【成長日記6カ月】ひとり遊びが増え、離乳食もスタート<佐藤柊くん第8回>
赤ちゃんの成長や生活の様子を毎月リポートする連載企画「たまひよ成長日記」。
前月に自分の両足を発見した様子の柊(ひいらぎ)くん。まったりとつかんでひとり遊びしていましたが、ついに口に持っていってなめるようになりました。
佐藤柊くん&椿さん&正樹さん
海外旅行先の出会いがきっかけで結婚し、柊くんが生まれました。ママはピアノ講師、パパはスポーツインストラクターをしています。
いつもと違う眺めに大喜び!
「たかいたかい」をすると目を大きく見開いて「キャッキャッ」と声を出して喜びます。うつぶせの体勢で抱えながらスーパーヒーローが飛ぶようにビューンと動かす遊びもお気に入りです。以前より格段に反応がよくなり、一緒に遊んでいて楽しいです。
また、1週間ほど前に離乳食を始めました。おかゆ、野菜、豆腐と試しましたが、10倍がゆが好きなようで、嫌がる様子もなくモグモグごっくん。口の端からおかゆをこぼして口周りがべちゃべちゃになりながらもご機嫌に食べています。
手足を力強く上げて飛行機のポーズ!
プレイマットのしかけの部分で遊んでいたと思ったら不意に手足をアップ! 「わ~すごい!」と声をかけるとドヤ顔です(笑)。
にんじんはあまり好きではないみたい
にんじんペーストを「あーん」したら口に合わなかったみたいで、見たことがないような渋い表情をしました(笑)。食べ慣れた10倍がゆとの味の違いがわかっているのかな?そんなところにも感動!
外の空気や風に触れると上機嫌です
外に出た途端、穏やかでうれしそうな顔つきに。ベビーカーでお散歩中は以前ほど寝ることが減り、楽しそうに乗っていることが増えました。
身長がぐんと伸びました
佐藤柊くんの発育曲線
佐藤柊くん6カ月 ある1日の様子(&ママ・パパの様子)
[小児科医・若江先生のアドバイス]アクロバティックな遊びが好きかどうかは、その子によります
体がしっかりしてきて、アクロバティックな遊びが楽しめるようになってくるころです。柊くんのように喜ぶ赤ちゃんもいれば、こわがる赤ちゃんもいます。こわがったら無理に続けないで。しばらく時間を置いてから試してみると、楽しめるようになっていることもあります。
[小児科医・若江先生のQ&A]赤ちゃんの”生活リズム・生活習慣の気がかり“について教えて!
【Q】夜泣きがスタート。生活リズムはどう作っていけばいいの?
毎日おふろはなるべく決まった時間に入れるようにしているものの、それ以外は息子のペースに合わせていて、日により全然違います。これまで夜泣きもなく朝まで熟睡していましたが、ここ数日夜泣きが始まり、生活リズムをしっかり作ったほうがいいのか気になっています。
【A】まずは起床・就寝時間を固定してみましょう
赤ちゃんは脳や体がぐんぐん発達していくのと同じように、睡眠も発達していくもの。夜泣きは睡眠の発達の過程で起こるものだといわれています。個人差が大きいですが、5~6カ月ごろから、夜間のだいたい決まった時間に泣く赤ちゃんが出てきます。赤ちゃんが夜泣きをすると、ママ・パパは目が覚めてしまい寝不足気味になりますが、赤ちゃんは完全には覚醒しないので起床や就寝時間がずれこむことはほぼありません。そのため、起床と就寝する時間をまずは決めて生活するといいでしょう。とくに起床時間を固定することが生活リズムを作る上での大事な一歩。起床時間が決まれば自然と就寝時間も決まってきます。
監修/若江恵利子先生(小児科医・医療法人恵徳会 あさかクリニック 理事長)
撮影/矢部ひとみ まとめ/永井篤美、岩﨑 緑、ひよこクラブ編集部
●掲載している情報は2023年7月現在のものです。