ママだって、も~イヤ! 子どものイヤイヤ期、どう乗り切る?
●2月17日は「天使のささやきの日」
1978年2月17日、北海道幌加内町母子里では非公式ながら氷点下41.2度の国内最低気温を記録しました。この記録をもとに1987年に地元の有志で作る「天使の囁き実行委員会」が生まれ、寒さを通して人々の出会いの場をとイベント「天使のささやきを聴く集い」を始めたのをきっかけに、1994年に記念日を制定しました。
なぜ、天使のささやきかというと、氷点下20度以下になると空中にできる氷の結晶・ダイヤモンドダストを天使のささやきと呼ぶからです。
天使のささやき、どんな声なのでしょうね。
イヤイヤ期炸裂! 教えて、イヤイヤ期の対処法
天使のささやき、聴きたいですよね~。きっと、聴いているだけで心がほんわか癒されるのでしょうね。その逆、悪魔のささやきは…。
口コミサイト『ウィメンズパーク』のママから、こんなコメントがきました。
「3才半になる娘、口が達者で言い訳や口ごたえがすごく、言うことを聞きません。買い物に行けばカートに乗らず好き勝手に歩き回り、わがまま放題。悪魔の3才にイライラ! 先日、私がキレて娘を怒鳴りつけてお風呂場に隠れてしまいました。悪魔から逃げたかった…」
自我が芽生えるこの時期。いわゆるイヤイヤ期に、ママのイライラは爆発寸前。ママたちは、どう対処しているでしょう。
「買い物のときに、野菜を子どもに選ばせるなどお手伝いをしてもらうと、気持ちが逸れてうまくいきました。おませな子だと張り切ってやってくれます」
「保健師さんのアドバイスで、何にでも興味を示してあっちこっち行くような子には静かな所へ行って、子どもが黙るまで親は何も言わずただ見てるだけ。子どもが黙った瞬間にすごく褒めてあげる。そうすると、素直に聞いてくれることが多いらしいです」
ママも感情的になると、子どもも興奮してしまいますからね。まずは冷静にさせて、言い聞かせるとうまくいきそうですね。
「スーパーでグズったら何も買わずに即帰宅! は何回もやりました」
「ひたすら『無理なものは無理です』とだけいってます。泣きわめこうが暴れようが担いで帰る。延々と泣いてますけどね」
一度でも許すと、泣いてだだをこねれば要求を受け入れてもらえると学習してしまうので、毅然とした潔い態度を示すことも効果あり。
手伝ってもらう、待つ、言い聞かせる。いろいろな方法がありますね。きっとその子に合った対処法があるはずなので、ひとつずつ試してみるといいかもしれません。
「3才半の娘と毎日喧嘩しております。イライラしますよね~。でも、程度の差はあれど3才児はおそらくそんなもん。日進月歩でも、成長しているはず。ママは毎日見ていて気付かないだけ。たまにしか会わない人からすれば、きっとすごーく成長してます」
「娘は、1才ぐらいからはよく話し、魔の2才児、悪魔の3才児でした。ところが4才になるぐらいに、突然素直になりました。また5才でわがまま全開。6才で少し落ち着いたという感じでした。子育てって山あり谷あり平坦あり、ですよ」
出口はなかなか見つからないかもしれませんが、悪魔のささやき(号泣!?)を聞きながら、ママたちは同じように悩み続け「出口はどこ?」と、ずっと思いながら育てています。
イヤイヤ期も子どもの成長過程のひとつ。
大丈夫、出口はきっとある!
いつかきっと、そんな時代が懐かしく思える日が来るはずです。あと少し、がんばって!
(文・井上裕紀子)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
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