【成長日記10カ月】表情のバリエがさらに増え、つかまり立ちもできるように<山本彩葉ちゃん第10回>
赤ちゃんの成長や生活の様子を毎月リポートする連載企画「たまひよ成長日記」。
笑い声のバリエーションが増え、ほほ笑んだり、大笑いしたり。いろいろな反応が楽しくてママ・パパはたくさん笑わせたくなってしまうそう。そんな10カ月の山本彩葉(いろは)ちゃんの様子を紹介します。
山本彩葉ちゃん&萌さん&周平さん
同じ職場で出会ったママとパパ。結婚3年目で彩葉ちゃんが生まれました。ママは現在育休中。パパは彩葉ちゃんが2カ月のころに、約1カ月間の育休を取得しました。最近は、パパの仕事がお休みの日に、3人でお散歩や買い物に出かけるのが楽しみなのだとか。
つかまり立ちに成功! 片手離しでハラハラ
ソファーなどに手をかけ、自力で立ち上がり、つかまり立ちをするようになりました。片手を離すこともできますが、まだ安定しないためひっくり返らないかハラハラします。はいはいも上達。移動範囲が増えてすぐ目の届かない場所へ進んでしまい、目が離せなくて追いかける時間が増えています。
嫌なことは嫌だと手を動かしてアピールするように。また、ごはんを見ると手をたたいて喜ぶようなしぐさを見せたり、好きな音楽の動画を見せると足でリズムを取ったりすることも。動画を消すと「えっ! なんで消すの!」と言うかのように、振り向いて私の顔を見るなど動きのバリエーションが増えて、意思表示もはっきりしてきました。そんな娘の表情やしぐさを見て、私とパパは思わず笑顔になってしまいます。
靴下脱ぎがマイブーム?
自分で靴下を脱げるようになりました。手先や指先が器用になったのはうれしいけれど、履かせるとすぐにびよ~んと脱いでしまうのは困りものです。
怖いけれど、スリルがまた楽しい~♪
パパのたかいたかいは、視界が変わるのが楽しいようで「キャー! キャー! キャッキャ!」と、大喜び。まるでジェットコースターに乗っているかのようにスリルを楽しんでいます。
外出先でも気軽に飲めるオーガニックスムージー
外出中、市販のベビーフードは冷たいとあまり食べてくれない娘。外出中におなかがすいてしまったとき、何を食べさせるか悩んでいたところ、見つけたのが『Babybio(ベビービオ)』のオーガニックスムージー。気に入った様子で助かっています。
身長・体重ともにゆるやかに増加中
山本彩葉ちゃんの発育曲線
山本彩葉ちゃん10カ月 ある1日の様子(&ママ・パパの様子)
[小児科医・若江先生のアドバイス]片手を離せるようになったら、伝い歩きはもうすぐ
つかまり立ちができるようになり、さらに片手を離すとは、早くも“つかまり立ち上級者”ですね。じきに伝い歩きもできるようになるでしょう。はいはいのスピードも速くなっている様子なので、親子で追いかけっこなどをして遊ぶのも楽しそうです。
表情やジェスチャーで感情表現ができるようになると、言葉がまだ出ていなくても言いたいことがわかるように。笑顔だけでなく怒っているような表情さえもかわいくて笑ってしまいますね。これから始まるであろうまねっこもきっと上手でしょう。
[小児科医・若江先生のQ&A]赤ちゃんの“お世話・生活習慣いつからいつまで?”について教えて!
【Q】おしゃぶりの卒業時期の目安は?
寝つきが悪いときにおしゃぶりを使うことがあります。おしゃぶりをするとすぐに寝るので、寝つくまで使っているのですが、何才ごろまで使い続けていいのでしょうか? 長く使用しているときのデメリットや、卒業するコツを教えてください。
【A】言葉が出始める1才過ぎには使用時間を減らし、2才半までには卒業を
おしゃぶりのメリットは入眠をスムーズにすること。まだ0才代ですし、寝かしつけに使っていてもいいでしょう。
ただし、長時間おしゃぶりをくわえっぱなしにしていると、声を出す機会が減少し、発語が遅れる恐れや、前歯の上下にすきまができて、前歯で食べ物をかみとることができなくなる恐れがあります。また、泣きやませる手段として親が安易に使用することで、親子の言葉かけ・あやし・触れ合いが減少しがちになるなどのデメリットがあります。
言葉が出始める1才ごろには常時使用をやめ、遅くとも2才半までには卒業させましょう。やめさせたいときは、まだ言葉が理解できない年齢でも理由をきちんと話して。指しゃぶりと違って、おしゃぶりは手元になければくわえられません。「ばいばいね」と、ゴミ箱にぽいするのもひとつの方法です。
監修/若江恵利子先生(小児科医・医療法人恵徳会 あさかクリニック 理事長)
まとめ/井上裕紀子、岩﨑 緑、ひよこクラブ編集部
●掲載している情報は2024年2月現在のものです。