は大切ですね。夫や家族、家電、外注など、頼れる選択肢をたくさん持っておき、我慢せずにお願いできるといいですね。
(取材・文/酒井範子)
奈津子(なつこ)
PROFILE)
ドラマ「野ブタをプロデュース」で女優デビュー。以降様々な作品に出演。二十歳の頃にはSDN48のメンバーとなり、アイドル業も経験。その際、劇場近くの電気街を通じて家電の魅力に目覚める。卒業後は「家電アドバイザーGOLD等級」を取得し、現在は家電女優として多くのメディアへ出演。私生活では150台以上の家電に囲まれながら、2021年5月に生まれた息子とエンジニアの夫と三人暮らし。東京FM「スカイロケットカンパニー」にレギュラー出演、たまひよオンライン「忙しいママ・パパ向け、家電女優奈津子のおきらく家電ライフ」を連載中。
※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※調査は2022年9月実施の「まいにちのたまひよ」アプリユーザーに実施ししたものです(有効回答数277人)
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。