人気料理家・ぐっち夫婦の‟初めて離乳食”を直撃! 食のプロの離乳食おすすめアイテムは…
料理家のぐっち夫婦が、生後6カ月になる息子さんの離乳食をスタートさせました。共働きで食のプロであるふたりは何を準備し、どんなふうに協力しながら離乳食を進めているのでしょうか? 初めての離乳食は、だれもが不安になったり、なかなか思うようにはいかないもの…。ぐっち夫婦に、工夫していることや、離乳食におすすめのアイテムなどを教えてもらいました。
離乳食は「準備する」「食べさせる」で役割分担
――離乳食のスタートは、育児の大きな節目。おふたりは赤ちゃんの離乳食を始める前に、どんな準備をしましたか?
SHINOさん(以下敬称略) 食事に興味を持ってもらうため、私たちの食べているところを見せたり、離乳食用のスプーンを持たせたりしていました。
息子はスプーンを歯がためのように口に運んで、なめていましたね。そのおかげか、スプーンに抵抗感はなく、最初のひと口はスムーズでした。
Tatsuyaさん(以下敬称略) 夫婦の間では、一方に負担が偏らないように協力し合うことにしました。その結果、自然と妻が離乳食の準備をして、僕が食べさせる…という流れが多くなりました。もちろん、逆の日もあります。
食後は、授乳はママにバトンタッチして、その間に僕が後片づけ…というパターンが多いです。
離乳食のフリージングストック作りは、大人用の料理の“ついで”に、まとめて調理がおすすめ!
――離乳食を始める前とあとで、生活に変化はありましたか?
Tatsuya 今は離乳初期で、離乳食の回数は1日1回。食べる量はトータルで大さじ2くらいだけど、それなりに時間はかかります。なので、離乳食タイムのある午前中は少し忙しくなりましたね。
※取材当時、赤ちゃんは保育園入園前
SHINO 息子のご機嫌なタイミングで食べさせたいから、自分たちの朝食はトーストなど、簡単なものでパッと済ませるようになりました。
それから、離乳食は下ごしらえなどの準備がちょっと大変なので、まとめて作って、フリージングしています。
Tatsuya ただ、まとめて作ってフリージングするためにわざわざ時間を取ってキッチンに立つのって、結構ハードルが高い。なので基本は“ついで”調理です。後片づけの最中やほかの料理を作っている延長で野菜をゆでたりすりつぶしたりすれば、負担も少なく感じます。
SHINO 量はだいたい1週間分くらい。冷凍庫に長く入れておくと、食品が乾燥してしまうこともあるので、たくさん作り過ぎないようにしています。
離乳食タイムが楽しくなるおすすめグッズ
最後に、ぐっち夫婦が実際に使っているおすすめの離乳食グッズを教えてもらいました。
スケーターの離乳食小鉢
SHINO「小鉢の底面に突起があって、すりつぶしながら食べさせられて便利! かわいいデザインでテンションも上がります」
茶碗用のシリコンラップ
SHINO「茶碗用のシリコンラップはベビー用のすり鉢にちょうどいいサイズ! 電子レンジでの温めに欠かせません。100円ショップで買ったものを愛用しています」
製菓用こし器
SHINO「こし器は製菓用が使いやすいです。離乳食には大きいですが、力を入れてこせます」
お話/ぐっち夫婦さん 撮影/アベユキヘ 取材・文/中澤夕美恵、ひよこクラブ編集部
離乳食について、おふたりのモットーは「無理なく続ける」。料理家が作る、おいしいに違いない離乳食にもかかわらず、息子さんに食べてもらえないこともあるそうです! 毎日のことだからこそ、マイペースに楽しんでいきたいと話してくれました。
『中期のひよこクラブ』2024年春号には、「ぐっち夫婦を直撃!離乳食タイムってどんな感じ?」特集があります。ぐっち夫婦が息子さんの離乳食のために準備したこと、離乳食を始めてからの夫婦の役割分担、息子さんの離乳食初めてのひと口から離乳初期の様子、便利な離乳食の調理器具や、おいしいおかゆの作り方などを掲載しています。 ぜひチェックして、初めての離乳食の参考にしてくださいね!
参考/『中期のひよこクラブ』2024年春号「ぐっち夫婦を直撃!離乳食タイムってどんな感じ?」特集
『中期のひよこクラブ』最新号はこちら!
●この記事は個人の体験を取材し、編集したものです。
●記事の内容は2024年2月当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
PROFILE
料理家。夫Tatsuyaと妻SHINO。忙しい毎日でも気軽に作れて、栄養バランスにも気をつかったレシピが人気で、SNSフォロワー数は100万人以上。
Tatsuya (夫) 料理家。飲食店で独学で料理を学ぶ。料理家活動のほか、企業のマーケティングや新規事業立ち上げ等にも携わる。
SHINO (妻) 料理家、栄養士、フードスタイリスト。学生時代に栄養学、マーケティングを中心に学び、多数の食の関連企業に勤務しながら現場経験を経て、独立。企業の商品・メニュー開発業務に携わる。