「出産後は手抜きに…」「プレゼントをあげているけど、私の誕生日は忘れられている…(悲)」結婚・出産で変わった!?みんなのプレゼント事情
結婚前はイベントを大事にしていたけれど…。結婚後は、誕生日や記念日プレゼント事情はどう変わったのか、「たまひよ」アプリユーザーにアンケート調査しました。2児のパパであり、MBSアナウンサーとして活躍する河田直也さんに、プレゼント事情について聞きました。
結婚前から結婚後では変化する?!パートナーへのプレゼント事情
まずは、みんなのプレゼント事情に迫ってみました。
■実用的なプレゼントに
「あまりにイベントの機会が多いため誕生日以外はプレゼント制度を解消。旅行&高価すぎない実用的なプレゼントを贈るのが、我が家のトレンドです」(ゆなごろう)
■以前より手抜きに…
「産後も変わらずと言いたいけど、子どもがいる分、準備のために時間をかけられないので、買い物は近所もしくは通販に。前よりケーキ・プレゼント・食事の準備が手抜きになってしまっていると思います…」(コツメカワウソ)
■お小遣いプラスチケット
「出産前の誕生日は旅行に行き数万円のプレゼントを用意し…と、豪勢にお祝いしていました。産後は金銭面での不安からお小遣いをプラスしてあげるチケットだけ手作りで用意。子どもの頃に作った肩たたき券を思い出しました…」(空)
■海外の化粧品
「いつまでもステキでいてもらいたいので、海外ブランドの洗顔やシェービングクリーム系を必ず。それにメッセージカードは必須です!」(nene9)
■ケーキも手作り
「少し前からリサーチして欲しいものを聞き出してプレゼント。当日は好きな食べ物を作って、ケーキも作ります」(おかん)
■いつの間にか変なTシャツだけに…
「毎回、メインのプレゼントと共に変なTシャツをあげていたんですが、今はメインをふっ飛ばして変なTシャツだけあげています!一応、着てくれます」(みわ)
■実用的なものに
「昔はお互いにプレゼントをしていましたが、そもそもお互いに物欲があまりなく、無理矢理考えるのもね…ということになり、プレゼントというより実用的なものを買い合うようになりました。例えば、なくなりそうな化粧品といった消耗品です」(おにぎり)
■夫の誕生日は準備万端なのに…
「ケーキを用意して子どもたちにはメッセージカードを作ってもらい、1番近い休日は美味しいものを食べに行きます。なのに夫は私の誕生日を忘れてしまうので複雑です…」(ゆうちゃん)
■感謝の気持ちを込めて
「夫は家事を率先してやってくれたり、私のことを考えて日々サポートしてくれるので、誕生日とクリスマスにはプレゼントや、焼肉をご馳走して日頃の感謝を伝えるようにしています」(れおん)
■現金のときも
「付き合っていた頃は、外食&プレゼント。結婚して子どもができるまでは、赤飯を炊いて鯛を焼いて、ケーキ&ちょっと高い物をプレゼント。子どもができてからは、ケーキと本人希望のプレゼント。でもプレゼントは現金の時もあります」(おりょう)
■3日遅れのおめでとう
「結婚してからの誕生日プレゼントは気まぐれ。あげるとしても5000円以下のものです。誕生日を忘れて3日後におめでとうと言ったこともありました」(わいみ)
■もらったり、もらわなかったり
「欲しいものを聞いてそれをプレゼントしています。夫からは年によってもらったりもらわなかったり…」(たさ)
思ったのと違うプレゼントでも相手の思いを巡らせることで違った見え方をすることも…
プレゼントを準備したりしなかったり、結婚後や出産後でプレゼント事情も変化しているようですね。中には、プレゼントしているのに、自分のときは忘れられている…ということも。
MBSアナウンサー・河田直也さんのプレゼントエピソードを聞きました。
「みなさんの体験談を読んで、プレゼントの正解はさまざま、こんなプレゼントの方法もあるんだととても参考になりました。
私たち夫婦も結婚後、お金はかけなくてもお互いの満足度の高いものを選ぶようにしています。ただ、妻に『欲しいものは?』と尋ねても、『ない』と即答するほど、物欲がないのでプレゼントを選ぶのもひと苦労。妻のためにと思って選んだものの、失敗してしまったことが何度かあります。
その1つは、香水です。私は香水が好きなので、自分の選んだ香水を妻にプレゼントしたことがあります。その時は『ありがとう~!』と喜んでくれた様子だったのですが、結局あまりつけてくれませんでした。よく考えれば、好きじゃない香りを身にまとうのって苦痛ですよね。これは失敗でした(笑)
またある年は、パン好きの妻のためにホームベーカリーをプレゼントしたのですが、これもほとんどパンを焼かなかったんですよね~。この話を女性の友人にしたところ、『おいしいパンが好きなだけで、パンを焼くのが好きとちゃうねん』というお叱りを受け、反省したこともあります(笑)。
最近では、妻の好きな食器や調理家電など実用的なものに落ちついています。買い物に一緒に出かけて選んでいます。
妻に喜ばれたプレゼントは、妻が大好きな玉置浩二さんのライブのチケットです。子どもたちを私の両親に預けて2人で出かけ、楽しいひと時をプレゼントすることができました。
もう1つは、『ゆっくりする時間が欲しい』という妻の要望に答えて、1日1人で出かける時間をつくったことです。朝から妻を送り出し、帰宅するまで家事や子どもたちの相手をしたり、夕食の準備をしたりして帰宅を待ちました。妻は『1人時間を満喫するプレゼント』を思った以上に喜んでくれたようです。妻から『時間』が欲しいと言われた時、実は心の中で『何それ?!』と思っていたんです。けれど、子どもたちも小学生になり、それほど手がかからなくなったとはいえ、妻はいつもずっと一緒ですから、かなりストレスがたまっていたのだと思います。家事や育児から、少し距離をおく時間を持つことは大事なことなんだとあらためて実感しました。
最近の妻からのプレゼントは、手袋やマグカップなど実用的な物が多く重宝しています。
しかし、実は私も妻からのプレゼントで長年使わなかった物があるんです。それはピンク色の丸襟タイプのシャツ。デザインはステキなのですが、なんだか自分の好みではなかったんですよねぇ。それでそのシャツに1度も袖を通すことなくずっとクローゼットの中にしまったままだったことがあります。
ところが、数年経ったある時そのシャツを見てふと『そんなに悪くないかも…』と思い、なんとなくそのシャツを着てみたんです。すると!意外と自分に似合っているじゃないですか!それ以来そのシャツを気に入って頻繁に着るようになったということがありました。自分の好みではないなぁと思っていても、少し寝かせておくと、『実はいいやん!』と考えが変わる時もあるものですね。プレゼントを受け取る側も、選んでくれた相手の気持ちに思いを巡らせると、好みのものでなかったとしても、もらった時とは違う見え方をするのではないかと思います」(河田直也さん)
変化はあっても、相手のことを思いながら準備してプレゼントしている人が多かったですね。プレゼント選びはそのときの状況や好みがあるので大変な一面もありますが嬉しいものですよね。そして、もらったらお返しを忘れずに!
(取材・文/メディア・ビュー 酒井範子)
河田直也さん
PROFILE)
MBSアナウンサー。アナウンサー歴20年以上のベテランアナウンサー。看板番組『よんチャンTV』(月~金15:40-19:00 https://www.mbs.jp/4chantv/)のメインパーソナリティを務めている。11歳と7歳の2児のパパ。趣味は歴史小説、晩酌。
MBS公式YouTubeチャンネル「ウラオモテレビ」
https://www.youtube.com/@mbs_ana
※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は2023年11月の情報で、現在と異なる場合があります。