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もうすぐ幼稚園入園なのにおもらし。もうすぐ小学校入学なのにおねしょ。入園入学時期の「トイレの失敗」どうすれば?【専門家】

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バスルームでトイレを使用するために笑顔の息子を教えるために本を読む父, アジア 2-3 歳の幼児の男の子は、子供の浴室の付属品でトイレに座って
●画像はイメージです
yaoinlove/gettyimages

もうすぐ入園・入学の時期。3歳代に年少で幼稚園に入園する場合、おむつはずれが進んでいても、まだ失敗することがあるでしょう。小学校入学を迎える6歳代になると、トイレの失敗はなくなってきますが、慣れない“学校のトイレ”に不安を感じるママ・パパもいるのではないでしょうか。
子どもの発達にくわしい臨床心理士の帆足暁子先生に、入園・入学時期の排せつ習慣やトイレ事情について聞きました。

幼稚園入園直前にトイレの失敗が多くても、心配しすぎないで

幼稚園に年少で入園する3歳代は、トイレトレーニングを進めている途中という子が多いことでしょう。

「尿意を親に伝え、『おしっこしたい』と認識しながら、トイレまでがまんできるようになるのが3歳代です。トイレトレーニングの進み方には個人差がありますが、親がトイレに誘うことを繰り返していくうちに、成功体験が増えていくころです。ただ、遊びに夢中だと間に合わないこともよくあります」(帆足先生)

幼稚園に入園する前の面談などでは、トイレトレーニングの進み具合を聞かれることが多いようです。

「トイレトレーニングの進み具合によっては、おむつで登園する子もいるでしょうが、トイレトレーニングに対する考え方は幼稚園によってさまざま。『おむつで登園してもいいけれど、おむつがはずれていないと夏にプールに入れない』ということもあります。気になるときは園に確認するといいでしょう。
また、入園時にトイレトレーニングが完了していることを、なんとなく求められていると感じるママ・パパもいるようです。そんなときも、心配しすぎず、面談などで進み具合を話して『親子でおむつはずれに取り組んでいますが、もしかしたらまだ失敗してしまうことがあるかもしれません。そのときはよろしくお願いします』などと伝えておくといいでしょう」(帆足先生)

幼稚園入園直前にトイレの失敗が多いと、あせってしまうママ・パパもいますが、「大切なのは子どもの心を安定させること」だと帆足先生は言います。

「『入園までにトイレの失敗を減らさなきゃ!』とあせって、必要以上に親がイライラしたり、失敗を厳しくしかるのは逆効果です。大切なのは、子どもが安心できていること。入園するというだけでも子どもには大きな環境の変化です。
入園前後はとくに、トイレトレーニングを意識させ過ぎず、いつも以上に子どもとのスキンシップをとるなど、たくさん甘えさせて安心感を大切にしてください。ただし、安心感を与えるのと先回りしすぎることは違います。“なんでも親がやってしまって甘やかすこと”ではないので、それには注意しましょう」(帆足先生)

小学校入学ごろでも、おねしょをしてしまう子はいます

小学校入学の6歳代になると、トイレの失敗はなくなってきます。

「4歳代なると、日中はほぼトイレでおしっこができるようになり、5歳代には外出先でもトイレに行けるように。このころには、日中の失敗はほぼなくなります。
ただし、夜間については、排尿機能がさらに発達する5~6歳が完了の目安。小学校入学の6歳代でも、まれにおねしょをしてしまう子はいます。ただし、宿泊行事がなければとくに気にしないで大丈夫です。学校に言う必要もありません」(帆足先生)

中には「授業中にいねむりして、そのときにおねしょをしてしまったら・・・」などと心配する親もいると聞きます。

「1年生でいねむりする子はほとんどいないでしょう。おねしょをするほど長時間寝ることはほぼないので、“授業中の居眠り→おねしょ”ということは心配しすぎないで大丈夫です」(帆足先生)

小学校入学後は、トイレのタイミングは子どもたち自身に任せられて、先生から声をかけてもらうことはなくなるのでしょうか。

「『授業中は絶対にトイレに行かせない』という小学校の先生はほぼいませんが、トイレは休み時間に済ませるのが基本です。先生方もそのように声かけをしてくれるでしょう。
もちろん家庭でも、休み時間中にトイレを済ませること、もし授業中にがまんができなくなったら、先生に伝えてから行くことを、入学前に子どもに教えておくといいかもしれません」(帆足先生)

また、小学校のトイレは、家庭のトイレや、今まで通っていた幼稚園・保育園のトイレとは雰囲気が異なることもあり、排便をがまんしてしまう子もいるようです。

「うんちはおしっこと違い、ある程度出さないでいることができてしまうもの。学校で排便をがまんしてしまうかどうかは、子どもの性格や小学校のトイレ環境などによります。
何かを口に入れることで、胃腸が動き出し、排便しやすくなります。学校で排便する必要がないように、朝食を食べたら、登校前に家庭で排便する習慣をつけるのが理想です。朝は登校のしたくであわただしいかもしれませんが、朝食後に、家庭でゆっくりトイレに入る時間が作れるといいでしょう」(帆足先生)

入園入学ごろに、一時的に失敗が増えることもあります

幼稚園入園や小学校入学は子どもにとっても大きな環境の変化です。そのタイミングで、一時的にトイレの失敗が増えることもあります。そんなときも、親がしかったりせずに、子どもに安心感を与える接し方が重要だと帆足先生は言います。

「幼稚園に年少で入園する3歳代の子は、トイレトレーニングの途中なので、入園前後に一時的におもらしが増えても、大目に見てあげて。
小学校に入学する6歳代の子がおもらしをしてしまったとしても、単発であればそれほど心配しないでいいでしょう。
6歳代では、まだまれにおねしょをしてしまう子もいるので、入学前後に数回おねしょを繰り返しても心配しすぎないで。ただ、2週間くらいの単位で見たときに、続いていたり、頻度や一晩の回数が増えていったりするときは、専門機関に相談するといいでしょう」(帆足先生)

監修/帆足暁子先生

取材・文/たまひよONLINE編集部

幼稚園入園・小学校入学直前のあわただしい時期に、おもらしやおねしょをされると、イライラしたり、入園・入学後のことを考えて不安が大きくなってしまうかもしれません。それでも、「親のあせる気持ちを子どもにぶつけるのはNGです」と帆足先生は言います。子どもにとって、入園・入学の環境の変化は大きいもの。トイレの失敗があったら、親子でゆっくり話す時間を作ったり、いつも以上にスキンシップをしたりするなど、子どもを安心させることを最優先にしましょう。

●記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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