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茹でたパスタもうどんになって…白目をむいてしまうドタバタ育児に共感の嵐、臨床心理士で漫画家の白目みさえさんにインタビュー

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インスタのフォロワー8.8万人の白目みさえさんは、年子の女の子2人を育てているママ。臨床心理士・公認心理師として働くかたわら、育児・家事・仕事に追われて白目をむいてしまうような日常をインスタグラムで投稿し、多くのママを元気づけています。

2/15に書籍『子育てしたら白目になりました』を発売した白目みさえさんに、育児漫画を描くようになったきっかけや、育児中思わず白目をむいてしまう瞬間についてお話を聞きました。

長女妊娠時、“妊娠高血圧症候群”で入院。そのまま帝王切開に

――育児漫画を描くようになったきっかけを教えてください。

白目みさえ「最初は育休中で疲れているであろう同僚に『今うちの子がこんな面白いことしてるよー』と落書きのようなものを送ったことがきっかけです。その同僚のすすめでInstagramに投稿を始めました。その頃にはうちの子は夜もしっかり寝るようになっていたので、子どもが寝て家事もひと段落したあとに息抜きで描き始め、今に至ります」

――妊娠中もしくは出産で最も大変だったことを教えてください。

白目みさえ「長女の妊娠時に“妊娠高血圧症候群”で入院し、入院中に胎児の心拍が低下し、緊急帝王切開で出産しました。(あとでわかったのですがどうやら私は血栓ができやすい体質らしく、臍の緒が血栓で詰まったために心拍低下した可能性が高いとの説明を受けました)その経緯があったので次女の妊娠時は血栓ができにくくなる薬を毎日飲みながら過ごし、次女は予定帝王切開で出産しました。

長女のときは慌ただしい出産となり“心拍低下”なんていう不穏ワードが飛び出て気が気じゃなかったですし、次女のときも『いつか血が詰まってしれっと心臓が止まっていたらどうしよう』と10ヶ月間じわじわと不安な日々を過ごしました」

細かい育児が重なって茹でていたパスタがうどんに……

――育児をしていて思わず“白目”をむく瞬間はどんなときですか?

白目みさえ「ひとつひとつはたいしたことではなくても、それが“重なったとき”です。お鍋にパスタを突っ込んだ瞬間、次女がお茶をくれと泣き叫び。まだ1人では飲めないので、火を止めてコップに手を添えて飲ませながらふと横を見ると、長女が洗濯物の山の上に片付けたレゴをひっくり返している。『あああああ』となりながら、片付けるためにとりあえず次女だけでもとおんぶすれば、『私も抱かんかい』と長女も号泣。しかたなく片付けは諦めて、抱っこしてお鍋のもとに戻ると『うどんかな?』と思うくらい膨張したパスタが冷めたお湯に浸かっている……みたいなときには大きなため息とともに白目をむいていましたね」

「朝からノンストップ白目」

<「やらかした…」寝かしつけで寝落ち…>

<朝のうちに家事を終わらせたい!けど……>

<やっと片付けが終わったときに起きてきた次女>

<ふとんにおねしょ、朝から喧嘩勃発>

<ふとんを干そうと思ったら外は雨……>

――育児と仕事と家事の両立でしんどいなあと思うのはどんなときですか?

白目みさえ「ただでさえしんどい家事・育児・仕事に“タイムリミットがあるとき”です。具体的に言えば夕方、家に帰ってから子どもが寝るまでには3時間ほどしかないのに、その間にお風呂と食事をすませ、歯磨きをさせてトイレに行かせて寝かさなければなりません。お約束やルールを守れているかの確認や、お友だちとのいざこざがないかどうか、事情聴取を兼ねた“お話タイム”も同時進行。小学生になると明日の準備や宿題の監督などが必要となり、さらにそこに姉妹喧嘩が勃発したり、隠しごとが発覚してお説教タイムなども追加されるので、どう考えても時間が足りません」

――マイペースだという旦那さん。育児・家事をする中で旦那さんと分担をするときにどのようなことを心がけていますか?

白目みさえ「特別なことはしていませんが、夫が育児・家事をした直後に“文句を言わない”でしょうか。よほど危険なことがある場合はその場で言いますが、“その場では”文句は言いません。“要望”や“改善の要求”というかたちで伝えることはありますが、少し時間を置いたり同じことが何回かあってから言います。自分もせっかくやったのにやった直後に何か言われるとテンションが下がりますので、それは気をつけています。あとから漫画には描きますけどね」

朝ご飯ぐらい余裕!?

<夫が子どもの朝ご飯を用意してくれた!?>

<全部私が準備していたものを食卓に並べただけ…>

「子どもを怒ってしまう」怒りの“大爆発”を避けるためにできること

――心理士の白目さん、全国のママさんたちからもお悩みがたくさん届くようですね。ママたちから相談で一番多いお悩みは何でしょうか?

白目みさえ「私が実感している中で多いなと感じるのは『子どもを怒ってしまう』です。

『怒らず叱るようにしましょう』『怒ると子どもには恐怖しか伝わらない』みたいなことはみなさんわかっておられます。わかっているからこそ、自分を責めてしまい、二度としないぞと毎晩決意し、それでも我慢して我慢して結局爆発してしまう……という方が多いのではないでしょうか。かく言う私がそうなので。

そんなママさんにお伝えするのは、『ぬいぐるみや布団に疲れるまで八つ当たりしてください』『怒ってしまったあとに謝罪は忘れずに』『“怒らなかった瞬間”があったのなら“なぜ怒らずにすんだのか”を考えてみてください。そこにあなたが怒りをコントロールできる条件が隠れています』といった内容です。要するに全部“怒る”ことを前提としてのアドバイスになっています。怒らないに越したことはありませんが、“怒り”を我慢しすぎると必ずどこかで爆発します。

どうせ怒るんですから、せめて怒りの矛先を変える、怒ってしまったあとのケアを大切に、怒ることを失くすのではなく回数を減らすためのヒントを探す……という視点で見るようにしていくと、少なくとも“大爆発”の回数は減ります。“怒りを消滅させる”のではなく“怒りと付き合っていく方法”を考えてみたほうが長期的には平穏な日々が過ごせるようになるのではないでしょうか」

口うるさくなる母親の心理①

<どうしても口うるさくなってしまうママ>

――最近の子どもたちの成長は?

白目みさえ「先日自分たちできちんと歯磨きができるようになるために“歯を赤く染める液”を買ってきました。一定量を口に含んでグチュグチュして吐き出すと歯垢が赤く染まるので、その赤さを消すように歯磨きをすると結果的にちゃんと歯が磨けるというものです。その液には計量のためのカップがついていて、蓋の上からかぶせる仕組みになっているのですが、使用後その計量カップをふたりとも自主的に洗ってから蓋にかぶせてくれていました……!少し前なら使ってそのまま戻し、赤い液が本体に垂れまくって真っ白な洗面台を赤く染めていたと思うのですが、ちゃんとカップを洗ってくれていたんです……!感動して褒めまくりました。ちなみに夫はまだそれができません」

ほめすぎか…?

<褒めちぎってしまうとたまに「褒めすぎか…?」って不安になる>

――最後にたまひよの読者のみなさんとこれから出産・育児を経験するパパ・ママたちにひと言お願いします。

白目みさえ「いつも応援してくださりありがとうございます。子育ては白目の連続という漫画を描かせていただいておりますが、娘たちが小学生になった今も日々ネタは尽きません。私がこれだけ長く漫画を描かせていただいているにも関わらず、世代を問わず共感のお声が私に届き続けるということは、育児中にみなさんが抱く思いというのはやはり万国共通なのではないでしょうか。

育児中にもし孤独を感じることがありましたら、私を思い出してみてください。その背後には何百人もの白目の先輩たちがいます。そう想像するとめっちゃ怖くて笑って脱力してしまうと思うので、そんな感じで力を抜いてお子様との素敵な生活をお過ごしくださいませ」


育児・家事・仕事と慌ただしい日々の中で常に全力疾走している白目みさえさん。限られた時間の中で懸命に育児をしている姿を見ていると「おんなじだ!」「仲間がいる……(涙)」と勇気付けられます。

白目みさえさんの漫画は心理士という職業柄、ママのモヤモヤした気持ちを細かく分析してくれています。「家事や育児でなんか疲れたな」「なんでこんなにイライラするんだろう?」というときに見ると、思わずハッとさせられる名言も多く飛び出してくるので、悩めるママはぜひチェックしてみてください。

文/清川優美

『子育てしたら白目になりました』

プロフィール /白目みさえ

臨床心理士・公認心理師として精神科に勤務する年子の母。白目をむきながら育児する日常をカルタや漫画をして、インスタグラム(@misae_mon)やブログ「日々白目むいてます。」に投稿している。

●この記事は個人の体験を取材し、編集したものです。
●記事の内容は2023年3月の情報で、現在と異なる場合があります。

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