子どもの字が汚い!習字教室?はたまた、気持ちの問題!? どうすれば直る?
●10月27日は「文字・活字文化の日」
2005年(平成17年)に「文字・活字文化振興法」が制定されたことから、出版文化の推進を目的に、読書週間(10月27日から11月9日までの2週間)の初日となる10月27日が「文字・活字文化の日」となりました。
子どもたちの活字離れ、読書離れが危惧される昨今、親子で図書館に足を運んでみてはいかがでしょう?
子どもの文字をもう一度チェック
子どもたちの活字離れも心配ですが、子どもたち世代へのパソコンの普及で、文字を書く習慣もどんどん少なくなっています。
書かないとどうなるか?漢字を覚えないばかりか、練習量が少なく文字をきれいに書けないということも…。
口コミサイト『ウィメンズパーク』からも、
「子どもの字が汚い! どうしたら直せる?」
「“や”は“か”に見えるし、自分で書いた0と6が見分けられず計算ミスしたり…」
というママたちの嘆きが聞こえてきました。
字が汚い子の直し方は?
ひとつに、鉛筆の持ち方を見直してみる方法がひとつ。
「鉛筆の持ち方が悪いと字も汚くなるので、鉛筆に取り付けられる補強グッズで矯正しました。『鉛筆 持ち方 矯正』で検索すると色々出てきます」
「うちの子の字が汚いは、指先に力が入らなくて鉛筆がうまく使えない、握り方も変だというのがわかりました。筆圧が弱いので6Bの鉛筆や、持ちやすい太い三角鉛筆と市販の補助具を使い改善しました」
とにかく練習!
「カラーマスノートがおすすめ。マスが4色に色分けされた文字練習用のノートです。1日10分を2年間続けています。字のバランスがよくなり、許せるていどにはなってきました」
「習字教室に通わせたら、壁に貼られた作品を見て『俺の字、汚いな…』と自分の字がどれほど汚いか気づいたようです。うまくなりたいというモチベがアップして丁寧に書くようになりました」
市販の硬筆用のテキストで練習したり、お教室に通ってみるのも◎。
高学年や中学生になると気持ちの問題も大きい?
「嫌がる息子を無理やり、硬筆教室に通わせました。『通うのが嫌なら字をきれいに書けるようになりなさい』と、逆手に取って自覚を持たせました。3回通って綺麗になったので辞められました」
「簡単に言ってしまえば、中学生の息子は大雑把な性格。きれいに書けないのではなく、きれいに書こうという意思がない! 願書など大切な書類の時はきれいとまでいかなくても、母も納得の字を書いています」
「字をきれいに書きたいという意識を持てば必ず今よりきれいに書けます。小学6年の娘は、テストで文字を丁寧に書かず採点ミスになった時、意識が変わりましたよ」
親としては、テストの点が下がる前に直したいところですが、字が汚いことで損をする経験をさせるのもいいことかも。
テストの点数で損をするばかりか、文字がきれいなだけで、頭がよく見えたりすることも!?
文字が与える印象は軽視できません。子どもの書いた文字を、いまいちどチェックしてみてください。
(文・井上裕紀子)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
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