トラブル続出!「庭バーベキュー」をやるのは非常識?
●【5月22日はガールスカウトの日】再建のため有志が立ち上がった!
5月22日は「ガールスカウトの日」に制定されています。もともとは1920年(大正9年)に、野外活動の楽しさや奉仕の精神を教えるガールスカウト運動(当時の名称はガールガイド)が日本に伝わってきました。
その後、第二次世界大戦のため一時中断していましたが、戦後間もない1947年(昭和22年)5月22日に日本のガールスカウト再興のために準備委員会が発足したのです。
煙、ニオイ、騒音に困ってます!
ガールスカウトではキャンプなど野外活動も行います。大人になってアウトドアに出かけたときボーイスカウト、ガールスカウト経験者のパパママが活躍してくれることも。アウトドアといえばバーベキューも楽しみのひとつですね。
口コミサイト『ウィメンズパーク』のママによると、最近、山や海など完全なアウトドア空間ではなく、自宅の庭先で行う「庭バーベキュー」がトラブルの元になることが多いようなんです。
「油くさいな~と思ったら、お隣さんがバーベキューをされていました。気づいてすぐ窓を閉めましたが、家中にニオイがこもってしまい、また洗濯物にもニオイがついてしまい洗い直しです。洗い直したところで、こんなに良い天気なのに外に干せません。たまのお楽しみに文句言って申し訳ないですが、近隣三方向が空き地以外でバーベキューするのはご遠慮願いたい…と思ってしまいました」
「北海道だと一軒家は、やってるお家が多いです。風でニオイが運ばれるし、北海道はエアコンがない家だと窓を開けて過ごしたりするのでバーベキューやってると締め切って扇風機で過ごさねばならず……。毎年の悩みの種です」
バーベキューの煙が流れてくると、洗濯物にニオイがついてしまう!
家の中にもニオイが入ってくる!
これは困ります。
ほかにもお酒も入って盛り上がってうるさいという被害も。
「体質的に嗅覚過敏な上に、悪阻の最中なので、ニオイはマジで勘弁して欲しい。隣家はタバコを吸う人ばかりなので、それも悩み…」
「においもですけど、声が無理です…。思ったより響くんですよね…」
「まわりがみんな家でやるから」という理由で家の庭でやる人は少なくないようです。
「うちは新しくできた住宅地で、70~80坪くらいの土地ですが、みんなしてます。大きな道路挟んで向こう側の、昔からの住宅地も、盛大にやってます」
「私の住んでいる所は、180万人都市ですが、いたるところでしてますよ。もちろん同じ市でもできない地域はあると思いますが、庭付き一戸建てばかりが建っている、私の住んでいる地域は私が子どもだったころから、みーんな外で焼肉してました。雪も降るので、どちらかといえば室内干しが主流なのもあり、服にニオイつく!とも思いません」
「こちらもバーベキュー率の高い町で、市をあげて、バーベキューを推奨しています。持ち家じゃなくて借家やアパートでもバーベキューする人も珍しくありません。実家の目の前の借家でも毎週末バーベキューしてます。持ち家の人に『バーベキューをどこでするか?』と聞けば、『は?家でやればいいじゃん』とみんな当たり前のように答える地域です」
住宅どうしの距離や庭の広さなどもあると思いますが、環境はどうあれ「やる地域はやる」ということなのかも。
もし、「みんなが庭バーベキューをする」という地域でない場合、何か庭バーベキューをやる側の対策はあるでしょうか?
「できれは、主催側の気配りが新しい風潮になって欲しい。例えば、○日に何時~何時までBBQします、ご迷惑おかけします。などとお知らせするとか。それで日程がわかるから在宅しないとか洗濯干さないとか対処できると思う」
「以前、お友だちのバーベキューに参加させてもらったことありますが、事前にご近所にご挨拶、夕方の自治体のチャイムで撤収、片づけ掃除、翌日のお礼まで、しっかりやりました。お酒はその後の家飲み。もちろん子どもがいるから禁煙で」
庭バーベキューがご近所づきあいのツールになっている地域もあるようで。そうでない地域とで温度差はかなり大きそうですね。
(文・古川はる香)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
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