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アラフォーの悩みダントツ1位「疲れやすい&疲れがとれない」問題!ぐったりママに疲労回復マスト4

更新

彼女の娘がスーパーマーケットのカートを押して疲れたママの買い物
nicoletaionescu/gettyimages

子育て中は、育児に家事に仕事にと、やることが満載で、自分のことが後回しにされがち。特にアラフォーになると、以前は軽々とこなせたこともツラくなってくる場合もあるのではないでしょうか。
「たまひよ」アプリユーザーに、アラフォーになって「これまでと違ってツラく感じること」を聞いてみたところ、「疲れやすさ」がNo.1でした。
ママたちのリアルな現状とともに、3人の男子を育てた日本赤十字社医療センター 第一産婦人科部長の木戸道子先生にアラフォーのための疲れ撃退術をお聞きしました。

アラフォーになってもっとも感じるのは「疲れやすさ」

最初に、みんなの声をご紹介します。
Q アラフォーになって、これまでと違って、ツラく感じることはありますか?
のトップ5を見てみると、

1位 疲れやすくなった 42.8%
2位 薄毛・白髪が気になる 12.4%
3位 太りやすくなった 11.7%
4位 体形が崩れて戻らなくなった 9.0%
5位 乾燥・小じわが気になる 6.2%

という結果に。
「疲れやすくなった」が圧倒的に多いですね。実際のママたちの声を見てみると…。

「1日出歩いただけで、若い頃より疲れる」(km)

「ショッピングした後、すごく疲れる」(ゆゆゆぷぷぷ)

「今までは買い物に行って帰宅後、すぐに作り置きや小分けしたりしていたが、買い物に行って帰宅してから一度休憩を挟むようになった」(sasa)

「夜泣きをされて徹夜をした週に、異様なほど疲れ果ててしまった。若い頃なら働いて午前様になっても平気だったのに、ちょっと徹夜しただけでヘロヘロに・・・」(レオちゃんママ)

「一晩寝ても、体力の回復が思わしくない」(Takako.)

「昔は土日、フルで遊んでも月曜日は余裕だったのに1日は休みにしないとキツイ…」(ぽにょ)

「平日に残業しすぎると、土日だけでは回復しない」(GINGER)

「出かけるのが面倒になる」(j)

「仕事から帰って、子どもをお風呂に入れるのが億劫でダラダラしてしまう」(sara)

「休みの日は必ず昼寝してしまう」(フィガロ)

「3階の部屋までの階段を駆け上がれなくなった」(まるまるちゃん)

「階段を登ってても足が上がらず、つまづきそうになる」(マーチ)

「頭で思ったほど体が動かないこと」(はれ)

「頬に吹き出物ができた時の回復が遅くなりました。若い時は2日で綺麗になくなっていたのに、今は1週間かかります」(のん)

「階段がつらい。立ちっぱなしがつらい。インドア派になった。人付きあいが面倒くさい…」(SMR)

「よっこらしょ、とよく言うようになってしまった気がする」(モンたびぃ)

20代、30代の時は疲れはすぐにとれたのに、「なかなか疲れが取れない」「疲れて何かをするのが億劫」ということが多いようですね。そんな方たちの参考にと、自身も3人の子育て経験のある産婦人科医の木戸道子先生に、アラフォーの疲れ対策についてアドバイスをいただきました。

子どものケアばかりでなく、自分も大事にしてと専門家

学生時代や20代の頃は夜遅くまで起きていても翌日は元気だったのに、最近は何かと疲れがたまりやすいと感じているアラフォーママが少なくないようです。

育児も家事も、そして仕事も、とやらなければならないことはたくさんあるのに本当に時間がないですよね。子育て中はどうしても子どものケアが優先になるので、自分自身のケアは後回しになりがち。でも、今のこの時期の過ごし方は将来の更年期、そして老年期に備えて生き生きと人生を送るためにも大切です。
疲れをためないためのセルフケアについてぜひ考えてみましょう。

■食事
つい子ども優先のメニューばかりになってはいませんか?
子どもにまず先に食べさせて、ママはその残りもので済ませて自分の食事時間も遅れがちなど、食生活がどうしてもおろそかになってしまうこともあるかもしれません。
また、疲れるとつい甘いものが欲しくなり、間食でいろいろとおやつを口にすることも多くなりがちです。

疲れにくい健康な身体作りのためには、タンパク質やカルシウムなど必要な栄養素を含んだバランスの良い食事を、なるべく決まった時間に摂ることが欠かせません。

■睡眠
夜間に起こされることなく、朝までぐっすり眠りたいと思っても、小さい子どもがいるとなかなか難しいもの。いったん目が覚めてしまうと寝付けなくなることもあるでしょう。そんな時、スマホを手にして画面を見ていると、光の刺激でますます眠れなくなってしまいます。

目をつぶって全身をリラックスさせながら身体を休めるようにすると、また眠りに入ることができます。
続けて眠るのが難しくとも、断続的でもよいので、少なくとも1日6時間は睡眠時間を確保したいところです。

■運動
運動不足は多くのママたちが実感しているかもしれません。しかし、生活のなかで買い物、掃除、洗濯などの家事、子どもの抱っこなどの世話でけっこう身体を使っているものです。
それだけ働いているのですから、疲れるのはあたりまえです。でも、そのままにせずに身体をほぐすことが疲労回復には大切です。

とくに首や肩、股関節などは、重い頭、腕、脚の動きを支えるつなぎ目であり、もっとも凝りやすいところです。お風呂などでゆったりリラックスしながらマッサージするのが一番ですが、入浴もそんなに時間をかけるのは難しいもの。

そこで多忙なママにお勧めなのは、グッズを使って凝りをほぐすことです。たとえば、テニスボールを首の付け根や腰などに優しく当ててゴロゴロ転がすとだんだんと硬さがほぐれて気持ち良くなり、寝付きもよくなるのでおすすめです。

■気分転換
コロナ禍では外出や旅行、人と会うことなどにいろいろな制限があり、なかなか気分転換がしにくく辛かった方も多いと思います。制限の緩和を受けて、感染予防に配慮しつつも、おでかけ、おしゃべり、ショッピングなど、思い思いの方法でストレス解消しましょう。気分転換をはかることも疲労回復に役立ちます。

疲れをためてしまってからでは、なかなか回復が難しいものです。
疲れをためないための基本の4つ、

①タンパク質やカルシウムなど必要な栄養素を含んだバランスの良い食事をとる
②断続的でもよいので、少なくとも1日6時間は睡眠時間を確保
③オススメはテニスボールマッサージ。首や肩、股関節などの凝りは積極的にほぐす
④自分に合った方法でストレス解消し、気分転換をはかる

を心がけて、多忙な育児期を乗り切ってくださいね。
(取材・文/メディア・ビュー 橋本真理子)

木戸道子さん

PROFILE
日本赤十字社医療センター 第一産婦人科部長。多くの出産を扱う病院に勤務し、母子の健やかな出産を応援している。みずから3人の男の子を育てた経験からも、妊産婦、働く女性に親身なアドバイスを行っている。著書に『働く女性のためのマタニティ・ダイアリー―ママになるまでの10カ月手帳』(梧桐書院)、監修に『マンガ解説 よくわかる! 妊娠と出産』(学研プラス)などがある。

※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は2023年5月の情報であり、現在と異なる場合があります。

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