【成長日記10カ月】大人のまねをするようになりました<高橋莉緒ちゃん第12回>
赤ちゃんの成長や生活の様子を毎月リポートする連載企画「たまひよ成長日記」。
「バンザーイ」と言うと両手をあげたり、両手を合わせて拍手もできるようになった莉緒(りお)ちゃん。ママ・パパのまねが大好きな10カ月の様子を紹介します。
高橋莉緒ちゃん&麻里さん&宙さん
キャンプが好きなママと、フルマラソンに挑戦するほど、走るのが大好きなパパ。近ごろ莉緒ちゃんの動きが活発になったため、家の中の安全対策を今一度見直し、2人で莉緒ちゃんの成長をやさしく見守っています。
伝い歩きで移動するように
伝い歩きができるようになりました。2、3歩ですが、ベビーサークルにつかまりながら私に向かって歩いてきたときは、感激しました。運動量が増えているからか、最近は、朝4時くらいにおなかがすくようで目を覚ますことが。ミルクを飲ませると再び寝つくのですが、もしかして3回目の離乳食の量がたりていないのかな? と気になっています。
また、先日髪を切って帰って来たパパの顔を見た娘が30分にわたって大泣き。どうやらだれだかわからなかったようで、髪形もママ・パパを認識する要素になるのかと驚きました。
自分で食べる意欲がわいてきたのかな?
食べられる食材が増えてきたので、そろそろ好き嫌いが出てくるかな? と心配していたのですが、今のところ、野菜も嫌がることなくパクパク食べてくれます。唯一、めん類だけはあまり好きではないみたい。最近は、自分で食べる意欲が芽生えたのか、私が持っているスプーンに手を伸ばします。
ベビーチェアから身を乗り出すように
ベビーチェアに座っているときはしっかりベルトをしめていますが、気になるものがあると、身を乗り出して手を伸ばすようになりました。この前は、私がキッチンに食事用のエプロンを取りにいっている間に器をひっくり返してしまい。これから手づかみ食べをするようになったらどうなるんだろう…とドキドキでした(笑)
階段にベビーゲートを設置
後追いが激しくなり、最近はベビーサークルの中で遊ばせることが難しい日も。私のあとを追ってベビーサークルの外で伝い歩きをすることも増えたので、事故防止のために階段にベビーゲートを設置しました。
抱っこするとずっしり重さを感じるように
高橋莉緒ちゃんの発育曲線
高橋莉緒ちゃん10カ月 ある1日の様子(&ママ・パパの様子)
[小児科医・若江先生のアドバイス]離乳食の量を増やしてみましょう
おっぱい・ミルクを飲む量よりも、離乳食を食べる量を増やしていきたい時期。明け方に授乳してミルクの量が増えるのは、できれば避けたいところです。離乳食の量を増やし、莉緒ちゃんが食べたいだけ食べさせてみましょう。月齢に合わせた目安の量はあまり気にしないでOK。たっぷり食べたら、明け方に目を覚ましてミルクを欲しがることも減っていくでしょう。
髪形が変わったことで、赤ちゃんが一時的にママ・パパに人見知りする話はよく聞きます。ロングヘアだったママが、バッサリ髪を切ってショートカットにしたら、しばらく泣きやまなかったという赤ちゃんも。それだけ、今までのママ・パパへの愛着が深いということでしょう。
[小児科医・若江先生のQ&A]寒い季節の“お世話・体調管理の気がかり”について教えて!
【Q】おふろ上がりに湯冷めしないためにできることは?
動き回るようになったことで、おふろ上がりの保湿にとても時間がかかります。その間に湯冷めしてしまわないか心配なのですが、何かできることはありますか?
【A】おふろに入る前に部屋を暖かくしておきましょう
おふろから上がってすぐ、温まった体に厚着をさせると、逆に汗をかいて体が冷えることがあります。湯冷めを防ぐには、まず体の水分をよくふき取り、あらかじめエアコンなどで暖かくしておいた部屋で保湿ケアをするといいでしょう。保湿後、パジャマの上にスリーパーなどを着せる場合は、体のほてりが落ち着いてからに。
また、動きが激しくなり、保湿剤を塗るのも難しくなる月齢です。保湿剤は、肌に浸透しやすいローションタイプや、のびがよくスーッとなじむ乳状タイプなど、短時間でさっとぬれるものがおすすめです。
監修/若江恵利子先生(小児科医・医療法人恵徳会 あさかクリニック 理事長)
まとめ/坂井仁美、岩﨑 緑、ひよこクラブ編集部
●掲載している情報は2024年1月現在のものです。