【専門家監修】「お菓子を買うのは無駄使いなのか?」 思わず納得!のファイナンシャルプランナーのアドバイスとは
今回のテーマは、「私の無駄遣いエピソード」です。口コミサイト「ウィメンズパーク」に寄せられた懺悔(?)の告白を集めました。最後に、自身も何度も無駄遣いの経験があるというファイナンシャルプランナーの畠中雅子さんからアドバイスをもらいました。
節約できない! 私コレ買っちゃいました!
節約も大事だけれど、「これ買っちゃいました!」という皆さんの声をお届けします。無駄遣い?!いえ、私たちにとっては大切なお金の使い道!という告白をお届けします。
ワンコの洋服2万円!
「ワンコの洋服、1着2万円のものを買いました。機能性が優れているもので、ずっと欲しかったもの。勇気いったけど、かわいい子どもなので…。この子のためにパートのお仕事がんばらねば!」
お菓子代500円!
「買い物に行くと500円分はお菓子を買っちゃいます。チョコレートやめられなーい!」
カフェ中毒!?
「仕事していた頃、週に3日はカフェでコーヒー飲んでスイーツ食べる習慣がついてしまい…。仕事を辞めた今もそれがやめられないのですぅぅぅ。ダメやカフェ中毒や!」
コレはちょっと反省…、私の無駄遣い
ここでは、買ったけれど無駄だったと反省しているママたちの声をお届けします。皆さんにも心あたりはありませんか?
ついつい買ってしまう瓶もの
「瓶入りのタレとか、ジャムとか、調味料。美味しそうで買ってしまうのですが、結局使い切れずに賞味期限切れで捨てることになることが結構あります。反省です(>_<)」
ポチッとして毎日宅配が届きます。
「ネットでポチることです。結構ポチっているので、連日宅配便が届きます。送料無料にするためというのを言い訳に、余計なものも買ってしまってます」
予算の範囲での買い物は無駄遣いではない!と心得よ
皆さんの意見を見ていると、無駄遣いは娯楽とも言えるようですね。そんな無駄使いを防ぐ方法はあるのでしょうか。ファイナンシャルプランナーの畠中雅子さんに聞きました。
「『カフェ大好き!』『チョコレートがやめられない』などは、暮らしにゆとりを与えてくれるための支出なので、諦める必要はありません。
たとえばカフェなら、『1回800円までで、月に4回まで』、チョコレートなら、『1回500円、週に2回まで』のように、予算立てをして、その範囲で使うのはOK!としてはいかがでしょうか。予算内での支出なら、罪悪感も薄くなると思います。
ペットの洋服を買うのが気晴らしになっている方の場合、『年間でいくらまで』と決めてはいかがでしょうか。『買っては駄目』ではなく、『いくらまでなら買える』と決めたほうが、買う洋服に優先順位もつけられるようになりますし、洋服選びも慎重になるように思います。
賞味期限切れのものを捨てるのは、お金を捨てたのと同じこと。賞味期限の長いモノを買った時は、ビンなどにマジックで大きく、賞味期限を書いてはいかがでしょう。
一方で買ってみたものの、あまり使わない調味料などは、そのまま傷んでいく可能性が高いので、優先的に料理に使ってしまいましょう。
かくゆう私自身も、無駄遣いの反省回数は数えられません(苦笑)。
たとえば数年前には、調子が悪くなってきた洗濯機を買い替えようと思って、家電量販店に行ったのですが、当時はまだ100万円くらいした75インチの4Kテレビを衝動買い。テレビを買ったことで購買欲が満たされて、洗濯機は見ないまま帰宅。『洗濯機はどうしたんだ?』と夫に、怒られたこともあります。
夫は私の衝動買いに怒っていましたが(当たり前かな)、そのテレビは夫専用のテレビなんですけどね(苦笑)」(畠中雅子さん)
賞味切れの調味料は、我が家の冷蔵庫にもあり反省…。けれど反省したにも関わらず、限定のトリュフ七味を買っている私。いつ使うの?!と、自分自身で突っ込みながらも限定なので買ってしまいました。先生のアドバイス通り、マジックできちんと賞味期限を書き込み、最後まで使いきりたいと思います。
(取材・文/メディア・ビュー 酒井範子)
※文中のコメントは「ウィメンズパーク」(2022年1月末まで)の投稿を再編集したものです。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
※記事の内容は2020年5月の情報で、現在と異なる場合があります。
初回公開日 2020/04/27