SNSで元カレを検索したことある?「ホストになってた」「涙があふれ出た」「相手の動向をさぐった」などなど、SNS社会が映し出す人間ドラマのエピソード
「たまひよ」アプリユーザーに「ネットやSNSで、元カレ・元カノの名前を検索したことありますか?」と、質問。「ある」は約60%でした。アンケート回答者はほぼ全員が既婚・子どもアリ(妊娠中を含む)という女性。コメントではさまざまな人間模様が浮かび上がりました。
ネットやSNSで、元カレ・元カノの名前を検索したことありますか?
約60%が「ある」と、回答。「ない」約40%を若干、上回りました。
さらに「検索した結果はどうでしたか?」と、質問すると、検索した理由やその結果など、さまざまな人間ドラマが垣間見られました。
いろんな意味でがっかりした編
「美容関係のお仕事を頑張っていた元カレですが、有名なマルチ商法系の幹部になっていてがっかりしました」(ミミ)
「元カレはスポーツの有名なクラブチームに所属していました。今は何をしてるのだろうと調べたら、スポーツは引退しチャラ男になっていました」(まるまる)
「1人は地下アイドルヲタになっていて、もう1人はパチンコにハマってました」(ははしば)
「美容系の仕事を散々馬鹿にしていたくせに、都内の美容室に就職し、地元にもどって独立してました」(クマ仔)
「長期間にわたって二股をして、バレたら逆ギレして家出・音信不通になった元カレ。検索したら経営者として成功したようです。
ブログで『人は信頼が大事!』と、偉そうに発信していて『二股かけてたくせに』って思わずツッコミ(笑)。心底どうでもいいなと思いました」(あいうえお)
「私は髭が嫌いなので、付き合う際に髭を剃ってもらいました。その反動なのか、髭がボーボーでびっくりした(笑)」(まじゅ)
「元カレが仕事に励む姿が出てきました。対して私は何をしているのだろう……と、虚しくなりました」(こっちゃんママ)
別れて正解! 私の決断は正しかった編
「X(Twitter)で『まだ独身で結婚できない…』とつぶやいていて、正直スカッとしました(笑)」(はなまる)
「声優になるために地元を離れて上京した彼。当時、私は遠距離恋愛に耐えられず、別れてしまいました。未練が残っていた私はネットで検索。声優ではなくホストになっていて、スーッと冷めました(笑)」(みい)
「親のスネをかじるおぼっちゃまで、将来が不安でお別れしました。仕事を転々としているようで、今も親のお世話になっているみたい。やっぱりなという気持ちでした」(せつ)
「共通の友だちと元カレの話になり、検索したところ悪い意味で変わっていませんでした。相変わらず女と遊び呆けてた」(もちもちこ)
「私と付き合っていた当時、熱心に頑張っていたことが評価されていました。私と付き合っていたら、彼はその道を諦めていたと思うので、これで良かったんだと思えました」(すず)
いろんな意味でモヤモヤしてしまった編
「大阪に住んでいるはずが今は神戸にいるっぽかった。転勤が絶対にない地方公務員なので『なにがあった⁉』と、謎だけが残りました」(あーちゃん)
「相変わらずカッコ良かった。そのまま続いていたら……と、考える自分がいました」(yra.)
「歴代の彼氏のなかで一番好きだった人を検索。結婚したのは知っていたけど、子どももできていました。別れて3年。吹っ切ったつもりでしたが、なぜか涙があふれてきました」(ぽぽ)
「妊活中に元カレを検索。かわいいお子さんの写真があり、検索したことを後悔しました。今は私も親となり、幸せなので検索しようなんて微塵も思いません(笑) 自分の置かれている状況で気持ちって変わるんだなぁと、しみじみ」(みゆきん)
調べるのには訳がある。安心したくて検索編
「元カレのアパートと私の職場が近くて、ばったり会ったら嫌だなと、別れた直後からSNSで動向を探っていました。未練ではなく、私への執着が消えているか、新しい恋人ができたのかが気になって。幸い何事もありませんでした」(みほ)
「職場恋愛だったのですが束縛が酷く、モラハラの言動もあってお別れしました。私はその後、心機一転で転職。彼も転職したと聞いて、二度と会いたくなくて検索しました。結局見つからなかったけど」(ハナ)
「元カレではなく、夫の前妻を検索したことがあります。SNSで見つけて、夫と結婚していた時代の写真がほぼ削除されているのを見て安心しました」(ひろこ)
「元カレより私の方が幸せだと確認したくて検索しました。まぁ、比較してしまう時点で私は不幸ってことなんでしょう(笑) 私と付き合っていた頃よりカッコ良くなっていました。年を重ねて、人は変化していくんだなぁと感慨深かったです。ちなみにその元カレも私を検索してたらしい(笑)」(ぱるこ)
ほとんどが興味本位での検索のようですが、意外な展開があったり、ぐっとこみ上げるものがあったり、さまざまな人間模様がありました。
けれども意外に多かったのが「何も情報が得られなかった」「発見できなかった」でした。
そして、「自分が検索しているということは相手も……」と思ってしまうということ。SNSは便利ではあるけれど、余計な好奇心を刺激する面もあるようです。これを機会にSNSの使い方を今一度、見直してはいかがでしょう。
文/和兎 尊美
※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※調査は2023年6月実施の「まいにちのたまひよ」アプリユーザーに実施ししたものです。(有効回答数280人)
※記事の内容は2023年8月の情報で、現在と異なる場合があります。