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「おむつの処理」「授乳中に部屋に入ってくる」「お風呂熱すぎる」などなど。義実家で地味〜に困ることあるある

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腹の少女
JackF/gettyimages

「たまひよ」アプリユーザーに「義実家を訪問した時の地味に困った!エピソード」を調査!家族関係に詳しい鳥居りんこさんに聞きました。

義実家の「〇〇で困った!」エピソード

義実家で、あえて言うほどの大きな問題ではないけれど、地味~に困ることありますよね。みんなのエピソードを聞いてみました。

■食べ物の好き嫌い
「子どもは好き嫌いが多いので、出していただいたものの中で、食べられるものがほとんどないこと。私が代わりに食べることになるので、子どもはおなかを空かせるし、私は食べすぎでおなかをこわしてで、ツライ!」(み〜こ)

■おむつの処理
「おむつゴミを捨てるのに少し気を遣います。おむつ用のゴミ箱はないので、臭わない袋を持参します」(つーち)

■子どもの食事づくり
「子どもの食事の準備でキッチンに入ったり、借りたりするのに気を遣います」(ぽん)

■子どもにとって危ない物が身近にあること
「危ない物は、せめて手の届かないところに片づけておいておいて欲しいと思ってしまいます。コインが入っているコップなどがテレビボードに置いてあって、子どもが触るので心配…」(くまくま)

■夕食までにバタバタ帰宅
「夕食(6時頃)までに帰宅しなければいけないこと。せっかくお出かけしても夕方にはバタバタと帰るのが大変です。4~5日連泊することが多いので地味に疲れます」(かいちー)

■お風呂が熱い!
「お風呂の温度設定が熱すぎるけど、ぬるくしてなんて言えない…」(きー)

■授乳するとき
「完母なので、義実家だと授乳に困ります。デリカシーなく突然、部屋に入ってくる人たちなので…」(もち)

■ワンコに申し訳ない!
「義実家の犬が凶暴なため一緒にいることができず、私たちが帰省中は部屋に閉じ込められてしまうので、かわいそう…」(みつき)

■おやつにヒヤヒヤ
「子どもに丸いアメ玉やぶどう、プチトマトをそのまま食べさせようとすることです。まだ4歳と3歳なのでぶどうなどは小さく切って出しているのでヒヤヒヤします」(はる)

ママから見て「リスク」だと感じる「ヒヤリハット」だけは、はっきり伝えることが大事

嫁であり、姑の立場でもある鳥居りんこさんの義実家体験とともに、みなさんの地味に困ったについての解決策をうかがいました。

「『義実家』というのは、お嫁ちゃんから見たらアウェ-環境ですからね、小さなことから大きなことまで気を遣いますよね~。

体験談のきーさんの『お風呂の設定が熱すぎる』で思い出したんですが、私は逆に、『お湯自体がなかった!』事件がありましたね。当時、義実家のお風呂は外にありまして、それだけでも衝撃だったんですが、お湯は電気温水器を使用していたんです。この電気温水器には容量がありまして、湯量に限界があるわけです。つまり、一番、最後に入った私の時にはお湯がなかったという!
今のようにスマホなんてありませんし、母屋から離れたお風呂。真冬の真っ裸。雪がチラつく中、途方に暮れたことがございます(遠い目)。今なら、ギャーギャー叫ぶところですが、当時の私は24歳。思えば、何も言えない可愛いお嫁でした(ホントか!?)。

まあね、『これはいかがなものか?』と思うことは、お互いのために言ったほうがいいとは思うんですが、角が立ちそうだと思うと、中々、言えないですよね。
解決法としては『ダメだ、こりゃ!』くらいの心持ちになって、クヨクヨ考えないってのが有力候補かもしれないです。

でもね、これだけは『お嫁ちゃんたちよ、強くなれ!』と思うことがあります。それはね、我が子の命にかかわると思われることです。おじいちゃん、おばあちゃんが孫に飴玉やぶどうをそのまま食べさせること。1歳未満に蜂蜜もそうですし、幼児の手の届くところに危険なものが置いてある環境も阻止したいですよね。
ママから見て『リスク』だと感じることは、全部『ヒヤリハット(危ないことが起こったが、幸い事故には至らなかった事象)」です。
子どもの怪我や病気はどんなに注意していても、防ぎきれるものではありませんが、リスクは、避けようと思えば回避できる危険です。

おじいちゃん、おばあちゃんたちに悪気などあろうはずもないですが、じじばばが子育てをしていた時代は遥か昔です。子育ての常識も全然、違います。なので、ここはハッキリと夫婦で『危険だ』と伝えて、おじいちゃん、おばあちゃんに、幼子へのリスクを思い出してもらい、さらには、常識をアップデートしてもらえるといいですよね。
大丈夫、彼らも子育ての経験者ですから、子ども夫婦から何やかんや言われても、最終的には分かってくれますって。
と、偉そうに言っているワタクシですが、先日、1歳児を育てる娘から叱られました。
私の飲み終わった飲料のストローを孫が舐めたんですね。『虫歯菌!』との即座のご指導が入ったのは、実娘ならではのこと。現在、0歳児を育てているお嫁ちゃんだったら、言えないかもしれないので、おばあさん(私)は気を付けようと思います。あ~、ワタクシも子育ての常識をアップデートしないといけません(汗)」(鳥居りんこさん)

お風呂の温度やおむつのゴミ問題など、あるある!と思われたママ&パパも多いのではないでしょうか。けれども、なかなか言えないことも多いという現実も…。危険なこと以外は滞在期間だけと、目をつぶるしかないのかも。
(取材・構成/メディア・ビュー 酒井範子)

鳥居りんこさん

PROFILE)
作家、介護・家族アドバイザー。2003年、学研より『偏差値30からの中学受験合格記』でデビュー。実体験に基づいた『中学受験シリーズ』が人気。近著に『増補改訂版 親の介護は知らなきゃバカ見ることだらけ』(双葉社)『女はいつもどっかが痛い がんばらなくてもラクになれる自律神経整えレッスン』(小学館)など。執筆・講演活動などを通じて、子育てや受験、就活、介護に悩む母たちを応援している。

ブログ「湘南オバちゃんクラブ」

※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は2023年10月の情報で、現在と異なる場合があります。

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