物を減らしてスッキリ暮らしたい!捨てて正解だった10のもの
「部屋をスッキリさせるためにも物を減らしたい。でも、捨てて後悔はしたくないし」。そんな悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。みんなが捨てて良かったと思う物を「たまひよ」アプリユーザーに聞きました。また時短家事アドバイザーの満月さんに不要な物の見極め方についてアドバイスいただきました。
「意外と捨てても困らなかった」という声多し
最初に、「これまでに整理・片付けをして正解だったと思うもの」についてのアンケート結果を紹介します。
1.「服!痩せたら着ようと思う服は全部捨てました!痩せませんので!!部屋がとても綺麗になりましたよ」(たまこ)
「2年以上着てない服は捨てて良かったと思っています。2シーズン着なければ、もう着ないです」(みんと)
2.「子どものスペースを作るため、使う頻度が減ったブランドバック多数をリサイクルショップに売りました。購入金額の1/20以下ですが、多少のお金になったので、子どものために使うお金にできました」(たかぴー)
3.「ゲームソフトを捨てました。遊ばなくなったものはフリマアプリで売るように」(めぐむ)
4.「今まで読んでいたビジネス本を捨てました!自分の事より家族の事を優先するようになったからです」(そーくんママ)
5.「学生時代に使っていたテキストや書類系の紙。卒業してから不要になったから引越しを機に捨てることに。大量で、個人情報的な部分は塗りつぶしたり、裁断したりして大変だった」(メグ)
6.「お気に入りだったものでも使わないものは全て捨てたが、なくても生活できた。家電の説明書も捨てたがスマホでも見られるので捨ててスッキリ。寄せ書きなども…見ないので、可愛い紙袋に入れて感謝して捨てました」(NAN)
7.「ずっと使ってなかったコスメ」(ぴぴ)
8.「アドレス帳は捨てました。SNSで十分なので。服も妊娠を機に、授乳できる物とできない物、年齢に見合った物とそうでない物で仕分け。服の見直しができて良かった」(ああ)
9.「プレゼントでもらった趣味ではない雑貨。見るたびにモヤモヤしていたが、使っているところをわざわざ見せる機会もないため、処分しても何の問題もなかった」(群青)
整理したのは、物以外という人もいました。
10.「電話番号を変えて、人間関係を整理しました。迷惑電話がなくなった」(ジュリー)
服、バッグ、ゲーム、本、書類、説明書、コスメ、プレゼント、アドレス帳などは今使っているもの以外は思い切ってもよさそうですね。そんな捨てたほうがいいものと、とっておいたほうがいいものの見極め方について、時短家事アドバイザーの満月さんにお聞きしました。
専門家アドバイス
整理して、すっきり暮らすことに憧れつつも、「いつか使うかも」「思い出の品だから捨てられない」「もったいない」などという葛藤ってありますよね。
私は「いつか使うかも?」と思う時は、その「『いつか』がきたら考える」、「思い出の品はなるべく写真にして残しておく」というように、結構割り切ってバンバン整理しています。
なぜかというと、葛藤があっても整理した方が、のちの生活や精神的ストレスがないからと経験上わかったからなんです。
また、これまでの生活で普通に使っていたものも、自分で実践しはじめた「がんばらずに、きれいをキープする仕組み」で不要と思ったものはどんどん整理しています。
基本的に食器は食洗機を使っていますが、入りきらないものなどは手洗いをしています。そんな時用の水切りかごは、手入れをしないとぬめりやすいのでなくし、給水力のいいマットを使うようになりました。汚れたら、洗濯すればいいので、手入れも楽チンです。
整理をする際には、そのものがあることとないことで、自分はどちらが幸福感が強いのかを天秤にかけて決めるといいのではないでしょうか。
好きなものに囲まれて暮らしたい方や、捨てることが苦痛に感じる方もいると思います。
そういう場合は、無理に捨てる必要はないと思います。
基準は自分の幸福感なのですね。
(取材・文/メディア・ビュー 橋本真理子)
満月さん
PROFILE
時短家事アドバイザー。2017年に家を新築するにあたり、家事や掃除をラクにする仕組みに改革。「ただただラクに暮らしたい」思いから、ずぼらでもラクにきれいにキープできる「予防掃除」を始める。Instagramでは自身が実践する予防掃除や仕組みづくりを発信するほか、仕組みづくりのスタートラインに立つための汚れの落とし方も細やかに指南し人気に。近著に『自分を休ませる家事 膨大な家しごとからしれっと解放される「最短ルート」の見つけかた』がある。Instagram(@mangetsu_kun)のフォロワーは16.5万人。
※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は2023年5月の情報であり、現在と異なる場合があります。