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産後、起業という選択肢を考えたとき、まずやってほしいこと

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大企業からスタートアップ、ベンチャー企業まで経験したなかで、企業の規模に問わずジェンダー問題を深く感じたことをきっかけに、「自分らしく働き続けるには」を常に考え続けてきた志賀祥子さん。理想のライフワークバランスが実現できる環境を自ら作ろうと決意し、2015年に独立。現在は会社経営・ブランディングプロデューサーとして活躍しながら、女性を取り巻く社会課題の解決と「誰もが納得したライフスタイルを築ける社会」の実現を目指し活動しています。そんな志賀祥子さんが自ら実践する「自分らしく働く!」ための思考術を本コラムでは紹介していきます。

第9回目の今回は、「たまひよ」のInstagramでフォロワーから寄せられたお悩みから、自分らしく働くうえで考えたい「起業という選択肢」について志賀さんに聞きました。

起業という選択肢を考える

今回は、「たまひよ」のInstagramのストーリーズで募集した質問の中から「1才の子どもがいながらの転職活動で、何度も落とされる面接。起業したいけど、何からアクションを起こせばいいでしょうか?」という質問についてお答えしていきたいと思います。

私自身、会社員、フリーランスを経験し、起業。これまで「フリーで働く女性が輝くには」というテーマで日本経済新聞に寄稿するなど、女性の働き方には高い関心を持ち続けてきました。ライフステージに応じて変化を迫られることが多い女性たちが、その時々で自分が望む働き方を実現できるようになるといいですよね。
その選択肢の1つとしてあるのが、独立・起業。
その独立・起業を考えた時に何からはじめればよいのか。実体験からお話ししていきます。

身近になった起業という選択肢。実は落とし穴も

独立・起業というのは、昨今身近になりました。独立するのは、誰でも簡単にできます。
しかし、簡単にできるからこそ、多くの人がぶつかる壁があります。

それは、大きくわけると3つあります。

①ビジネス設計の方法がわからない
②どうやって仕事を獲得していくのかわからない
③自分の見せ方・PR方法がわからない


独立・起業するとは、「あなたはどんな価値が提供できる人ですか?」と常に問われ続けるということ。

この質問に、はっきりと答えられるでしょうか?

そこで、独立・起業の準備段階でまずやってほしいことがあります。
それは、正確な自己分析です。

・なぜ起業したいのか
・それは起業以外での選択肢・可能性はないのか
・何を武器にしてお客さま(企業または個人)へ価値を提供するのか


など、自分自身を徹底的に分析してみてください。

いざ独立・起業に踏み切ると、目先の数字の成果を上げることに追われ、自分が大切にしたい本来の目標を見失ってしまう人が少なくありません。

独立・起業後に「こんなはずではなかった」と後悔しないようにするには、できれば独立・起業準備の時点で「自分は何のために独立・起業するのか」「どのような働き方が自分にとっての幸せなのか」ということを明確にしておくことがとても重要です。

起業はゴールでなく、スタート

また独立・起業は、目標ではなくスタートです。そのため「独立・開業後のビジネスの継続」が実は一番重要。

私自身もフリーランスを経て起業家となった現在も、日々努力を惜しみません。
どんな努力をしているかというと、まず常にインプットを絶やさずにアウトプットの質を高めていくこと。

私の経営する会社では、「MaVie」「志賀祥子」といった会社や経営者個人を信頼して頂いているからこそ、お客さまの大事な自社のブランディングのプロジェクトをお任せいただいています。

私は独立してから8年。会社員時代の経験は今でも財産であり、私自身の提供する独自の価値にもなっています。一方で、8年前とは世の中も大きく変わりました。そして、消費者行動の変容も多様にあるため、8年前の知見だけではクオリティもアウトプットも保てません。そのため、私は常に自分自身の知識や経験をアップデートすることを欠かさずに努力をしています。

自分の心地よいバランスを作っていく

私自身は産後を見据えた時に「自分の心地よいバランスを確立すること」を目標に選択肢を考えて、歩んできました。そのなかで、起業という選択肢に出会い、現在会社を経営しています。

子育てorキャリアの二択ではない「自分にとっての理想のバランス」は、努力すれば叶うことがあると実体験から思います。ただその努力は、人並みではないことも知る必要があるでしょう。

知らない領域や選択肢については、一人で悩んでも答えが見えません。まず近くの第三者に相談したり、私のような専門家のプログラムを受けてみるのはおすすめです。


文/志賀祥子 構成/たまひよONLINE編集部

●記事の内容は2023年6月の情報で、現在と異なる場合があります。
●「たまひよ」Instagramストーリーズ実施日は2023年5月9日です。

志賀祥子

独立・起業準備プログラムとして、ビジネス設計や独自の差別化となるビジネスの見せ方等を私自らが1on1で一緒に考えていく「MaVie salon」を運営しています。3ヶ月間で、将来的に「自分の名前で仕事を獲得するための」ビジネス設計や開業準備をし、独立・起業準備ができるものです。
また、このような生き方に興味がある方が集まるのは、コミュニティ「MaVie salon -meet-」です。ビジネスとウェルビーイングをテーマに自分らしい生き方を真剣に考える女性たちが同じ志を持つ仲間との横のつながりを作ったり、情報交換をしています。

コミュニティ「MaVie salon -meet-」とは

働く女性のビジネスとウェルビーイングに特化したコミュニティ。キャリアもプライベートも子育ても、どちらも諦めずによくばりに!そんな女性たちの想いに寄り添い、同じ思いを持つ方が集まるナレッジシェアやインプットを促進するサードプレイスなコミュニティ。今後の人生をより豊かにするための自身のキャリア・起業・独立といった「ビジネス」と、ココロやカラダに関する「ウェルビーイング」を一緒に考えていきましょう。

・コミュニティへの参加はこちらから

PROFILE
1986年生まれ。東京都出身。様々な企業で経営企画・広報に従事。企業規模に問わずジェンダー問題を深く感じ、2015年に将来の育児期を見据えて独立しリモートでのコンサルティング事業を立ち上げる。出産を経て、2019年に株式会社MaVieを創業。ブランディングや戦略コンサルティング支援を行う傍ら、女性を取り巻く社会課題の解決を目指し活動し、2018年に育児と仕事の両立をテーマにしたナレッジシェアコミュニティを立ち上げる。
独自のプログラムは幅広い女性に支持されている。プライベートでは一児の母。

■Instagram @shoco_shiga

メディア出演・掲載

日本経済新聞/日経DUAL/日経doors/日経WOMAN/VERY/GLITTER/VERY
NIKKEI STYLE/Markezine/FNN PRIME NEWS/TBS・テレビ朝日 情報番組コメンテーター

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