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フリーアナ吉田明世 4才の娘が初めて見せた心の成長に感動! 「なんで?」攻撃を喰らい続けた結果

更新

現在、4才の女の子と2才の男の子のきょうだい育児に奮闘中のフリーアナウンサーの吉田明世さん。
今回は4才の娘さんがふと見せた心の成長についてのお話です。子どもの「なんで?どうして?」の連続は耳をふさぎたくなる時もあるかもですが、吉田さんが真摯に向き合った結果…。吉田明世さんの育児エッセイ第37回は「4才の娘の子心の成長」についてです。

娘の成長「ママ、わたし、涙が出ちゃいそう・・・」

先日、とっても驚いた出来事がありました。

晩ご飯を食べ終えて、娘のブームである映画『アナと雪の女王2』をいつものようにテレビで見ていた時のこと。アナとエルサが再会する感動的な場面があるのですが、そのシーンを見た娘が突然、「わたし、涙が出ちゃいそう。」と言い出したのです。びっくりして娘の顔を見ると、その目には溢れんばかりの涙がキラキラ輝いているではありませんか。

これまで、サブスクリプションサービスのおかげで、いろんな映像作品を自宅で一緒に観てきましたが、感動して泣くというのは今回が初めてのことでした。私は、娘が泣いたアナとエルサの再会シーンはもちろん、『となりのトトロ』でメイがおばあちゃんと再会するシーン、『魔女の宅急便』でキキが出発前に部屋でお父さんに抱っこしてもらうシーンなどなど、あらゆる場面でうるうるしてしまうタイプなのですが(途中から見ても泣いてしまう不思議)、その度に『ママ、なんで泣いてるの〜!』と娘にはよく笑われていました。そんな娘がお話の内容に感動して泣いている姿を見て、思わずびっくりしてしまったのです。

4才にもなると、身長が伸びた、でんぐり返しができるようになった、ひらがなが読めるようになったなど、身体的や能力的な成長を感じるシーンは多いものの、心の成長を実感するシーンに出会えるって、とても貴重なことかもしれません。いつの間にか、私が想像している以上に娘の心が成長しているんだなぁと感じた瞬間でした。

娘の『なんで?』に向き合った結果

突然泣くようになったのは、何かきっかけがあったのだろうか。
そんなことをふと思い、思い返してみると、その頃、毎日のように『アナと雪の女王2』を見ており、シーンが変わるたびに、「ママ、エルサはなんで大きいお姉さんなのに、お母さんに抱っこしてもらったの?」「ママ、なんでエルサは泣いてるの?」など、あらゆる場面で質問が飛んできたことを思い出しました。

娘の『なんで?』には、私自身も考えさせられることが多く、
「エルサはお姉ちゃんだけど、ママに甘えなくなったんじゃない?あなたも、ママに抱っこしてもらいたい時もあるでしょう?」など、一つ一つ自分なりの考えを伝え、娘にも、自分がその時の立場だったらどう感じるか、考えられるように応えるようにしていたのです。

その効果があってかどうかは分かりませんが、そこからは娘も、自分自身でこうなのかな?と想像するようになりました。
仕事に家事に追われる毎日。映画などを流している間に料理をする、など、ついついテレビに頼ってしまう日々で、多少の罪悪感を抱いていたのですが、娘のなんで?と言う疑問は適当に流さず、答えて良かったと思えた瞬間でした。

息子の『なんで?』はざっくりしすぎ?!

ちなみに…息子はいま、『ファインディングニモ』に夢中な様子。

息子「なんでここにお魚さんがいるの?」
母 「お魚さん、ここで泳ぎたかったのかな?」
息子「なんで泳ぎたかったの?」
母 「泳ぐのが気持ちいいからかな?」
息子「…なんで?』

娘とは比にならないほどの『なんで?』攻撃を喰らっています。
そして、息子の質問もざっくりすぎて、私の回答もなんとも歯切れが悪く、手応えを感じられない。笑

さすがにこの時ばかりは『ママもなんでかわかりませぇ〜ん!』とギブアップをしちゃいましたが、これからも根気良く子どもたちなんでには付き合っていきたいと思います。


●記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

吉田明世(よしだあきよ)

PROFILE
1988年生まれ。2018年5月に女の子を、2020年12月に男の子を出産した。TBSのアナウンサーを経て、19年にフリーとなり、東京FM「ONE MORNING」(月~金6時~9時)「THE TRAD」(月・火15時~16時55分)レギュラー。ほかにTV、イベント、コラム連載など幅広く活躍中。保育士資格のほか、絵本専門士の資格も取得。2022年、初の絵本「はやくちよこれいと」(インプレス)を出版。

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