「実母との関係に悩んでいます」細木かおりさんの人生相談124回

さまざまな世代の方に六星占術を人生にどう活かしていくか伝えている細木かおりさん。
読者から寄せられた、いろいろな悩みにお答えいただきます。今回の相談内容は、のんさんからの「実母との関係に悩んでいます」というものです。

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実母との関係に悩んでいます

実母との関係に悩んでいます。私は子育て真っ最中の40代です。特に長男の時は、実母には本当に助けてもらいました。子ども達を母は本当にかわいがり、自分も若くは無い中でよく面倒を見てくれるのはありがたいのですが、私と母の子育てに対する考えの違いから、徐々に私がイライラするようになりました。その都度、やめて欲しいと何度とお願いしてきましたが、聞く耳もたずで、全く解決になりませんでした。私にも限界がきて、会えばケンカになるだけだし、私も子ども達の前でイライラしたくない。と手紙で伝え、コロナ禍になって以降はほぼ会ってません。両親に孫を会わせてあげたい気持ちはありますが、言い争いになる母ともう会いたくない。と強く思ってしまいます。どう付き合っていけばよいのか分からなくなっています。
（のん：女性）

相談者　土星人－
実母　火星人－
長男　金星人－
次男　金星人－
長女　火星人－

歩み寄りの姿勢を見せてあげて

実の親子というものは、お互いに遠慮なく何でも言い合える反面、“だからこそ”の難しさもありますよね。特に、火星人であるお母様は、とても子煩悩な方ですから、お孫さん方のことも喜んで面倒を見てくださるのだと思いますが、その芯は、何歳になっても「自分は親である」という高いプライドの持ち主です。気難しいタイプでもありますから、なかなかあなたの言うことを、素直に受け入れることができないのでしょう。

そして、土星人であるあなたも、自分の中に確固たる信念を持ち、そう簡単には自分を曲げられない頑固な側面をお持ちです。どちらもそう簡単に折れるタイプではありませんから、どうしてもぶつかりあってしまうのだと思います。

しかし、あなたの中に少しでもお母様に対して、これまでお世話になった感謝の気持ちや、お孫さんに会わせてあげたいお気持ちがあるのであれば、ここは若いあなたのほうが、ぜひ歩み寄りの姿勢を見せてあげてほしいと思います。

子育ての仕方や考え方は、時代によって変わってきますから、親子の間で相違が出てくることもあるでしょう。それでイライラしてしまうのであれば、ほどよい距離感を心掛け、数ヶ月に1回、ご主人も含めて家族みんなで食事をするなど、純粋に“孫の顔を見せる”ことが親孝行のつもりで会う機会を設けてみましょう。
お母様ももう80代と、決して若い年齢ではありません。いざ、本当に会えなくなってしまってから後悔しないよう、まだお元気なうちに、親孝行してあげてくださいね。

細木かおり先生

細木かおり（ほそきかおり）1978年12月11日生まれ
●一男二女の母であり、二人の孫を持つ。
細木数子のマネージャー兼アシスタントを経て、六星占術の継承者に。母・数子の意志を継承し、さまざまな世代に六星占術をどのように活かせるかを伝えている。
著書に『六星占術によるあなたの運命』『母・細木数子から受け継いだ幸福論　あなたが幸せになれない理由』『驚くほど人間関係が好転する!六星占術』、ほかに母・数子との共著で『新版　幸せになるための先祖の祀り方』『六星占術によるあなたの宿命』がある。

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