夕食作りの時間はどのくらい？★みんなの時短メニュー【6,186人調査】

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子どもが生まれると何が一番大変って、家事とお世話の両立。
掃除は、できればした方がいいけれど、正直少しくらいおさぼりしても目をつぶれるし、洗濯はパパでも決まった手順を覚えればなんとかクリア。
問題は、お料理。
パパに手伝ってもらいたくても、料理は全くダメな人が多いし、帰宅も遅く実質的にヘルプは無理。
となるとママががんばるしかないけれど、夕方になるとたそがれ泣きでグズグズ、後追いでキッチンに立てなかったりと、なかなか時間をかけて夕飯を作れない……。
みなさんは、夕飯の準備にどれだけ時間をかけていますか？
子育て世代のママに聞いてみました。

2017年2月28日～2017年3月14日、全国のウィメンズパーク会員6,186名に実施した「時間がない！時にあなたが作る「簡単スピードおかず 」を教えて！」というアンケートを元にしています。

平日の夕飯作りにかける時間はどれくらい？

第１位　1時間以内　3,140人（50.8％）
第２位　30分以内　2,069人（33.4％）
第３位　1時間以上　623人（10.1％）

集計によると、「１時間以内」の人がほぼ半数。
次に「30分以内」が約30％。
子どものお世話をしながらとなると、なかなかスムーズに作れず１時間以上かかってしまう人も約10％ほどいました。
中には、「15分以内」というスーパー主婦や、「夕食を作らない！」と惣菜や外食などで潔く割り切る人もいました。

「泣く娘を気にしながら作るので、1時間みっちり台所には立つのは無理！30分が限界です」
火や油を使うキッチンには子どもを入れたくないから、泣いてはあやし、キッチンに戻っては、また泣かれてと、リビングとキッチンを行ったり来たり。
「1歳用に細かくしたり子どもたちと味付けを変えたりしてるから、料理の時間が倍以上かかっちゃう。１時間以内では終わりません」
離乳食時期はさらに大変、大変。

専業主婦のママでも夕食の準備は大変なのに、これが働くママだともっと大変！　
保育園のお迎えから戻ると、息をつく暇もなく夕食準備。１時間以上かけていると、子どものお風呂も就寝時間も遅くなってしまいます。結果、子どもは寝不足で風邪をひきやくすなったり、子どもの就寝時間が遅くなる分、ママも寝不足でダウンなんて悪循環を経験しているママも多いようです。

時間がない！そんなときあなたが作る「簡単スピードおかず 」を教えて！

働くママはもちろん、専業主婦のママだって、夕食の準備で夕方からは時間の余裕なし。
時間がない！　そんなとき助かるのが“簡単スピードおかず”。
ママたちは、どんな時短料理の工夫をしているのかをまとめてみました。

「親子丼、惣菜の天ぷらを乗せて天丼など、丼ものならこれ１品で立派な晩御飯。鍋も器も１個で済んじゃうから洗い物も時短に」
「丼ものの中でも、海鮮丼なら最短です！」
といった、乗せるだけの丼派は多数！

「焼き肉のたれの肉野菜炒め。調味料を合わせる時間が省けます」
「肉、野菜、魚、とにかく焼くだけメニュー」
といった、簡単焼くだけはも多数！　火を通す時間の短い炒め物は圧倒的に食卓に並ぶ率高し！

「具だくさん鍋。おかずと汁物を一度に食べられちゃう」
「具が同じ鍋でも、初日はポン酢、翌日はシチュー味、翌々日はトマト味、その次はカレー味と変化を付ければ問題なし」
といった、切って入れるだけのお手軽鍋派。

「魚の照り焼きや豚肉の味噌漬けは、時間のあるときビニール袋に調味料と具材を入れて冷凍しておきます。食べるときは解凍して焼くだけ」
「野菜は冷凍食品を利用すれば切る手間やゆでる手間が省けます」
「ねぎや油揚げなど味噌汁用の具材を冷凍しておくだけでも気が楽に」
市販の冷凍野菜を上手に使ったり、下ごしらえの冷凍テクを使えばレンジでチンするだけでOKですものね。

ほかにも、短い時間で調理できる圧力鍋や、具材を入れてスイッチを入れるだけの電気鍋やスチーマーなど、便利なキッチン家電を活用しているママも多いですね。

子どもには、手間暇かけたママのおいしい料理を食べさせてあげたいのは山々ですが、夕食準備に時間をかけるより、子どもがママと楽しく一緒に過ごす時間の方が、実は大切なのかもしれません。
もちろん栄養バランスだけは考慮して作らないといけないけれど、丼ものでも焼き魚でもササッと時短メニューを作って、楽しく食卓を囲みたいですよね。
（文・井上裕紀子）