【成長日記11カ月】伝い歩きを完全にマスター<中村琉仁くん第16回>
赤ちゃんの成長や生活の様子を毎月リポートする連載企画「たまひよ成長日記」。
「すごいね~」とほめるとうれしそうな顔をしたり、いたずらをする前にはママの顔色をうかがったりするという琉仁(るいと)くん。感情のバリエーションも増えているようです。海にお出かけしたときは満面の笑みで大喜び!
中村琉仁くん&智美さん&悠人さん
会社員のパパと専業主婦のママ。パパは毎朝、琉仁くんと遊んでから出勤するのが日課。その間、ママも家事がスムーズにできて助かるそう。
元気いっぱい、伝い歩きしています
今までは、しっかりつかまるものがないと立ち上がれませんでしたが、最近では壁さえあれば壁に手をついて伝って立ち上がれるように。伝い歩きもたくさんするようになりました。外遊びも大好きで、ピクニックなどに行くと、飽きることなくご機嫌で長時間遊んでいます。
家では食事の量が増えたこともあり、ごはんの途中で飽きてしまうことが。でも、手づかみ食べができるものがひとつあると、なんとか持ちこたえて最後まで食べてくれます。
拍手がマイブーム
拍手ができるようになりました。たたくことが楽しいのか、自分の頭をリズミカルにたたいて笑っていることもあり、ちょっと心配です…。
海デビューしました
パパが隣で支えながら波打ち際で遊ばせてみましたが、水が冷たかったのか、驚いた表情でかたまっていました(笑)
おもちゃを自分でお片づけ!?
「ないないしようね~」と言うと、使ったおもちゃを自分で箱の中へ入れてくれることがあります。
食べる量が増えても、体重はほぼ変わらず
中村琉仁くんの発育曲線
中村琉仁くん11カ月 ある1日の様子(&ママ・パパの様子)
[小児科医・若江先生のアドバイス]積極的に手づかみ食べをさせましょう
壁を使って立ち上がれるのは、つかまり立ち上級者です。外遊びも楽しそうですね。
離乳食の途中で飽きてしまう理由は、おなかがいっぱい、眠いなどいろいろ考えられます。手づかみ食べに興味があるのであれば、手でつかみやすいメニューを積極的に取り入れて、最後まで食べられるように工夫してみましょう。
[小児科医・若江先生のQ&A]赤ちゃんの“室内遊び・声かけの気がかり”について教えて!
【Q】対象年齢が少し上の絵本を読んでもOK?
対象年齢が少し上の絵本を読み聞かせると、新しい言葉を覚えられるなどのいい影響はありますか? それとも、やはり対象年齢に合った絵本のほうが楽しめるのでしょうか。
【A】対象年齢にこだわりすぎず、赤ちゃんが読みたがる本を読んであげて
赤ちゃんが興味を持って読んでほしがる様子があれば、対象年齢が上の本でもいいと思います。たとえば乗り物が大好きな子なら、対象年齢が上の乗り物の本でもきっと喜ぶでしょう。
ただ、新しい言葉を覚えさせるためなど、教育的な目的を持って読み聞かせようとすると、絵本タイムの楽しさが失われ、赤ちゃんが絵本を好きではなくなってしまう恐れも。
年齢や月齢にこだわりすぎず、赤ちゃんが読みたがる本を親子で楽しみましょう。
監修/若江恵利子先生(小児科医・医療法人恵徳会 あさかクリニック 理事長)
まとめ/坂井仁美、岩﨑 緑、ひよこクラブ編集部
●掲載している情報は2023年6月現在のものです。