小学生スマホ持たせる?持たせない?持たせる意外なメリットも…!?

●【6月29日は初代iPhone発売日】斬新な機能に世界が驚いた!
2007年6月29日、アメリカで初代iPhoneが発売されました。今やスマートフォンでは当たり前の「指で画面をタッチして操作」という機能はここから。当時は世界中に衝撃が走りました。なお、この初代iPhoneは日本では発売されず、日本に初上陸したのは、翌2008年に発表・発売された「iPhone 3G」でした。
小学生のうちにスマホデビューさせるメリットも
「小学生は、まずはキッズ向けケータイから」という家庭も多いでしょう。ですが、格安SIMの登場などもあり「いきなりiPhone(スマホ)デビュー」というパターンも増えているようです。
だからといって、さすがに「小学生でスマホデビュー」は早すぎる…?口コミサイト『ウィメンズパーク』のママたちはどのように考えているのでしょうか。投稿をのぞいてみました!
「正直言って不要だと思っています。まだまだ身を守るには幼な過ぎるし、ネットリテラシーの低さからも顔を出してSNS投稿しちゃうんじゃないか、見なくていい動画を見てしまうのではないかと色々心配です」
「我が家もスマホは不要の考え。家族間での連絡用にキッズケータイを低学年から持たせており、メールはできるし、今のところそれで十分です」
やはり「小学生には不要」という意見が強いようです。
結果的には「持たせる人と持たせない人に分かれる」という意見も。
「うちの子の中学では、小学校からスマホ持ちの生徒とそうでない生徒と二極化しています。入学後に持った子はすでに持ってた子に引きずられ、慣れないままトラブルになる感じです」
「うちの子の周辺は、スマホ派とキッズ携帯派に面白いぐらい分かれてます。キッズ携帯派の子のうち一部の子ですが、友だちの家に遊びに来て忘れて行くのはしょっちゅう、公園で遊んでたら自転車カゴに入れっぱなし…。多分、その子の親が『わが子にはスマホを持たせるのはまだ早い!』と思ってるんじゃないかなぁ」
小学生にスマホを「持たせた」という人も。
「入学して2年半ぐらいキッズ携帯でしたけど、私が格安スマホに変えるにあたり、子どもも格安スマホにかえました。理由は使用料。キッズ携帯だけ前のキャリアに残すよりも、スマホ2台のほうが使用料安かったから」
将来いずれスマホデビューするからこそ、小学生のうちにスマホを渡すという考え方も。
「我が家は、スマホ歴1年の5年生女の子。塾に通うのに持たせたました。いつかはスマホ解禁になりますよね。親が介入しづらい中学、高校でデビューするより、今からじっくり使い方を監視できる、と思ったからです。思春期は親の言う事聞かないだろうし、会話も減ってしまいそう。それに、フィルターをかけても突破するし…。フィルターをかけるのも大事ですが、なぜフィルターをかけたのかを説明し、理解してもらう事が大切だと思ったからです」
ネットリテラシーを教えるためにも子どもが親の話を聞いてくれるうちに持たせる。
なるほどな…と思ってしまいますね。
小学生でスマホデビューさせるとしても、もっと大きくなってからだとしても、制限をかけたり、ルールを決めること、それが何のためなのかを伝えておくことは大事ですね。
中学生ママにスマホ使用のルール聞いてみました。
「中学生でも女子だと、お母さんとLINEを共有してる人が多いです。LINEの名前が親子両方のってます。親が必然的に見るので、それでもいいよ、という子とだけLINEするみたい」
「中学三年の娘です。我が家ではスマホの時間制限を夜10時にしています。10時が過ぎたらネット環境が止まるので、動画も見れないし、ラインも出来ません。これがすごく不満らしく、たびたび親子ゲンカになりますが…」
「スマホとの関わり方のバランスが崩れたときなどは、その都度声掛け。目に余るような使い方をしている時はちょっとひざ突き合わせて、今の過ごし方が健全かそうでないかを話し合います。親の提示したルールを著しく逸脱する様であればいつだって契約止めますし、もしくはスマホを叩き割ります!!」
「自分の部屋に持ち込み禁止にしています。時間は友人たちから明日の持ち物の確認などの連絡もあるので11時にしました」
「うちは夜8時まで、1日1時間。その後はお風呂に入って勉強して早く寝させるようにしました」
スマホを持たせるとしても、使用時間に制限をつけるのは当然のことのようです。いずれは自分で使用時間についてコントロールできるようになるのが理想ですが…。
(文・古川はる香)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
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