「その時に出会いたかった~」と、山ちゃんも共感。ドライブでの子守りを支援するロボット「イルヨ」お披露目会で、パパの顔が全開に!
運転中の子守り支援ロボット「INTELLIGENT PUPPET イルヨ」のコンセプトモデル発表会に、宣伝部長を務める南海キャンディーズの山里亮太さんが登場しました。イルヨのデモンストレーションでは興味津々。さらに「久しぶりに新しい友達ができて話し込んじゃいました」という、ほっこりハプニングも勃発です。
ずんぐりむっくりで愛嬌たっぷりの「イルヨ」とは
1月31日、日産自動車と赤ちゃん本舗が協業開発した、運転中の子守り支援ロボット「INTELLIGENT PUPPET イルヨ」のコンセプトモデル発表会が開催されました。
現在、赤ちゃんが車に乗る際は、チャイルドシートは “後部座席で後ろ向き” に設置するよう義務付けられています。つまり赤ちゃんと二人きりで乗車する際は、ママ(パパ)と赤ちゃんは背中合わせ。お互いに顔が見えません。
そんなお悩みを解決するべく開発が進んでいるのが、運転中の子守り支援ロボット「INTELLIGENT PUPPET イルヨ」です。
ずんぐりむっくりな愛らしい「イルヨ」は、後部座席のチャイルドシートに乗る赤ちゃんと向かい合うように設置。さらにひと回り小さい「ベビー イルヨ」はドライバーであるママパパの横にあるドリンクホルダーにセットします。
ママパパがベビー イルヨに特定の言葉を投げかけると後部座席のイルヨが動いて、手を振ったり、いないいない、ばぁをしたり、赤ちゃんをあやしてくれるのです。また赤ちゃんが眠るとイルヨが目の開閉を検知し、ベビー イルヨも目も閉じて、赤ちゃんが寝たことを知らせてくれます。
※イルヨの愛らしい動きは「INTELLIGENT PUPPET イルヨ」紹介ムービーでご確認ください。
イルヨのかわいい動きに「技術の進化がすごいですね!」と山ちゃん
実際に日産「ルークス」に乗り込んでのデモンストレーションでは、山ちゃんの言葉に「イルヨ」が反応して作動。『どんぐりころころ』を歌いだすと、リズムに合わせて動きだすイルヨを見て「かわいい。技術の進化がすごいですね! 」と、感動しきりでした。
その後のトークセッションでは、イルヨの開発に協力した6組の親子が登場。山ちゃんはインタビュアーとしてパパやママのドライブでのお悩みなどを聞いていたのですが、その周りを自由に動き回る赤ちゃんたち。そのうちひとりの赤ちゃんは山ちゃんの膝に抱っこされ、山ちゃんに赤ちゃん語で一生懸命話かけるシーンも。インタビューそっちのけで赤ちゃんのお相手をする山ちゃんは、「久しぶりに新しい友達が出きて話し込んじゃいました」と、終始会場内はなごやかな雰囲気でした。
イベント終了間際には「泣かないで、みんながんばったね!」と、赤ちゃんたちを褒めたたえ、父親の顔が全開となる発表会でした。
ちなみに今後ほしいロボットについては、「たまごボーロなど定期的におやつを出してくれる『おかしあげとくよ』みたいな。あとはご飯の時に『こぼしたやつを適度に吸うよ』もほしいです。気がついたら下にポロポロ落ちていますよね」と語り、「わかるわ~」というママパパの声が聞こえてきそうでした。
運転中の子守り支援ロボット「INTELLIGENT PUPPET イルヨ」って?
赤ちゃん本舗と日産自動車が共同で行ったアンケート調査によると「ドライバーと赤ちゃんのみ」というドライブを週に1~2日以上経験している人は6割以上に。そして8割以上が「赤ちゃんが泣いたときにあやせない」と、お悩みをもっていました。
親子が安心してドライブできる車内環境づくりを目指して、日産のセンシング技術から各種機能を搭載する「イルヨ」の開発に着手したのです。
①「いるよ~」「いないいない、ばぁ」「こっちだよ~」「お歌を歌うよ~」の4つのウェイクワードをベビー イルヨが音声認識。それぞれのウェイクワードに合わせてイルヨが作動して赤ちゃんをあやします。
②イルヨが赤ちゃんの表情の変化をカメラで検知。赤ちゃんの目の開閉を感知することでベビー イルヨも目を開閉。運転席の親に赤ちゃんが寝ているか起きているかを知らせます。
北里大学医療衛生学部の准教授・川守田拓志先生による、開発段階での親子11組の実証実験では9割の赤ちゃんがイルヨを注視。その中には身体を起こして手を伸ばしたり、動作に合わせて腕を動かすなどの反応を見せる赤ちゃんも。チャイルドシートという環境下でありながらも、イルヨが作動することで半数以上の赤ちゃんの感情がポジティブな方向に向かうことが表情分析によりわかりました。
「INTELLIGENT PUPPET イルヨ」の販売は未定ですが、動向が今後も楽しみですね。
提供/日産自動車、赤ちゃん本舗