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ミットも赤ちゃんもビタ止め!横浜DeNAベイスターズ戸柱選手のおむつ替えの極意とは?

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ペナントレース、キャンプ、自主練と、1年を通じて野球中心の生活を送るプロ野球選手のシーズン中の休日は、基本月曜のみだといいます。わずかなオフ期間、試合前後の在宅時間に、どんな育児をしているのでしょうか。2女1男の父・横浜DeNAベイスターズの戸柱恭孝選手に聞きました。

家事・育児で、妻と担当分けをしているわけではなく、気づけば動く

――プロ野球選手は遠征やキャンプなどで家にいることが少ないと思いますが、戸柱選手は家での担当育児・家事はありますか?

戸柱選手(以下敬称略) 担当というのは決めていませんが、僕自身はもともとこまかいことが気になるし、気づきやすいタイプなので、「気づいたら動く」という感じですね。妻はごはんを作るなどはもちろん、家事・育児全般に忙しいので、洗濯もおふろ掃除も、自分が積極的に動くようにしています。

――よく気づくのはキャッチャーというポジションならでは、というようなことはありますか?

戸柱 ポジションによって性格の特徴はあるし、キャッチャーはいろいろなことに気づくほうがいいですよね。僕は大学1年から本格的にキャッチャーをしていますが、もともとすごく心配症で神経質なところはあります。それが家族といるときにもよく出ます。子どもが何かに登っているのを見たら、「危ない」と思ってすぐに駆け寄るタイプ。本当はそういう遊びを取り入れたほうがいいこともわかっているんですが…。妻はおおらかでいい意味でさばさばしている性格なので、夫婦2人でバランスが取れていると思います。

――家の中では気づいたらなんでもやるということですが、その中で得意なこと、苦手なことはありますか?

戸柱 苦手というか難しかったのは、ミルクを飲ませるときの哺乳びんの角度ですね。上手に飲める角度を探すのに苦労しました。得意なことは、しいて言えば、おむつ替えですかね。よく子どもが動いて大変ということを聞きますが、僕の場合は、子どもが今ハマっているおもちゃを渡したり、「あ!」と突然声を出してちょっとだけ驚かせたりして、子どもの動きが止まっている間に済ませてしまいます。

戸柱流タイムスケジュール術は、前日のこまかい時間調整

子どもとの時間を大切にしたいという戸柱選手。休日はお出かけすることも多い。

――プロ野球選手は遠征が多いので、出産にもなかなか立ち会えないようですが、戸柱選手はどうでしたか?

戸柱 出産には一度も立ち会えませんでしたね。1人目は遠征中、2人目、3人目はキャンプ中でした。シーズン中は移動日などオフの日に会いに行けるのですが、キャンプ中はほぼ1カ月ずっと家に帰れないので、2人目、3人目のときは生まれてから1カ月間会えないようなこともありました。キャンプ中、早く会いたいなとずっとワクワクしながら過ごしていました。

――幼稚園などの行事には参加していますか?

戸柱 幼稚園の行事は、朝9時からとか、早い時間に始まるものには参加しています。発表会とか親子で遊ぶレクリエーションみたいなものですね。それが終わってから球場に向かうこともあります。

――親子で遊ぶレクリエーションはどういうものですか?

戸柱 一緒に歌ったり、遊んだり。ただ、平日なので参加者が少なく、僕ともう1人のパパだけということもありました。そのときに先生からムチャぶりされて、急に「この歌を歌ってください」と。なんだか「おおかみとうさぎの歌」みたいなもので、当日急に言われて、かなり驚いたし、人前で歌うことなんてないので最初は恥ずかしいなと思いましたが、子どもたちの前で断るわけにもいかない…。幸い参加者は僕ともう1人のパパだけだったし、全力で歌いきりました(笑)。子どもたちと一緒に遊んで、めっちゃ楽しかったですね。自分はおそらく、子ども目線になるのが得意なんだと思います。

――男性も育児に積極参加すべきという機運が日本でもようやく高まってきていますが、戸柱選手はかなり積極的に参加されているように感じます。

戸柱 子育てっていうのは子どもが1人でも2人でも3人でもたいへん。その中で妻は自分の時間などいろいろなものを犠牲にしている。自分の妻だけじゃなくて、全国のママ、保育士さんなど、みんなすごいなと思います。その中で僕は自分の好きな野球をやらせてもらっているので、家にいるときは、自分もそこに積極的に参加したいと思っています。

――家にいる時間が限られた中で、それをどのように実現していますか?

戸柱 僕は1日のタイムスケジュールを前の日に決めるタイプなんですけど、この時間は移動、トレーニング、子どもの送迎、子どもと遊ぶ、とこまかく入れていきながら、時間配分を調整しています。正直全部やろうとすると1日24時間じゃたりなくなるんですけど、子どもとの時間は削れませんね。野球も大事ですけれど、子どもとの時間があるから頑張れる。自分が頑張れば、家族もハッピーになる。そういう好循環を大切にしたいと思います。

お話・写真提供/戸柱恭孝選手 取材・文/香川誠、たまひよONLINE編集部

2人目、3人目と子どもが増えるにつれて、実は少し余裕も出てきているという戸柱選手。それは自分たちが育児に慣れてきたというだけでなく、長女が今はいろんなことに気づいてくれるからだそうです。大柄な戸柱選手ですがキャッチャーというポジションのためか、こまやかなことに目を配っています。そのことに子どもたちも気づいているのかもしれません。

●記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

戸柱恭孝選手(とばしらやすたか)

PROFILE
1990年4月11日生まれ、鹿児島県出身。捕手。右投げ左打ち。鹿児島県の鹿屋中央高校、駒澤大学、NTT西日本を経て、2015年ドラフト4巡目で横浜DeNAベイスターズに入団。大学1年生からキャッチャーになった異色の経歴を持ち、今ではキャッチング技術で高い評価を得ている。

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