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保活のエキスパートに聞く!2024年4月入園するための段取り&アドバイス

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ソファでラップトップを見ているアジアの家族
kazuma seki/gettyimages

生まれたばかりの赤ちゃんのママ・パパは、頻回な授乳やおむつ替えで毎日大忙し。保育園入園のこと・保活のことなんて考えている余裕はないかもしれません。でも、来年4月の入園を希望するなら、そろそろ準備を始めたほうがいいようです。保活のエキスパート・山下真実さんに、2024年4月に0才児クラスに入園するためのアドバイスを聞きました。

保育園には入りやすくなっている一方、人気の園には希望者が殺到

コロナ禍で出生数が減り、また、出産後の仕事復帰を遅らせるママが増えています。その一方で待機児童解消の目的からも保育園の数は増えているため、以前よりも保育園に入ることは難しくなくなってきています。
ただし、人気の園には変わらず応募者が殺到しているのが現状です。「希望した園に入ることができなかった!」なんてことにならないためにも、保活は早めに始めましょう。

翌年の4月入園をねらうなら、保活は今すぐにスタートを!

子どもの生まれ月にもよりますが、保活をスタートしたいのは、4月入園を希望する前の年の6月と言われますが、まだ間に合います。じっくり下調べをして保育園見学をし、希望園を絞り込みましょう。また、認可外園は申し込み順で入園が決まる場合もあるので、早めに見学を始めるのが得策です。

以下に、保活の理想的なスケジュールをまとめました。

【6月】役所のホームページで下調べをして、疑問点は役所で聞く

地域によって、保活の状況はさまざまです。まずは役所のホームページで入園案内を確認します。近隣の保育園の入園状況や選考方法などをチェックし、気になることや疑問点がある場合は実際に役所に行って担当者に聞きます。

【7月】保育園のリサーチを始める

各保育園のホームページで保育方針をチェックしたり、通園距離などを調べて、気になる園をリストアップ。見学の予約も入れていきましょう。

【8月】保育園見学を始める。認可外園は入園申し込みも!

実際に、気になる保育園の見学をして、園の様子をチェックします。認可園だけでなく認可外園も忘れずに見学を!認可外園は先着順で入園が決まる園もあるので、入りたいと思ったら、すぐに申し込みをしましょう。

【9~12月】認可園の申込書類を入手し、入園申し込みをする

9~10月ごろに、次年度の申込書類が配布される自治体が多いです。書類を手に入れて最新情報を確認し、期日までに入園申し込みをします。

首すわり前の保活はとくに、夫婦での協力が大切!

首がまだふにゃふにゃで、授乳も頻回でおむつ替えの回数も多い…。そんな首すわり前の赤ちゃんを連れての保活のコツを聞きました。

保育園見学のスケジュールは、余裕を持って

首すわり前の時期はとくに、なるべく赤ちゃん優先で動けるように、余裕を持った保活を心がけましょう。赤ちゃんの体調が急に変化して、見学をキャンセル&再予約しなくてはならないこともあるでしょう。そのため、見学のスケジュールは詰込みすぎないで。また、変更が何度もあることを想定して、しっかりスケジュールを管理しましょう。

保活はママ1人でするのではなく、夫婦で協力して!

首すわり前の赤ちゃんを連れての外出は、とても大変です。また、園見学は暑い時期に行うため、赤ちゃんの負担にもなります。ママが園見学に行っている間に、パパが家で赤ちゃんのお世話をするなど、夫婦で分担するといいでしょう。

気になる保育園や見学した保育園の情報は、リストにして夫婦で共有しておくのがおすすめです。パソコンで管理してもいいですし、スマホを活用するのも手軽です。効率的な園見学の回り方なども、夫婦で相談しながら決めるといいでしょう。

認可外園の申し込みをする場合は、赤ちゃん連れで行くのは大変なので、パパに出勤前に行ってもらうのがおすすめ。申し込みがてら、パパも保育園の様子をチェックできます。

赤ちゃん連れの園見学は、時間に余裕を持って

赤ちゃん連れで園見学をしなくてはならない場合は、時間に余裕を持って、少し早めに家を出るようにしましょう。見学する保育園が家から遠い場合は、その保育園の近くにある子育て支援センターなどに寄って休憩し、授乳やおむつ替えを済ませてから行くといいでしょう。

監修/山下真実さん

監修/山下真実さん 取材・文/ひよこクラブ編集部

赤ちゃんが生まれたばかり時期は、お世話だけで手いっぱいで、保活のことなど考えられないかもしれません。でも、のんびりしていると、あっという間に保育園の申し込み時期に!夫婦で協力し、工夫しながら保活を進めましょう。

『初めてのひよこクラブ』2023年夏号には、低月齢赤ちゃんのママ・パパ向けに保活の基礎知識やハウツーをマンガでわかりやすく解説した「新生児期から始める!保活」特集があります。

参考/『初めてのひよこクラブ』2023年夏号「新生児期から始める!保活」

●記事の内容は2023年8月の情報で、現在と異なる場合があります。

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