涙するママも…。修行に苦行!?アラサーからの教習所通い
●6月25日は「指定自動車教習所の日」
1960年(昭和35年)6月25日、指定自動車教習所制度を導入した道路交通法改正法が施行されました。これにより、公安委員会が指定した自動車教習所を卒業すると運転免許取得時の技能試験が免除されるようになりました。
教習所でしっかり学んで「む(6)」「じ(2)」「こ(5)」(無事故)の語呂合わせから、この日を「指定自動車教習所の日」に全日本指定自動車教習所協会連合会が制定しました。
鬼教官に泣かされました(泣)
子どもが生まれると、塾や習い事の送り迎えなどで車の免許があると便利ですよね。免許を持っていなかった人も、ママになってから教習所に通い始める人も多いようです。
でも、若い頃とは運動神経や反射神経が違うのか教習所卒業まで苦戦している人が多いようです。
口コミサイト『ウィメンズパーク』でも、アラサー、アラフォーになってから免許を取ったママが多くいます。そして…みなさんなかなか苦労したようです。
「ハンドル回し過ぎ、スピード遅過ぎ、教官に怒られているうちにパニックになり脱輪…。教官も明らかに苛立っている様子で申し訳なく、登校拒否したいくらいです」
「35歳の時に取りました。教官にイライラされると緊張し過ぎて失敗続きでした」
「33歳で合宿行きました。教官がむちゃくちゃ怖くて。『なんでできひんのじゃあ!』『へたっくそ!』と、大人になってから、こんな罵声浴びせられて泣きました」
「威圧的な教官に初日で当たり、ポキッと心折れましたね。でも、路上に出る時の教官はさすがに優しかった。あちらも命にかかわりますからね」
「今どきはお客様ファーストで、優しい教官も多いのでしょうか。昔なんて『あんた何様!?』みたいな教官ばかりでしたよ~」
「密室の車内、しかも1対1で厳しく注意されるのはキツイ…。そんなハズレの教官には、もう開き直るしかないです。家庭が上手くいってなくて、ここでしか発散できない気の毒な教官だと割り切るようにしていました」
怖い教官だと萎縮して、できるものもできなくなってしまいますよね。
教官の当たり、ハズレで卒業までの日数が大きく変わり、講習代もかさむばかり…。
でも、優しい教官でも…
「反射神経が鈍いのか、た~くさん乗りました。乗りすぎでハンコを押すところがなくて紙を足してました」
「教官に脱輪の女王と呼ばれたくらい何度も脱輪で不合格。追加の講習に料金が加算されるのがキツかったなぁ」
「アラフォーで現在通い中。学生の頃になぜ取得しなかったんだろうと、今さらながらに後悔です。正直この歳で辱めと修行の日々です。でも、なんとしても早く脱出したいので、毎日必死にハンドル回してます」
技能については、教習所のうちに脱輪やエンストなどの失敗を経験しておいた方が、いざ路上に出たときに対処できて安心かもしれませんね。
免許を取るなら誰しも一度は通り、一度でたくさんと思える経験です。
なので、せっかく手にした免許。違反をして免許取り消しでもう一度教習所送りに、なんてならないように安全運転を心掛けましょう、ね。
(文・井上裕紀子)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
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