「元カレと結婚していたら、人生はまったく違うものになったのかな」ママたちの声
夫は良き父親。働き者でギャンブルも暴力もない。でも「ふと20年前に付き合っていた元カレを思い出します。夫とは真逆タイプ。結婚していれば違う人生だったのかな」という声が、口コミサイト「ウィメンズパーク」に寄せられました。3月に終了したテレビドラマ『知ってるワイフ』の影響もあり、たくさんの声が寄せられました。
小さなストレスがチリツモで、元カレとの幸せな結婚を妄想させる
「すごくわかります。最近、夫と衝突することが増えました。
お互い長男長女の第一子気質のせいか、小さなことにはこだわらないけど、大きな決断は譲れません。
教育問題、住む場所、大きな買い物など、子どもの成長とともに揉めごとが増えて毎回、私が折れます。
そんな時にふと思い出すのが元カレです。姉ふたりの末っ子長男。デート内容はすべて『君の好きなものでいいよ』でした。
最近、疲れているせいか『元カレと結婚していたら、こんな思いはしなかったろうな』と、感傷的になる自分がいます」
「私は逆パターンです。末っ子長男の優しい夫と結婚しました。常套句は『ママに任せるよ』。子どもが小さい頃は仲良くやっていました。
が、義務教育が終わり家計が苦しいと訴えても常套句を言うだけで、のらりくらりと逃げます。
元カレは俺様気質だったけど、経済観念はしっかりした人でした。あの人と結婚していたら、お金で苦労することはなかったと、思います」
「子どもが受験生になったときから、ヒシヒシ思います。やっぱり遺伝子は大切なんじゃないかと。
夫は優しい人ですが向上心がなく、何事も中途半端で詰めが甘い。そして勉強ができません。でも私もたいしたことないし、と結婚しました。
しかし、子どもが夫の遺伝子をまるっと受け継ぎました。何をしても結果につながりません。
あのとき東大医学部の人を選んでいたら、と、ふと思う自分がいます」
「あります。精神的に不安定だった私をしっかり支えてくれた元カレ。
夫とは真逆のおだやかな人で、一緒にいて本当に居心地良かったです。元カレと結婚していたら、毎日平穏だったろうなって思います。
でもそれは元カレを我慢させて成り立っていた関係なので、結婚してうまくいったのかは疑問ですが」
思い出は美化しがち。誰と結婚しても、不満や我慢はなくならない
そして3月に終わったテレビドラマ『知ってるワイフ』をたとえて、冷静に分析する声も寄せられました。
「相手が違えば人生が変わるのは当然。元カレとの結婚を妄想するのは、主さんは今お疲れだからかな。
もし主さんが『ふった側』なら、きれいな思い出として残り、なおさら妄想にとり憑かれるのでは」
「思い出は美化しがちです。違う人と結婚しても、また違う不満が出ると思います。
そもそも今以上に不幸になる可能性もあることをお忘れなく」
「夫に不満はあるけど、他の誰かと結婚したいとは思いません。
結局は自分の問題なのでは」
すると真逆な相手と2回結婚したママから、納得の声があがりました。
経済面が安定していたら…
「最初の夫はイケメン、高収入とパーフェクトでした。ただし子ども嫌いで、出産をきっかけにギクシャクして、いろいろあって離婚しました。
今の夫は正反対のタイプです。一応幸せですが、不満はあるし我慢もしています。
真逆タイプと2回結婚した私が思うのは『ひとり身が一番気楽で幸せ』です。
ただ、これは最初の夫が離婚時にまとまったお金を渡してくれたからなんですがね」
「私も夫との関係に悩んでいます。『ひとり身最強説』わかります。
家庭内の大事なことは、成長した子ども3人に相談しています。
夫より的確なアドバイスをくれるし、頼りになります。
最近『お金に困らないのが一番大切』と、思います」
離婚するほどの不満ではないから「あのとき元カレを選んでしたら」という、妄想にとり憑かれるのかもしれません。
投稿主のママは「過去はどうにもならないので、前を向くしかないですね」と、〆ていました。
文/和兎 尊美
■文中のコメントは口コミサイト「ウィメンズパーク」の投稿を抜粋したものです。