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「片付けても振り向いたら、一瞬で散らかってる」「料理が死ぬほど嫌い」家事がイヤすぎて発狂しそう!解決策を専門家に聞く

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クレイジーな主婦にエプロン保持スープひしゃく
DeanDrobot/gettyimages

今回のテーマは、家事についてです。家事が大好きという人もいるでしょう。でも「実は家事はイヤでイヤでたまらない」という人も意外と多いのかもしれません。口コミサイト「ウィメンズパーク」から家事嫌いのママの声を紹介するとともに、インスタでも人気の家事アドバイザーのおさよさんにアドバイスをいただきました。

結婚してから、家事が一層嫌いになったという人も

――まずはママの声から紹介します。

■ こんなに家事が嫌いとは家庭を持つまで知りませんでした
「家事、嫌いです!一人暮らしの時は全然苦じゃなかったのに、結婚して家族分の家事するのって、すっごーい手間!一度掃除したら1ヶ月くらい綺麗な状態が続けばいいのに。朝、掃除機かけても夕方もうホコリが見えるとか、やる気なくなりませんか?全員分の箸セット、弁当箱、水筒を洗うのも大嫌い。バラバラバラバラと鬱陶しい!
ごはんの買い物も憂鬱です。何にするか思いつかない。『あれにしようか、でも、あれは夫は好きだけど子どもが嫌いだな。これは弟は好きだけど兄が嫌いだな』などと考えてたら、発狂しそうです(笑)」

■ 毎日、辛い…お金出すからサポートいれて〜
「はい、大嫌いです。全て面倒くさすぎで、嫌で仕方ないです。便利家電もありますけど、それでも嫌いです。料理と洗濯物畳みが特に嫌です。
仕事の方がどれだけ楽しいか、家事の手を抜く言い訳のために働いている気がします。買い物に行く回数を減らすためにお肉を冷凍していますが、結局買い物へ行くし、大根も白菜もキャベツも使いきれないまま、古くなっていきます。罪悪感と情けなさで『嫌だーーーー』と叫びたくなります。残業も続いていて、もう辛くて仕方ないので、2週間に1回位、常備菜を作ってくれそうな家事サポートを依頼しようかと夫に相談したところ、『いよいよになったらね』と言われました。もう、いよいよなんだけど。『残業代からだすから、サポートいれてくれー』と思ってます」

■ 家政婦付きの家に生まれたかった…
「家政婦付きの家に生まれたかったです!一番面倒なのは料理です。
昔は料理好きだったはずなのに、どうしてこんなに嫌いになってしまったのか。『ストレス発散は、料理です』と言ってみたい」

■ 片付けても片付けても、一瞬で子どもに散らかされる
「お料理は家族が喜んでくれるので、やりがいがありますが、掃除が…。片付けても片付けても、振り向いたら、一瞬で散らかってるし。掃除機をかけても、次から次へと髪の毛が落ちてたり。毎日洗濯機、何回、まわせばいいの?もう干すところないよ?畳んでしまったそばから、また出され、カゴに洗い物が入るエンドレス。
ゴミも集めて、新しいゴミ袋セットして、ゴミステーションに出しに行って戻ると、かさばるゴミが捨てられて。なぜゴミを集めているのを知ってて、そのゴミを出さない!やっても当たり前で、頑張ってるねって評価してもらえないから、やる気も出ません。たまには褒めてくれてもいいじゃないかぁ!(えなりかずき風にね)って思いますね」

■3日間真面目に料理したら、涙が止まらなくなりました
「料理が死ぬほど嫌いです。3日間、真面目に自炊したら、次の日にストレスで涙が止まらなくなります…。料理してる間、みなさん、どんなことを考えてるんでしょうか? 私は『早く終われー、早く終われー』です。お料理好きな人間に生まれたかったです」

■ お風呂もトイレもずっと掃除してない…
「掃除がもうだめです。お風呂なんて、ずっと掃除してないです。トイレも久しぶりに掃除しました。リビング、廊下、キッチン、どこも物があふれてます。床面積の半分以上物があり、ごみ屋敷状態です。専業主婦は私には無理です。家事を完璧にしないといけないから。なので、共働きです。働いてるっていう言い訳ができるので。もう、汚すぎて皆さんが引くレベルです。掃除や片付け上手な人がうらやましいです。お金払って外注するしかないですね」

■ 子どもにバイトで家事をしてもらってます
「私も家事が大嫌いです!!高校1年の家事好きな息子がいて、学校も厳しく、バイト禁止だけど、土日と学校休みの日、私の代わりに家事してと、夕食作りや洗濯干しと畳み、軽い掃除、風呂洗い、洗い物などなど、やってもらっています。息子が『やりたい、やりたい!』と乗ってくれてよかった…。
私もゆっくりできるし、息子も喜ぶし、ちょうどよかった!」

家事は家族みんなで取り組むもの。大変なら家事代行も

家事が本当に嫌でツライという人、多いようですね。では、家事アドバイザーをしているような、普通に考えたら「家事好き」と言えそうな方は、家事に対してどう向きあっているのでしょうか。家事アドバイザーのおさよさんにお聞きしました。

「『家事はキリがない、ゴールもない、お給料も発生しない、疲れて、面倒なだけの厄介者。私じゃなくて他の人がやって欲しい』。そう思って当然ですよね。

また、『家事が大好きで大好きでたまらない。24時間家事大歓迎』。そう言う方も中にはいらっしゃるかもしれません。家事アドバイザーの私は実はそうではありません。

私の場合、家事に大きなメリットを感じています。
確かにやることは多いです。だから、どんな家事のやり方ならやることを減らせるか、効率がいいのかも考えます。
(家事からどうすれば逃れられるのかを追い求めた末、楽な家事テクなどが雑誌などのニーズになっているのかもしれません)

整理整頓がされたキッチンなら、毎日の食事作りから後片付けまで、そう時間を取られません。無駄な動きが減らせるから、好きな時間が持てて、子どもに対する接し方も変わるような気がしますし、生活全体にゆとりが生まれます。

また、家事のその先を具体的に想像をふくらませるのも効果的です。
例えば、毎日入るお風呂が黒カビや水垢一つない綺麗な浴室だと1日の疲れもスッキリ流せ、気持ちいい至福に満ちた時間となります。

洗濯機に入れる前のタオルで浴室の水分を拭き取り、洗濯機へポイ。浴室乾燥機のスイッチをON。時間で言うと3分もかかりません。
これをやるだけで、浴室掃除がグンとラクになります。やらなかったら、1、2ヶ月もすれば最低でも1時間以上洗剤片手に浴室の汚れと格闘することになるのです。

何かと厄介者にされがちな家事ですが、このように、私の場合は手間に思える家事をやった先のメリットを多く感じているので、前向きに向き合えていると思います。

家事は生きていく上で切っても切り離せません。自分の身の回りのことは、自分自身で責任をとっていかねばならないのも現実です。
だから、家事の分担も話し合う必要があります。家事は家族みんなで取り組んでいけるようにしたいものです。

掃除などで一番手っ取り早い、良い解決策は家事代行サービスへの依頼です。
専門業者へ依頼することで料金を支払う必要はありますが、夫婦ともに多忙などの場合、その方が良い選択なこともあると思います。
パパが必要ないと言っていても、ママがそう思わないのであれば、よく話し合って夫婦で解決する方がいいと思います」(おさよさん)

家事はママ一人の仕事ではなく、家族みんなの仕事だと、家族で話し合えるといいですね。
(取材・文/メディア・ビュー 橋本真理子)

※文中のコメントは「ウィメンズパーク」(2022年1月末まで)の投稿を再編集したものです。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
※記事の内容は2022年5月の情報で、現在と異なる場合があります。

おさよさん

PROFILE
家事アドバイザー。2児の母親。特技は時短掃除。2017年に出版した書籍「家事ぐせ」(主婦の友社)で簡単掃除術、整理整頓術が話題になり、テレビや雑誌などでも活躍。子育て世代のママ達からの支持が熱く、インスタグラムのフォロワー数は34万人。

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