家族からブーイング!わが家の封印メニュー
●9月1日は「釜飯の日」
日本文化のひとつ釜飯をより身近に、より多くの人に食べてもらいたいとの願いから福岡県の釜飯専門店「釜めしもよう」と「釜のや」を全国展開する前田家が制定しました。
日付は「釜めしもよう」の創業記念日に由来します。
何度作っても失敗するメニューは?
釜飯と言えば、お釜で炊きますが、あの鉄のお釜で炊き上げた釜飯はおいしいですよね。
最新の炊飯器は、本物のお釜に負けず劣らずというより、上をいく炊き上がり。ただこだわりの釜を使った炊飯器は10万円以上もするものもありなかなか手が出ません。
そんな高級炊飯器を買わずとも、土鍋で炊くごはんもおいしいですよね。とはいっても、土鍋ごはんは火加減が難しい…。焦がしてしまったり、芯が残ってしまったりと、慣れるまで失敗ばかり。
そんな土鍋ごはんのように、何度やってもうまくいかないメニューってありませんか?口コミサイト『ウィメンズパーク』でも、こんなスレッドが。
「恥ずかしながら、何度作っても餃子を失敗してしまうのです。肉はパサつき、当然ながら不評。毎回、大量に自分一人で食べる羽目に…」
そうなんです!
失敗した料理は、捨てるに捨てられず結局作った本人が食べることになるのですよね。
「私の炊き込みごはんは自慢じゃないがマズいです。定期的になんとかしなきゃと取り組むのですが毎回敗退します。もう炊き込みは諦めて煮た具を後で混ぜるまぜごはんでいこうかな~」
おかずを失敗しても他でなんとかおなかは満たされるけれど、炊き込みごはんを失敗したらごはんがなくなり白米炊きなおしなんてことに。炊き込みごはん、リスク高し!
「かき揚げです。たっぷり油を吸った小麦粉のかたまりにしかなりません」
「天ぷらは、いつも衣が付き過ぎて餅みたい」
「惣菜屋の肉団子がとんでもなく美味しくて、それ目指してるんだけど、縮んで得体のしれない塊になります(泣)」
「唐揚げがダメ。ベチャッとするか、あげすぎて硬くなっちゃいます」
揚げ物をふっくらカラッ仕上げるのは難しいですよね。特に天ぷらは高難度。
「チャーハンは、ごはんに卵を入れてから炒めたり、火力を調整したり、具の順番を変えたりやってみるものの、どうやっても固めのリゾット的な仕上がり。家族から『これは何という料理ですか?』と、聞かれました」
チャーハンも簡単なようでなかなかパラパラになりません。
「ハンバーグ。生地がゆるゆるで手で交互にパンパンッと成形するときに粉々に散る」
「ハンバーグは、どんなに頑張っても肉汁が出パサパサだし、生焼けだし。玉ねぎの切り方など、すべてが雑だからかなぁ」
シンプルな料理ほど難しいですよね。
「片栗粉を入れてトロトロにする料理は、いつもどろどろのぼてぼてになり悲惨な目にあいます」
レシピを見て、調味料をしっかり計量すれば失敗しないのかといえば、そうでもなく。相性の悪いメニューってあるものです。
何度もトライして克服するのもよしですが、まだ他にもおいしいメニューがあるでしょうから、いっそ封印した方が家族も作るママも、お互いのためかもしれませんね。
(文・井上裕紀子)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
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