【成長日記7カ月】ついに寝返りをマスター!<杉原紬木ちゃん第10回>
赤ちゃんの成長や生活の様子を毎月リポートする連載企画「たまひよ成長日記」。
寝返りブームの紬木(つむぎ)ちゃん。ママ・パパがおむつ替えに苦戦することが増えたので、おむつをパンツタイプにしたら、寝返りしようと動いても替えやすいうえに、悩まされていたうんちもれも減って、一石二鳥だったそう。
杉原紬木ちゃん&結花さん&誠也さん
同じ会社に勤務するママとパパは、旅行とおいしいものを食べるのが大好き。新居は、赤ちゃんが生まれることを想定してオーダーメードでリノベーション。こだわりが詰まった部屋で初めての育児に奮闘中です。
興味のあるものに向かって、寝返りで移動するように
寝返りができるようになりました。体をよじって、あとは手を抜くだけ…という、あと一歩の状態が長かったので、「やっとできたね! 何度も挑戦していたもんね!」という思いで、感慨深かったです。一度できるようになると、軽々と寝返りをするため、思った以上に移動していることがあり、行動範囲が広がりました。気がつくといたずらをしていることがあるので、ますます目が離せません。
また、うつぶせのときは、おしりを浮かせて後ろに進むようになりました。前に進んではいはいする日も近いかな…?
哺乳びんは苦手だったはずなのに…
シリコンのおもちゃを口に入れているうちに、ゴムの感触が気にならなくなったのか、ずっと拒否していた哺乳びんをあっさり受け入れてびっくり! おかげでミルクが飲めるようになり、娘をパパにお願いして私はヘアサロンや買い物に行けるように♪
おなかを「の」の字にマッサージ
離乳食が進むにつれて排便間隔が長くなりました。それまでは毎日快調に出ていたので、2日間出なかったときはドキドキ。おなかを「の」の字にマッサージしたり、自転車をこぐように脚を回転させたりして腸を刺激して排便を促しています。
赤ちゃん同士が共鳴して大泣き
赤ちゃんの月齢が近い友人たちと集まったとき、私がそばを離れたら娘が泣いてしまい、それにつられてほかの子まで泣く事態に。赤ちゃん同士の共鳴がおもしろかったです。
ストローマグを練習中
ストローマグで麦茶や湯冷ましを飲ませるように。リッチェルのストローマグは、フタのプッシュマークを押すと飲み物がストローから出てくるので、吸う練習がスムーズにできます。
身長が4cmも伸びました
杉原紬木ちゃんの発育曲線
杉原紬木ちゃん7カ月 ある1日の様子(&ママ・パパの様子)
[小児科医・若江先生のアドバイス]家の中の安全対策を再確認して
あと一歩の状態が長かったようなので、待ちに待った寝返りですね。寝返りで移動を始めると、いきおいあまって危険な場所まで行ってしまったり、段差から転落したりするなどの事故が起こりやすくなります。家の中の安全対策はしっかりと見直しましょう。
[小児科医・若江先生のQ&A]赤ちゃんの“室内遊び・声かけの気がかり”について教えて!
【Q】ずりばいやはいはいを促すには、どんな遊びをすればいい?
おしりを浮かせて後ろに進むようになりました。前へ進むずりばいやはいはいを促す、おすすめの室内遊びや誘い方はありますか?
【A】うつぶせのとき、前方に興味を引く遊びをしても
たとえば、うつぶせでご機嫌なときに、目の前にあるおもちゃをママ・パパが動かし、興味を引かせます。それにつられて手を出し、前方に進むずりばいや、はいはいにつながることもあります。
ただ、寝返りまで時間がかかったから、ほかの発達もゆっくりかと思いきや、柚木ちゃんのように寝返りと同時にうしろに進むずりばいを始める子もいて、赤ちゃんの発達は親の予測通りにはいかないもの。「発達を促そう」と気負いすぎず、気軽に楽しく遊ぶ気持ちでかかわりましょう。
監修/若江恵利子先生(小児科医・医療法人恵徳会 あさかクリニック 理事長)
まとめ/坂井仁美、岩﨑 緑、ひよこクラブ編集部
●掲載している情報は2023年6月現在のものです。