上の子の赤ちゃん返り...先輩ママに聞いた効果的なひと言
弟や妹が生まれた途端、上の子が甘えん坊になったりグズることが増えたり...そんな経験はありませんか?2人目出産後、上の子が「赤ちゃん返り」をしたら、一体どんな言葉をかけてあげるのがよいのでしょうか?先輩ママの体験談を集めてみました!
「赤ちゃん返り」は甘えたい気持ちの表れ
ママが下の子の世話をする姿を見て、上の子は「赤ちゃんにママを取られた」「もうママは自分のことを好きじゃないのかも...」と不安になるもの。そのため、ママの注意を自分に引きつけようと赤ちゃん返りという行動に出ることも。赤ちゃん返りは、ママに甘えたい気持ちの表れ。下の子の育児でたいへんでも、大切に思っていると伝えることを心がけたいですね。
これが効いた!先輩ママに聞いた成功エピソード
「赤ちゃんはお姉ちゃんのことが大好き」
長女が2歳9カ月のときに次女が生まれ、赤ちゃん返りがありました。でも次女は長女が大好きで、長女が話しかけるとすごく笑うので「○○(長女)が相手をすると喜ぶよ!一緒に遊んでくれるとママもうれしいな」とおだてていました。
ぎゅっと抱きしめて「大好き」
何でも上の子を優先にしてきましたが、最終的には抱きしめることが一番効果的です。ぎゅっと抱きしめてキスしたり、「大好き〜」と言ったり。上の子は「やめて~」と言いながらも、うれしそうに笑ってくれます。大切なことは本当にシンプル。「抱きしめる」「大好きを伝える」私が行き着いた答えはこの2つでした。
「下の子が困ったら助けてあげてね」
弟が生まれ、上の兄には「何か困ったことがあれば、お父さんとお母さんを頼りなさいね。弟が困っていたら、あなたが助けてあげてね」と言ってきました。その結果、兄は弟の面倒を本当によく見てかわいがってくれて、とても仲がよいです。
効果的なのはやっぱり「ほめてあげる」こと
ほめられてうれしいのは、子どもも大人と同じ。ほめ方のコツをつかめば、赤ちゃん返りを乗りきれるかも!
赤ちゃんのお世話を「上手」とほめる
2歳4カ月の娘と、4カ月の息子がいます。うちはオムツ替えなど下の子を世話するときは、上の子に一緒にお世話してもらっていました。上手にできたらオーバーにほめてあげると、本人もまんざらではない表情をしていましたよ(笑)。
「さすが!かっこいい!」で年長者の特別感を
とにかく「お姉ちゃんすてき!かっこいい!さすが!」とほめて、年長者のスペシャル感を味わってもらいます。靴をそろえたとか、ごはんをちゃんと食べたとか、靴下を1人で履けたとか...。ささいなことでも「そんなことできたの?さすがお姉ちゃん、すごい!」とほめると、本人も「かっこいいでしょー」と言って、自立に興味を持ち始めたようです。
感謝の気持ちを伝える「ありがとう」
わが家も赤ちゃん返りがひどく、赤ちゃんよりも赤ちゃんらしくなってしまいました。そのあとはとにかくほめまくり。おむつを取ってくれたり、哺乳びんを持ってくれたりしたら、そのたびに「ありがとう!」とフォローをたくさんしました。
逆効果...?!言ってはいけないNGフレーズ
つい口にしてしまったひと言や、相手の気持ちを無視した押しつけが、子どもを傷つけてしまうことも...。あなたは大丈夫?
「お兄ちゃんなんだから」
私自身が長女なのですが、何かにつけて「お姉ちゃんなんだから...」と言われたことが嫌でした。なのに、息子にも一度だけ「お兄ちゃんなんだから...」と言ってしまったときがあり、やはり息子も機嫌をそこねていました。それからは、一度も言っていません。
頼ることが逆効果になる子も...
「お姉ちゃん扱い」されて喜ぶ子どももいますが、逆効果になる子もいます。わが家の場合、上の子はすでに大きかったのですが、"ミニママ"になるタイプではありませんでした。お子さんに合っていないようであれば、無理にミニママにさせるのはやめたほうがいいですよ。
赤ちゃん返りは、上の子が成長する絶好の機会。乗り越えて、頼もしいお兄ちゃん&お姉ちゃんに育ってほしいものですね。
※文中のコメントは「ウィメンズパーク」からの引用です。
※この記事は「ウィメンズパーク」で過去に公開されたものです。